In the hobby room2023年01月01日 06:00

 ホビィルームの窓から熱心に外を見張る駅長。DIYのベンチが役に立っています。春になったら、塗装をしようかと考えています。
 HOゲージのレイアウト。ターンテーブル周辺。アナログの機関車はほぼなくなり、すべてデジタルになりました。ターンテーブルはデジタルですが、ポイントと信号機はアナログ。古い線路を使っているのでしかたがありません。
 こちらは駅裏のヤード。第2給水塔やクレーンがあります。架線のない非電化の線路も2本。
 このレイアウトは周囲を歩けます。棚には主にGスケールか16mmスケールの機関車(ライブスチーム)たち。

Shining collars and recent crafts2023年01月02日 06:00

 夕食後の庭園散策からリビングに戻ったところ。光る首輪をまだつけています。
 兄貴の方はテーブルの下に。
 最近の工作を少しだけ報告。これは、ドイツのレグナ社の製品で、ナローの機関車ですが、ゲージは30mmです。たぶん、1/20スケールで600mmゲージを縮尺しているのだと思います。これ以外にも5台ほどの機関車と10台以上の貨車を持っているのですが、線路がないので走らせたことがありません。32mmゲージの線路では脱線してしまいます。そこで、32mmに改軌することに。イギリスのお店で、この機関車を32mmに修正し、16mmスケールとして売っているところがあったので、改軌できるんだ、と思いつきました。わりと簡単な改造でした。ついでに、線路集電ではなく、バッテリィで走るように改造しますが、バッテリィを載せると、5台ともに必要なので、貨車にバッテリィを載せて、コードで機関車へ送電する方式を検討中。
 こちらは別件。仕掛け品で手に入れた機関車で、16mmスケールのプリンス(という名前の、フェスティニオグ鉄道の初期の機関車で、有名な同名のサドルタンク機は、初期のサイドタンクを改造したもの)だと思います(尾輪が付属しそうなプロポーションですが、軸配置は0-4-0)。上回りが70%くらいの完成度。下回りは、シャーシと動輪だけ。動力がなにもない状態なので、なんとかギアを組んでモータで走るようにする予定。ロッドもないし、シリンダもないので、先が長いと思われます。

Automotore Badoni 2072023年01月03日 06:10

 極端な凸型の機関車で、バドニ207といいます。バドニは作られたイタリアの工場の名前。ディーゼル機関車です。キャブが前後に短くて、ほぼドアの幅しかありません。連結器の下まで車輪が迫り出すようなデザイン。車輪はかなり小さい。連結したときの長さを少しでも稼ごうという意図でしょうか。この模型は、45mmゲージですが、スケールは不明。1/32だと思いますが、それにしては少し大きい感じがします。
 下面はこんなふう。名前がここにあります。メーカ製でしょうか。下にチェーンが見えていますが、これが伝動で、中央にモータがあります。線路集電なので、走らせたことがありません。バッテリィ式に改造するにも、スペースがありません。
 横からキャブを覗いた写真。運転席が作られています。未塗装ですが、真鍮のままの方が模型として風格があるので、このままにしています。8年くらいまえにオークションで手に入れたものです。
 薪ストーブを焚きました。薪を3本くらい入れて、3時間ほど燃やしただけ。

Narrow locomotives with expanded gauges2023年01月04日 06:00

 書斎の窓から見える風景。朝焼けに照らされてオレンジ色に光る樹。樹が霜で白くなっているためにこうなります。雪山が朝焼けや夕焼けで赤くなるのと同じ。
 レグナの30mmゲージを32mmに改軌している2台め。凸型のディーゼル機関車です。集電のためのスプリング式のシューも撤去して、バッテリィで走らせる仕様に。赤く塗られたシャーシは、プラ製のように見えますが、アルミダイキャスト。
 一昨日に出てきた1台めは改軌と改造終了。後ろの無蓋車もレグナの同じシリーズで、これも改軌。荷物はシートがかかっているふうに見せかけていますが……。
 シートは工作で使っている工業用ティッシュで、中身は、このようにバッテリィと電圧コントローラと逆転スイッチ。既に、外のエンドレスで走行試験を終えています。

Motor drive by reduction gear2023年01月05日 06:20

 こちらはプリンス(1/2参照)のシャーシ。モータで駆動するように工作。モータはマブチ260。これから、サイドロッドを作ろうとしているところ。メインロッドも付け、ピストンもダミィで作るつもり。
 ギアダウンはこのように3段減速。ギアとして使っていないギアが2つあるから紛らわしいのですが、単なる(軸のスライド防止用)スペーサです。
 こちらは、32mmに改軌したレグナの機関車。両方とも前後のライトが点灯します。構造的にLGBに似ています(特にカプラなど)が、大きさは(奥の機関車が)車長10cmもなく、非常に小型です。このシリーズの機関車を全部で6台所有していることが判明。
 3台めは、蒸気機関車の改軌に挑戦。同じレグナのシリーズです。フランスのドュコービルに似ていますが、ドイツ風になっています。これは、動輪はフレームの中にあり、クランクが外に出ていて、ロッド類もあるため、改造はかなり難しく、新たに作らないといけない部品が幾つかありそうです。数日かかる見込み。初めて、ギアケースの中を開けたところ、ウォームで1段減速ではなく、平ギアを介して3段減速。外で走らせたときも、非常にスローでした。

Fun time turning the lathe2023年01月06日 06:20

 今日は久しぶりに旋盤を回しました。作るのは、小さなパーツ。チャックに挟んでいるのは4mm径の真鍮丸棒。手前のドリルは1.6mm径。
 レグナの蒸機の改軌のためのパーツです。動輪の軸を延長して、クランクを取り付けるため。
 こちらが、サイドロッドを取り付けてたところ。この状態で動作はOKでした。
 これはレーザ巻尺。普通の巻尺でもありますが、レーザで離れたところとの距離を測ります。傾き角も測れるため、離れた位置から、樹の高さを(三角関数内蔵で)算出します。

Decauville of very small live steam2023年01月07日 06:00

 こちらは、また別件。非常に小さなドュコービルのライブスチームです。メーカ製なのか、個人の作品なのか不明。素晴らしい出来栄えですが、燃焼系に不安があるので、今まで走らせていませんでした。8年くらいまえに購入したものです。レグナのドュコービル風機関車を改軌していたので、ふと思いついて、こちらの機関車をテストをしてみることにしました。まずは、分解しているところ。
 下回りの走り装置だけでエアテストをしてみました。快調に動きます。ただ、逆転機構はありません。この小ささでは無理でしょう、給油機もないので、どこかからオイルを入れてやる必要があります。
 心配だった燃焼系。バーナのテストをしました。ポットボイラなので、ボイラの下に、このバーナがあります。驚くべきことに、ガスではなくアルコールが燃料。非常に細いチューブでアルコールを送ります。まあまあ安定して燃えることがわかりました。
 アルコールは、後続のナベトロがタンクになっていて、そこから機関車へ極細のチューブで送ります。高低差があるから、バーナからアルコールが溢れてしまい、大惨事になるだろう、と想像して、これまで試しませんでした(おそらく、タンク内の気圧をコントロールするか、それともガスを燃料にした方が良いだろうと考察)。しかし、細いチューブは、アルコールが流れるのに抵抗があり、燃焼分だけ流れるようにコントロールできるのかも、と思って今回テストを行ったのです。結果は、たしかに、慎重に調整すれば、燃料は溢れませんでした。
 もう少しだけ、テストをしてから走行させようと思います。上の写真のとおり、車長は12cmほどしかなく、これほど小さいスケールモデルのライブスチームは、ほかに例がないほどです。おそらく、16mmスケール(19分の1)になるかと。

Three Decauvilles2023年01月08日 06:00

 レグナのシリーズを改軌していますが、3機めのドュコービルが改造終了。この蒸気機関車は、ほかの5機のディーゼルに比べて一回り大きく(長く)なっています。駆動ユニットが同じで、外側にロッドやシリンダを取り付けたから? 煙室の前にシャーシが出すぎているように見えます。
 バッテリィ搭載の貨車を引いて試験運転。問題なく走りました。ポイント通過もOK。ライトも点灯します。
 そのレグナの蒸機が左。中央が燃焼試験などをした小さなライブスチーム。そして、右は、アキュクラフトの7/8インチスケールのドュコービルです。大きさの比較ですが、レグナの機関車は車長がオーバサイズのうえ両側にシリンダが飛び出しているのが、ちょっと不恰好。アキュクラフトの機関車は、普通の16mmスケールの機関車と同じサイズですが、縮尺は違います(7/8インチスケールは16mmスケールの約1.4倍)。実機のドュコービルでも3tonや5tonなど、大きさがいろいろあります。
 アキュクラフトは、ハンスレットの小型機を、最初に7/8インチスケールで作り、最近になって16mmスケールを出しましたが、そちらは少し大きめのハンスレットでした。やはり、このドュコービルやハンスレットの小型機は、一番普及している16mmスケールでは小さくなりすぎて商品化できない、ということでしょう。それに挑んだのが、手前の機関車です。

Mass production2023年01月09日 06:00

 レグナのナロー機関車のシリーズ。右のDLが最小です。中央はオープンキャブ。左は凸型で、やや大型。中央の機関車はまだ改軌していません。
 これが持っている5機すべて。左の2機はさらに大型ですが、内部の構造は同じですし、キャブのデザインも統一されています。一番左の1機は、前ユーザがディテールを付け加えたものだと思います(カプラが違います)。
 残り3機を同時に改造することにしました。それぞれ並べて、部品が混ざらないように。ギアボックスも開けました。右のものだけモータが違い、中央のものだけ車輪を車軸に取り付ける方法が違いました。年代が別なのかも。改軌は簡単に終了しました。このあと、貨車の改軌もまとめて実施する予定。
 今朝は氷点下11℃でした。いよいよ冬本番といったところ。

Prince's side rods2023年01月10日 05:57

 レグナの32mm化が、貨車にも及び、ほぼすべて改軌し終わりました。既に屋外で走行テストは済ませています。手前にある白く見える機関車はプリンスです。
 下回りは組み立てながら塗装し、上回りはサーフェイサを吹いたところ。16mmスケールのフィギュアを乗せてみました。手前に置いてあるのは、シリンダになるアルミ材。丸棒を旋盤で適当に削ったもの。
 動輪は、クォータリングをしてロックタイトで固定。サイドロッドはできているので、次はメインロッド。そのまえにシリンダを取り付けて、クロスヘッドを作る必要があります。
 さきほどのフィギュアを、小さなライブスチームのドュコービルの横に置いてみました。機関車の小ささがわかると思います。このドュコービルの実機(600mmゲージ)は、趣味のレプリカですが新車がいまでも800万円くらいで買えます(イギリスでは)。