直列2気筒エンジンのエアテスト2018年10月01日 08:54

 今年4月に亡くなられた佐藤隆一氏が作製されたエンジンで、欠伸軽便のシェイのスペアエンジンとして用意されていたものを、昨年譲っていただきました。
 昨日アップしたV型エンジンと同じ圧力で回しています。音が静かで、動きは滑らかです。空気の音が聞こえますが、コネクタをビニルテープでつないでいるので、そこから漏れているだけで、エンジンからはまったく漏れません。天才的職人技というものでしょう。

平常運行&バルブ調整2018年10月02日 10:52

 今朝は5℃でした。日差しが暖かいのは助かります。AD67が運行。
 地面は緑なのですが、ほとんど伸びません。朝はそろそろ霜が降りそう。
 最近はずっとこの混合列車(客車と貨車が混じっている)の5両編成です。
 ターンテーブルの辺りの風景。馴染んできましたね。
 そういえば、ネームプレートをまだ作っていませんでした。
 バルブ室の蓋は、タイミング調整のため頻繁に開けることを想定し、バスコークではなく、青いガスケットを挟んでいます。タイミングを少々直しました。
 それから、バルブ室の壁から下へ出ているスライドバルブロッドの穴に、Oリングに加えて、グラファイトヤーンを足して、気密性を高めました。
 蓋をして、またエアテスト。先日動画を撮ったときは、片方がタイミングが合っていませんでした(ピストンのどの位置で蒸気を送るか、というタイミングを、バルブ室のスライドカップの位置で調整します)。

ハイスラのエンジン再搭載2018年10月03日 10:48

 今日も朝から平常運行です。
 ターンテーブルの横のこの場所が、上りの急勾配なので、近々工事をして修正します。
 落葉が目立つようになってきました(写真で綺麗な緑の場合は、掃除のあとです)。
 クレーン付き無蓋車には、ポイントの掃除をする道具が載っています。
 ハイスラは、これから組立て作業に移ります。
 昨夜、エンジンをフレームに入れました。知恵の輪のようで、15分くらいかかりました。
 エンジンはまだ固定していません。これから、各種リンケージをつなぎます。
 風力風向計は、地上から4mくらいのところに設置しました。

灰受けの耐熱塗装2018年10月04日 09:27

 朝から平常運行。全線異状ありません。
 ログハウスの前で。この近辺はバラスト敷きです。
 ヤードと信号機付近。
 ハイスラは組立て中。
 エンジンの右サイド。逆転機からのリンケージと、ドレンコックのリンケージがあります。写真の右端はリュブリケータ(給油機)。
 エンジン左サイド。ブレーキシリンダ。また軸動ポンプがあります。
 灰箱の再塗装。ほとんど剥がれていた前塗装を完全に取り去り、耐熱塗料(半艶黒)を吹き付けました。自動車のマフラ用のスプレィです。

エンジンと台車のトランスミッション動画2018年10月04日 13:44

 ハイスラのエンジンをフレームに固定し、台車を2つ取り付け、また、フィードポンプと給油機をエキセンで駆動するようにセットしました。
 このまえと同じタミヤのスプレィ用コンプレッサで動かしてみました。いろいろ抵抗が増えて、少しゆっくりになります。ハイスラの駆動系がよく見えるので、伝動がわかりやすいかと。

ハイスラ組立て作業2018年10月05日 09:30

 昨日動画をアップしましたので、一部の報告が前後します。まず、エンジンのシャフトにあるエキセンに、フィードポンプとリュブリケータのロッドをつなぎました。動画では、これらが動く様が撮れています。
 シャーシを横倒しにして、前後の台車を填めます。エンジンとは、プロペラシャフトでつながりますが、四角断面のスロットに差し入れるだけです。台車自体は、2cmほどの割りピンで留っています。普段は自重がかかっているから、割りピンに力はかかりませんが、持ち上げるときは、台車の重さ(10kgくらい)がかかります。
 これは前の台車。まだブレーキのリンケージをしていません。ブレーキはもちろん全輪に均等にかかります。組み立てるまえに、台車のギアボックス(ベベルギア2枚)にグリスを足しておきました。ギアボックスは前軸にあります。
 こちらは後ろの台車。右に半分写っているのは耐熱塗装をしたばかりの灰受けです。灰受けの凹部をプロペラシャフトが通り、後軸のギアボックスに連結します。こちらも、ブレーキはリンケージまえ。
 この状態で、2つのシリンダにエアを送って動画を撮影しました。YouTubeは、アップすると暗くなりますね。以前はYouTubeに動画エディタがあって調整ができましたが、現在これが使えなくなっています。あしからず。
 両シリンダに、排気(エグゾースト)パイプを取り付けました。(写真右下にある)煙室台につながり、排気が煙突から吹き出るようになります。
 ボイラを載せました。この状態は、本当に置いてあるだけで、固定されていません。ボイラの固定は、主に前の煙室側からになります。後ろはフリーです(2、3本の配管があるだけ)。
 煙室の取付けは、ボルトが20本ほどあるので、厄介です。煙室がないと、ボイラが短く見えます。
 さて、逆転レバーの不具合が最後の試運転のときにありました。これは、レバーの取手が折れたことが原因でした。下の写真は、取手がない逆転機。キャブを外していたので、サイドの床も外して、これを取り外すことができました。
 下の写真が、取手を銀ローづけで修理したあと。取手はねじ込む形で取り付けてありましたが、そのネジ(2.5mmくらい)が穴の中で折れていました。しかたがないので、直にローづけしました。力がかかる場所なので、ハンダづけではもちません。
 組み立てて元どおりになりました。小さいレバーを握ると、ラッチ(Latch)が引き上げられ、レバーが動かせるようになる仕組みです。試運転のときは、取手が曲ってしまい、この小さいレバーと引っついてしまっため、ラッチが引き上げられなくなり、逆転機が動かせなかったのです。

煙室&ボイラ固定2018年10月06日 11:33

 AD67で平常運行です。落葉が増えてきました。
 写真ではよくわかりませんが、樹の葉はだいぶ色づき、黄色っぽくなっています。
 ハイスラは、煙室を取り付けました。機関車を高く持ち上げた状態にしているのは、下から入るネジがあるためです(ドライバなどのスペースが必要)。
 下から撮影した写真。左は灰受け。右が後部の動輪。プロペラシャフトとブレーキロッド。ボイラの排水弁とパイプなどが見えます。
 沢山のボルトがありますが、1本を締めるとほかのものが入らなくなるので、全部を少しずつ締めていきます。
 ボイラの背後(バックプレート)。左下が排水口で、これからネジを入れるところ。中央上は、投炭口(扉は両開きです)。
 ボイラが固定されたので、配管をつなぎます。これも、スパナが入るスペースが必要。
 エンジンへの逆転機のリンケージがよくわかるショット。
 修理をした逆転レバーは、ここです。その下にあるのが、排水口。
 ボイラの排水口のボルトは、4枚上の写真の左下に写っている床の切欠きから差し入れますが、スパナが入らず、回すのが大変でした。床をもっと切れば簡単になりそう。
 

平常運行&キャブ取付け2018年10月07日 08:03

 AD67が朝から運行しました。今日は午後からゲストがいらっしゃいます。
 そのため、いつもより入念に線路をチェックしました。小枝が沢山落ちています。
 何度か走っているうちに除去されますが、1回で綺麗にしようと思うと、気づいたときに手で拾うしかありません。
 空気は乾燥しているので、落葉はすぐに小さく丸まります。
 地面には樹の実が沢山落ちています。
 トンネルの中は点灯が基本。出口ではホーンを鳴らします。
 ハイスラは、キャブを取付けました。残りはランボード。
 ランボードも取り付け、床に降ろしたところ。工具も片づきました。

16mmスケール2機2018年10月08日 11:54

 日当りの良い場所から葉の色が変わります。既に1割は散っていると思います。
 ハイスラは、エアテストで最終確認。タイミングがやや狂っているようです。キャブを再び取り外して、整備中。
 原因は、リバースレバーの長さだとわかり、取り外して加工することになりました。このほか、ブロアの途中にエアを入れられるようにして、スチームアップを早めようと考えています。
 今はなきArchangelのMarmadukeを中古で入手。典型的なエイチャンゲルの機関車。
 16mmスケール、32mmゲージ、アルコール焚きです。
 エンジンは単気筒。外側にあるのはダミィです。アルコールバーナでポットボイラを熱します。バックは、スリップエキセントリックで。
 圧力計と給油機がキャブ内に。レギュレータのレバーはリアの外についています。
 こちらは、スクラッチビルトの電動機関車。好ましいデザインです。
 内部もそれらしく作ってあります。
 16mmスケール、32mmゲージ。バッテリィ駆動。

ハイスラのスチームアップ2018年10月09日 12:24

 エンジンのシーリングを終えて初めてのスチームアップを行いました。
 午前中に時間が取れたからで、蒸気漏れの確認をすることが目的です。
 ブロアの延長煙突の内側を掃除したら、少し効率が上がったような気がします。
 石炭もいろいろ混ぜて使っているので、何が良いのかわかりませんが、今日は短時間でスチームアップしました。
 よく燃えています。目立った蒸気漏れはありません。汽笛弁が少し閉まりが弱いかも。
 延長煙突を外して、自力ブロアに切り換えました。
 少し前進してみましたが、まえよりはずっと良いフィーリングです。バックは、なにか引っかかる感じがして、これはエンジンのエアテストのときからそうでした。安全弁が片方早く吹きすぎるのですが、硬くて調節ができません。
 ドレンコックは、だいぶましになりましたが、まだ漏れます。完璧とはいえませんが、おおむね良い結果でした。