エンジンを降ろすための準備2018年09月21日 10:41

 ヤードで落葉掃除を軽くしたあと。まだまだ緑が綺麗です。
 午前中はレールバスでパトロールしました。寒いから1周だけ。
 ボイラと台車が外れて、軽くなったハイスラのフレームは、横倒しにしました。もう主な重量物はエンジンのみで、20kg程度だと思います。エンジンは、フレームの中に収まっていて、フレームを解体せずに取り出せるかどうか。頭の中で知恵の輪を動かすように考えました。いけそうだ、と判断。
 V型の両シリンダが、フレーム間から両サイドに突き出ているので、このままではエンジンが取り出せるようには見えません。まずは、エンジンへのリンケージを外します。逆転機とドレンコックなどです。左に白かグレィに見えているのが、灰箱ですが、これを取り除き、エンジン下部を後方へ持ち上げ(エンジンを前に倒すように回転させ)れば、抜けそうです。
 エキセンとつながっている、フィードポンプと給油機もロッドを取り外します。外したときには、ネジを整理し、場所と本数をメモして、付箋を貼って整理しておきます。
 今回の作業の目的は、シリンダのシーリングを行うこと。そのためには、このクランクのコンロッドを外す必要があります。エンジンをフレームから降ろしたあとが、分解の本番です。
 灰箱は、うちへ来た当初は黒かったのですが、高熱のためペイントが剥がれ落ちました。耐熱塗料でなかったようです。グレィは、サーフェイサでしょうか。取り外して、ここは再塗装します。4本のボルトでフレームに固定されているだけです。上に抜けそう。
 灰箱のさらに後ろ。リアの水槽の下部です。台車があるときは、ほとんど見えない部分です。水管の取出し口などがあります。こうして写真を撮っておくと、のちのち部品の位置関係など、細かい点のチェックに役立ちます。

コメント

_ sarasara ― 2018年09月21日 13:35

ハイスラが早く治ると良いですね。

_ ネム ― 2018年09月21日 17:44

どんなに付箋紙を貼っても、写真を撮っても
部品がたくさんあって複雑そうですねー。
また無事に組み立て上がるまで、ドキドキです。

_ をかへま ― 2018年09月21日 18:07

後で組み立てる時に参照する記録用に撮っておられたのだと聞いて
合点がいきました。
付箋も書かれるのでしたら、そこまでお手手も汚れず(或いは拭いたタイミングで)
デジカメを触っておられるのかなとこの点でも合理を感じました。

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