夜の整備工場 ― 2018年09月05日 16:40
軸動ポンプの配管で水漏れがあるので、下部のパイプを外そうとしているところ。これくらい持ち上げると、だいぶ下が覗けます。
後ろの台車の方が首振り角度が小さいのですが、それは水タンクからのパイプとぶつかるからです。このパイプを作り直せば、さらに小回りが利く機関車になります。いずれ改良しましょう。現在、半径4mはOKですが、3mは不安があります。
軸動ポンプのリターンバルブですが、片方のパイプユニオンが外れていました。銀ロウづけの不良です。これは、ガスバーナでつけ直しました。
水面計の取付け部からも水が漏れるので、取り外したところ。左は圧力計。
面出しをして、バスコークを塗って締め直します。
現在、片方のエンジンヘッドから圧力が漏れるため、シリンダの上部だけ外してみたところ、パッキングが完全に劣化して、割れていました。ここをバスコークで応急措置したら、状況が改善しました。ということは、シリンダの反対側もそうだし、もう片方のシリンダも同じですから、あと3箇所全部をやり直したくなりました。ただ、そのためには、機関車からエンジンを降ろさないといけませんし、エンジンを降ろすためには、ボイラを外さないと駄目かも。現在、設計図などを見て、考えている途中。ボイラまで外すと、1週間くらいかかって、簡単には復帰できないことになりそうですが、シリーリングはすべてやり直した方が安心は安心です。
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