Maintaining Forte's boiler2023年12月30日 06:00

 先日久しぶりに運転をしたフォルテのボイラ周辺のメンテナンスを実施。こういう場合も、ボイラだけ簡単に取り外して、暖かい工作室まで持ってくることができるので大変便利な機関車です。下回りでは、給油の経路やシリンダ周辺(特にドレンコック)の確認が作業として残っていますが、そちらは、快調な走りっぷりからして大きな問題はなさそう。
 よく不具合があるのは水面計ですが、今のところ大丈夫。ボイラを傾けて、水位が敏感に動くのを確認します。左のバルブはレギュレータで、シリンダへ蒸気を送る大事な部分。漏れやすい部分ですが、今は問題ありません。
 ボイラから水を抜くコックですが、OSの方が「腐食がよく出る部分なので」と新パーツをサービスで送ってくれました(ビニル袋の中)。しかし、調べたところ、問題ないので交換しませんでした。欠伸軽便では、蒸留水をわざわざ専用の装置を使って作り、蒸気機関車の運転時に使用しています。ライブスチームを走らせたあと、ボイラの水は抜きません。そのまま10年間放置しても、問題が生じた例はありません。いわゆる異金属が接触する箇所の電食などが問題になっていますが、内部の水の有無よりも、使用した水に含まれる不純物の存在に原因があるように考えます(ということは、OSの方に伝えましたが、それでもパーツを送ってくれました)。
 フォルテのメンテナンスが終わったので、工作台ではシェイの工作を始めました。現在は床板を真鍮板から切り出して取り付けようとしているところです。

Live air locomotive2023年12月30日 12:18