電動とゼンマイ2018年12月31日 12:02

 奥から1番のメルクリン(ゼンマイ)、ハンスレット(電動)、ビング(ゼンマイ)です。メルクリンもビングもドイツのおもちゃメーカ。ただし機関車はイギリス型で、イギリス向けに作られたものです。ハンスレットは、イギリスの実機の機関車メーカ。
 まず、ハンスレットですが、これはおそらくスクラッチビルドで、非常に精巧に作られています。充電してモータで走ります。どこにスイッチがあるのか15分くらい探しました。16mmスケールで32mmゲージ。
 そのハンスレットのキャビン。余裕があるので、太った人を2人乗せることができました。
 後続の無蓋車には、兵隊と警察官でしょうか。
 その後ろの無蓋車にも兵隊。ほかは、弾薬や砲弾が載っています。日本ではまず考えられませんが、イギリスでは戦争仕様の機関車やフィギュアがわりと人気で、沢山製品になっています。
 ゼンマイの2機。右がOゲージのビング、左が1番ゲージのメルクリン。ネジをいっぱいに巻くと、Oゲージの方が長距離走ります。平均的に、その傾向があるのは、やはり軽量だからでしょうか。
 これがメルクリン。メインロッドしかなく、しかも駆動輪は前輪です。テンダは、塗装にヒビが入っています。
 ビングの方は、ボディがそもそも違うものに変っているかもしれません。下回りと合わないので、融通した跡があります。こちらは、サイドロッドもあります。
 これらゼンマイ機関車は、80〜100年くらいまえのものですが、大量に出回っているため、まったく珍しくなく、今でも中古で1〜10万円くらいで常時購入ができます。当時はもちろんもっと安かったはずです。