石炭焚きシェイ22011年02月23日 20:11

 このシェイは、入手時には既に錆だらけでした。塗装のウェザリングが4割、残り6割は煤と油による本物の汚れです。やろうと思ってもなかなかできないレベルに達しているのでは。
 ボイラのサイドには道具箱があって、中にスパナなどの道具が入っています。あちらこちらに拘りが感じられるセンスの良い作りです。
 ボイラやエンジンなど錆びては困る部分は銅や真鍮ですが、それ以外は鉄を使っていて、錆びることを計算したかのようです。道具箱の前に油差しがのっています(下の写真)。 
 後部のタンクは2/3が水、残りの1/3にラジコンの受信機とバッテリィ。サーボはキャブの床下にあってレギュレータとリバースを動かします。エンジンはシリンダが小さく、力は出ませんが、見た目のプロポーション重視なのでしょう。
 石炭焚きの機関車は、走らせたあとの掃除が大変です。下の写真は、火室の火格子を外したところ。ブロアを止めて火を途中で落としたので、まだ未燃焼の石炭が残っていました。このほかに、前部の煙室扉を開けて掃除をする必要があります。手が真っ黒になります。機関車もますます黒光りします。
 ボイラが冷えてから、給水系の2つのチェックバルブの掃除もしました。エアでボイラに圧をかけて、水が逆流しないことを確かめました。ついでにエンジンも回して整備しました。次は大丈夫でしょう。

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