シェイ2台2011年03月06日 16:10

 2/18〜2/20で書いたシェイですが、古い雑誌を見ていてメーカ名を思い出しました。Steamlinesです。Aileenも同じメーカです。シェイは、1991年に発売されたキットのようです。雑誌の広告では、発煙装置を装備していると書いてありますので、オイルセパレータだと思ったのは、発煙用のオイルタンクでした。それから、32mmゲージだと思っていましたが、置いてみたら45mmでした。思い込みが激しいですね。
 エンジンが3気圧くらいないと回らないので、無理だと思いましたが、ボイラのテストにもなるのでスチームアップしてみました。1.5気圧くらいまでは上がりますが、方々から蒸気が漏れて、これが限界です。つまり自力では動きません。エンジンをさらに整備する以外にないでしょう(2気圧程度で回ることを目安に)。
 下の写真は、アキュクラフトのシェイです。棚から落ちて歪んでいる方です。ボイラのオーバフローを防ぐ配管を取り付けました。これをボイラへ付けるときにプラグが折れたので、しばらく放ってあったのです。今日そのパーツを作ったわけです。自作パーツの具合を見るためにスチームアップしました。漏れはなく完璧でした。ネジはM5だったようです。
 下の写真がその配管。このバルブを開けて給水すれば、水がいっぱいになると溢れて出てきます。後部の台車に当たらないよう、ハンドルを曲げてあります。
 気温が低いので、ガスを途中で追加しないと、スチームアップまでもっていけません。一度ボイラ暖まれば、あとは大丈夫みたいです。また、キャンプ用のガスボンベの方は、工作室の床に置いてあります。床が一番温かいからです。外に出したままにしておくと、すぐにガスが出にくくなります。

マッキーン2011年03月10日 08:11

 長く探していたスタンダードゲージのマッキーンを入手しました。以前に見たものは青でしたが、今回は実物と同じ赤です。サイズはほぼGスケールですが、スタンダードゲージ(54mm)なので3線式です。比較的新しいモータになっていました。作られたのは最近(といっても30年くらいまえ?)でしょうか。なかなか重厚な走りを見せます。 室内のシートも作られていますし、ヘッドライト以外に車内の照明も点きます(もちろん豆電球)。
 おもちゃとしては充分に長い方ですが、それでも、実車よりはだいぶショーティになっています(たぶん、丸い窓が3つか4つ少ない)。あと、本物は、前部の屋根がもっと低くなり、顔が小さくなっていると思いますし、ヘッドライトは屋根の上ではなく、窓の下の鼻の位置にあります。ぐんと印象が変わりますから、改造しても良いかもしれません。実車は、ディーゼルカーです。ラッセル車ではありません(笑)。

パメラ2011年03月10日 15:32

 RoundhoseのPamelaという名の機関車です。サドルタンクですが、そのタンクとキャブの間に石炭を載せるタイプです。この機関車は、ガスではなくアルコール焚きです。Roudhouseは、1985年頃にガス焚きへ移行します(そのまえはオプションでした)ので、それよりもまえの製品になります。しかも、ボイラは炙り式ですから、炎の排気は煙突に出ません。ボイラの下に水管が3本、アルコールのバーナはパイプ式のものが4つです。


 ゲージは32mmに固定されています。ばらばらにしてスペーサを取り出せば、45mmにもなるようですが、簡単ではありません。キャブ内にはレギュレータしかなく、屋根と後壁が一緒に取り外せますが、操作をするものがないので、外す必要があまりありません。もちろん、炙り式なのでブロアファンも不要です。炎の音がしないので大変静かですが、逆に着火したかどうかがわかりにくいのが欠点。
 気温が低い(1℃)のによく走りました。アルコールタンクは50ccなので、スチームアップに半分取られ、走行は5分くらいでした。バルブギアはなく、スリップエキセン式です。
 RoundhouseのHPで見たところ、1984のDylanが近いのですが、キャブの屋根が違います。Pameraの名は見つかりませんでした。いずれにしも、同社の看板機関車Lady Anneの系列です。

Ogwen2011年03月19日 13:22

 イギリスの工業用小型機関車のスケールモデルだそうです。もともとは、ガス焚きの炙り式で1982年に製品が登場したそうですが、新しいモデルは煙管内バーナ式になりました。もちろん、既に絶版になって入手は困難ですが、偶然(一昨年でしたか)、新古品を入手しました。今回が初走行です。
 大変小さい機関車のため、ガスタンクは機関車内にはなく、タンク車(テンダ)を連結し、チューブでガスを送ります。エンジンはピストンバルブで簡易な設計です。ワルシャートのようなロッド類はダミィで、逆転は吸排気の切換えです。ただ、サーボを積むスペースは用意されています。レギュレータを手動にして、逆転機にサーボを付け、テンダに受信機とバッテリィを載せるデザインです。
 テンダのガスタンクに不具合がありました。ガス注入バルブのスプリングなどを直しました。しかし、すぐにスチームアップまでこぎ着け、さあ走らせようと思ったら、なんと機関車は45mmなのに、テンダが32mmゲージになっていてびっくり。火を消し、テンダの車輪を直して、再挑戦です。とても快調に走りましたが、バーナの音がブザーのように鳴りっぱなしで気になりました。空気口などを調整すれば直るかもしれません。
 塗装がとても綺麗ですし、プロポーションも良い機関車です。5年ほどまえまではショップに在庫があり、新品がだいたい9万円くらいで販売されていました。

トロリィ2011年03月25日 09:33

 路面電車も大好きなジャンルです。久しぶりに走らせた2両を撮影しました。
 黄色い方は木製キットで組んだリスボンの市電。こちらはバッテリィ仕様です。
 もう1両は、三浦車両のレジン製。歪んでいるところが良いです。レール集電なので、線路に電気を流して走らせました。2両とも45mmゲージです。