The new year starts with Shay ― 2024年01月01日 06:00
年末から工作を再開したシェイです。もともと、台車や動力系は1年以上まえに作りました。写真は、シャーシを裏から見たところ。中央のサイド(写真では上)にエンジンがあり、そこから前後の台車へシャフトで伝動します。台車は向きを変えるので、伝動シャフトは、それぞれ2箇所に間接があり、また伸縮する機構を有します。
これがエンジン。比較的小さなエンジンですが、シェイはギアダウンして伝動するため、小さなエンジンで充分なのです。エンジンは2気筒の首振りエンジンのユニット。そこから平ギアで減速してから、前後に伝動。さらに、台車のベベルギアでも減速します。ゆっくり走る機関車になります。
ちなみに、電気機関車に比べて、蒸気機関車は非力で、しかも低速トルクが弱く、ゆっくりと安定して走ることが難しいため、勾配のある路線は勢いをつけて上ることになりがち。低速でも安定して走るものを「スローが利く」と表現したりします。
ボイラは、アキュクラフトのルビィのものを使用。写真手前はガスタンク、その左の筒状のものが置換式給油機。レバーは、レギュレータとガス量の調整用。圧力計を付けたいところですが、現在余剰パーツを捜索中。
ボイラを固定する工作をしているところ。煙突の前に大きなヘッドライトを取り付けました。このパーツはどこのものだったか不明。見た感じはアキュクラフト製です。大小2つのドームは、いずれも安全弁を内蔵。また、ドーム自体が真鍮の塊でウェイトになっています。
追記:蒸気機関車は、煙突から石炭やアルコールが燃えた排煙と、エンジンを動かしたあとの蒸気を噴出します。火を煽るためにも蒸気を勢い良く吹き出す必要があります(ブロアという)。ライブスチームが走る動画では、ときどき煙突ではない場所(ボイラ上のドームなど)から間欠泉のように突然吹き出し、すぐに止まる蒸気が見られますが、これはボイラの圧力が一定以上高くなったときに、圧力を逃すため安全弁が作動しているからです。つまり、火がよく燃えて蒸気圧が充分であることを示しています(エネルギィ的には無駄になりますが)。
16mm scale Shay etal. ― 2024年01月01日 06:30
Test drive of Shay under construction ― 2024年01月02日 06:00
ボイラ、レギュレータ、給油機、エンジンの配管、さらに、ガスタンクとバーナのガスジェットの配管ができたので、ボイラに水を入れ、給油機にオイルを入れて、外で点火。蒸気ができるまで5分ほど待ちます。バーナの燃焼は安定していて上々。ちなみに、煙突の上か、あるいはボイラの前部煙室の扉を開けて着火します。
エンジンからの排気は、まだ煙突までつながっていませんので、エンジンの後ろから吹き出しています。走りは滑らかで、合格でした。台車が左右にぐらつく接合となっているので、車体の揺れが心配でしたけれど、あまり気になりませんでした。
工作室へ戻って、ボイラなどを綺麗に掃除しました。汚れは熱いうちに拭き取ると綺麗になります。特に問題はないようなので、さらに工作を進めます。
今のところこんなふうになりそうだ、というイメージ。部品をただ置いただけで、固定していません。また、塗装もしなければなりません。ヘッドライトを点灯したいと思っています。人形はBussy bodiesのおじさん。ボイラ横の小物は、バックマンのなにかの付属品。煙突はもう少し高くしたいですね。キャブの中に、給油機やガスタンクが入るので、オイルやガスの補給のため、キャブをワンタッチで取り外せるような機構にする必要があり、ひと工夫します。
The test run of Shay under construction ― 2024年01月02日 06:03
Cold new year day ― 2024年01月03日 06:00
日差しがあると明るくて、写真だと暖かく見えますが、晴れている日は気温が低くなります。午前10時頃に撮影しましたが、地面を覆う苔の絨毯は凍っています(ところどころ白く見えます)。駅長は、寒さには強いみたいで、このくらいの方が調子良さそう。
見上げると、樹の枝には朝の霧が凍りついて、白くなっています。霜と同じようなものです。気温が高くなると解けて落ちてきますが、今日は気温が上がらず、このままかもしれません。
低いところの枝も白く凍っています。まるで蜘蛛の巣が張っているようにも見えます。朝頃に風がない日にこうなるようです。
モミの樹を撮影。高いところはまだ霞んでいます。左の奥、遠くの森が白くなっているのが写っています。寒いので活動は工作室で。
45mm gauge Shay with two oscillating engines running in A&B ― 2024年01月03日 06:05
Dried hydrangea flowers also freeze ― 2024年01月04日 06:00
一年で最も寒いのは1月下旬から2月末まで。つまり、今はまだ序の口です。左に風力風向計、右は駅舎、中央奥にはモミの樹(庭園内のどこからでも見えます)。今日も枝は霧氷で白くなりました。
これは、中央花壇の紫陽花。ドライフラワになって凍っています。凍るから春まで保持されるのかもしれません。この写真にもモミの樹が写っていますね。
こちらは、なにかの花の跡。枝は白くなっています。右の切株の上にフィギュアがのっています。フクロウだったかと。左上は、車両限界チェック用のアーケード。
工作室のシェイ。毎日3、4時間は作業をしています。エンジンのない左側はスッキリしていて、なにもない感じになります。台車もインサイドフレームなので、車輪がよく見えます。右が後部で、ここには水タンク。この上に薪か石炭か、あるいは燃料のオイルタンクが来る予定ですが、何にするか決めていません。
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