Finish painting of No.40 locomotive ― 2023年04月01日 06:00
いよいよ本塗装(仕上げ塗装)です。下回りも一緒に、屋外でスプレィ。風がなく、比較的暖かい日なので、午前中に実施。約30分で終了。もう少しすると樹の花粉が飛ぶ季節になるので、少し早めに塗装を実施しました。
この色は、鉄道色で、やや艶消しっぽい感じになるもの。サーフェイサが均質に塗られているので、仕上げはすぐに定着しました。気温は低めですから、垂れないように、少しずつ吹きます。このように高い位置に置いて塗装すると、下からの角度のスプレィができます。
こちらは、櫓とパンタグラフ。針金で吊った状態でスプレィ。これも同じ色です。碍子(適当な形の金属)も塗ってしまいましたが、あとから白く筆塗りする予定。
乾燥後、室内に移動し、櫓を屋根の上に固定しました。1色で塗ると、いかにも工業用機関車といった風情。ボディの内側(室内)は、このあと筆塗りの予定。また、ライトの配線などもこれからです。
Railcar over the tinber trestle ― 2023年04月02日 06:00
Lettering, window frames, headlight wiring ― 2023年04月03日 06:00
レタリングはシールを貼るだけ。記念すべき40号機なので、ナンバを大きくしました。前と後ろにも小さな「40」を貼りました。
窓枠は、ボール紙を切って、仮に内側に貼ってみました。こんな感じになります。くっきりしますね。このあと、透明のアクリル板を貼ることになります。この窓枠はまだ仮のもので、もう少しきちんとした工作で本番に臨みます。
さて、懸案のヘッドライトの配線も済ませました。ハッチを開けたところにメータパネルがありますが、この左上に小さなスイッチを設置。これは、シャーシ側ではなく、上回りのボディに固定されています。前後のヘッドライトを選択して点灯させます。
これが点けたところ。かなり明るいライトで、目の前にあったら眩しくて目を背けるくらい。この電源は、11.3Vのリポで、ボディ側に固定しました(サイドの窓の下)。
Window frame, interior paint and driver's seat ― 2023年04月04日 06:00
窓枠が完成。これは前後面の窓で、実際には引き戸を想定しています(模型では開きません)。このあと、2mm厚くらいのアクリル板を貼る予定。
こちらはサイドの窓。このドアは両側の壁にスライドする引き戸を想定していて、窓は嵌め殺しですから、パッキングっぽく、コーナにRを付けました(上の写真と比較)。枠の幅も、上は2.5mmで、こちらは2mmです。
そのあと、内部の塗装をしました。筆塗りです。手持ちにあったラッカを使用。だいぶ古い塗料ですが、エンジンシンナで薄めて塗りました。古いタイプの塗料は、シンナが強く臭いが強烈なので、工作室の強力換気扇を回しっぱなしの作業。ボディの奥(つまり高い方)は狭いので、筆が入らず、筆先を取り外して塗りました。内部の見えないところまで塗装するのは、耐久性向上のため。
こちらは、運転席です。余ったボール紙で適当に作りました。回転します。この機関車は超小型なので、キャブ内には1人しか入れませんし、立つことも無理でしょう。想定している実機は、運転士が横向きにしか座れなかったはずです(つまり、本当はドアの片側だけ。模型では両側にドアを付けたので、椅子が回るようにしました)。人形を座らせるため、(ずり落ちないように)安全ベルトを付ける予定です。
No.40 locomotive almost completed ― 2023年04月05日 06:00
ボディ内側の塗装作業が終了しました。とにかく、奥が深いボディなので、下から手を入れて塗るか、窓から手を入れて塗るか、どちらにしてもやりにくい形でした。大きい割に狭いということ。
運転席のシートには、安全ベルトを付けました。マジックテープで固定されます。
窓ガラスはアクリル板です。厚さ2mmくらいと書きましたが、1.8mmでした。アクリルという材料は、専用のカッタで溝を彫ったあと、思い切って折り曲げて割ります。
最後は、パンタグラフの碍子を白く塗りました。オレンジ色がアクリル塗料なので、白はエナメル塗料です。この碍子に使ったものは、何のパーツだったか覚えていませんが、ホームセンタで大量に安く売っていたもの(金属製)でした。2つずつ重ねて使いました。40号機は、これでほぼ完成となり、明日にも試験走行できます。ただ、工作室から屋外へ出すためには、ボディやバッテリィを外さないと重すぎて運べません(総重量約55kg)。線路の上で再び組み立てることになります。
Memorable first run ― 2023年04月06日 06:00
工作室の外までシャーシ(30kg)、バッテリィ(約20kg)、ボディ(約5kg)を運び、線路の上で再組立て。この状態で線路にのっているのは初めてです。今日は最高気温が4℃で、風も冷たいので、長くは楽しめません。
それでも、2周(約1km)を走りました。この機関車の走行音はとても静かで滑らかです。また、電圧を下げると、エンジンブレーキがよく効きます。音が静かなのは、モータが1機で、ギアが密閉されたボックス内にあるためでしょう。今までにない運転心地です。レール上の障害物(枯枝など)にもかなり強く、脱線しにくいサスペンションといえます。
後部ボンネットのハッチを開け、メータを見ながら走行します。前にもコネクタがあるので、逆方向へ走るときも便利です。横幅が狭いため、運転中に前方がよく見えます。電子ホーンは、昨夜調整をして、また少し音色を変えました。
寒いので、引き上げたあと。写真のように、ハッチの中に充電ソケットがあるので、ボディを被せたままで2基のバッテリィを充電できます。横にハイスラが見えていますが、大きさの違いが顕著。ちなみに、ハイスラは直線レールだけのポイントの上にいます。このポイントは、15年ほどまえに自作したもの。錆びるので室内で使っています。充分に実用になります。
First operation of Akubi Light Railway No.40 locomotive ― 2023年04月06日 16:24
Lighthouse top and stand light shade ― 2023年04月07日 06:00
機関車が完成したため、工作台が空きました。中央に置かれているのは、スバル氏が粗大ゴミに出そうとしていたスタンドライトの笠です。木製の円筒が3重になっているもの。使えそうなのでもらい受けました。
こちらは、灯台の上の部分。ずっと陸橋の上に置いてありましたが、風で落ちてしまい、破損しました。太陽光発電をし、夜になると光って回転する仕組み。Amazonで1000円ほどで購入したものです。
とりあえず、折れた4本の支持部を爪楊枝を使って復元しました。このあと赤く塗装。
それから、12cm径の塩ビ管を切って、修理したトップを接続。塩ビ管は白く塗装しました。1枚めの写真のライトシェイドは、この灯台の基礎部になりました。中に土を詰めれば、安定するでしょう。白黒の灯台は、以前に修理したものです。
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