Gas mechanical production continues2021年07月02日 05:53

 切ったり穴をあけたりしては、組み立てて確認をします。毎日少しずつ進みます。
 床板に穴をあけ、シャーシにはネジを切り、床板を固定しました。
 だいぶ雰囲気が出てきました。金色の部分が真鍮。光っているのはステンレス。鈍いグレィはアルミ、それ以外のほとんどは鉄です。ステンレスは加工が大変です。磨いた鉄かステンレスかわからないときは、磁石をひっつけて確認(ステンレスはひっつかない)。
 ちなみに、ハンダづけは強度が低く、耐熱が駄目なので、力がかかったり、熱くなる部分には使えません。ハンダづけは、アルミは駄目。強度と耐熱が必要なときは、銀ロウづけか溶接になりますが、溶接は鉄かステンレスだけ。銀ロウづけは母材はそのままで、隙間にロウが溶け込みます。精密な接合に向きます。一方、溶接は母材も溶かします(下手をすると母材に穴があく)。したがって、細かい工作はできません。以上、ハンダづけ、銀ロウづけ、溶接の違い。以前にコメントで質問がありましたので。
 後部の窓を切っているところ。くり抜くときは、最初に小さな穴をあけ、そこに糸鋸の刃を通して切り始めます。周辺から奥へ行くほど懐(ふところ)が大きい糸鋸が必要になります。写真の糸鋸は懐が30cmあります。

コメント

_ ネム ― 2021年07月02日 07:08

素材によっても、ハンダ付けができないことがあるの
ですね。
そういえば、昔のブログに、銀ロウ付の大変さが書かれて
いる記事がありましたね。
薬剤?に、特殊なものを使うのでしたよね。

詳しく教えていただいて、ありがとうございます。

_ わんこのやま ― 2021年07月02日 08:04

懐のいろいろな意味を知りました。へぇ~!こう言うのですね。

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