Engine starting test2024年02月01日 06:00

 2月になりました。1/12スケールの大きい方のTiger戦車のエンジン始動テストを実施しました。水冷なので水をポンプで回しつつ始動。エンジンが比較的新しいので、すぐにかかりました。3分ほど回して、ギアチェンジの具合を確認。ギア部をさらに調整する必要があることがわかりましたが、結果は上々です。
 こちらのDL(OBB 2095)もエンジンの始動テスト。なかなか始動しません。どうもプラグが悪いようです。新しいプラグに交換したところかかりました。ただ、モータとの連結部が緩んだのか、30秒ほどで停止。からからと変な音がします。改めて、回転部を分解してみる必要があります。写真のピンクの道具はエンジンのプラグをヒートするためのソケット。始動時のみ必要で回り始めれば取り外します。のちほど、モータを分解したところ、内部のマグネットがボディから取れてしまい、軸のコイルにひっついていました。からからの原因で致命的。新しいモータと交換するか、それともエポキシでマグネットを接着できるか……。
 こちらが、2つ上の写真の戦車の外観。迷彩塗装です。まだ、大砲の射撃の機構が今ひとつです。ちなみに、かんしゃく玉は入手できました。ただ、上手く使えるかどうかは不明。仮に爆発させたとしても、大砲の重厚な射撃音ではなく、パンという高い音になります。デジタルのサウンドにはかないません。BB弾を発射することもできますが、あとで弾を回収するのが大変なのでやりません。
 このまえ、一番好きな戦車はこれだ、と書いたヤクトパンツァ。砲塔がない、と書いたのは写真のとおりだから。そのかわり、実機は強力な大砲を備えていました(強力だから砲塔を固定したデザインになった)。数年まえに中国製の安価なラジコンを買ってあって、箱に入ったままでした。初めて出してみたところ。まだステッカなどディテールパーツが付いていません。タミヤの製品と機能的にはほぼ同じですが5分の1の値段。やや安っぽい感じはします。でも、塗装をし直すとか、しばらく遊んで汚したらOKでしょう。前に立っている人はブレインズ。メガネをよく落としますが、瞬間接着剤で固定するのが可哀想なので、そのまま。

My messy workbench2024年02月02日 06:00

 工作室の惨状です。ガレージが寒いから、こちらへ持ってきて作業をする、というプロジェクトが幾つも重なりました。座るところはなく、歩くのも大変。いいかげんに片づけたら良さそうなものですが、そんな時間が惜しいほど楽しいわけですね。
 まず、エンジンDL。最近一番時間を使っています。モータも修理(マグネットを接着)し、エンジンも分解しました。燃料タンクも詰まっていたし、マフラも掃除。ようやく今日、エンジンがまともに回ることを確かめました。排気は、合計4つのマフラを通過します。排気中のオイルを除く機構のようですが、もしかしたら製作者は室内で走らせていたのでしょうか。発電した電圧をコントロールして出力する電子回路が生きていて、受信機やサーボにも電気を供給する仕組みであることも判明。したがって、バッテリィはありません。
 こちらは、L型ボイラのワントラック・シェイ。エンジンの調整をして、なんとかエアでゆっくり動くようになりましたが、まだピストンの引き側で弱い。もう少し調整しなければなりません。ちなみに、ガス焚きのボイラはいちおう健全そう。バーナも点火することを確認。これは嬉しい結果。でも、どうも火力が小さくて力がない様子が伺えます。あと、写真の脚のない人は、箱から出した新しい戦車の乗組員で、簡単に塗装をしたところ。
 こちらは、大きい方のTiger戦車の送信機。7chを使う多機能のため、どのスティックが何をするものかが覚えられないので、テープを貼って表示。現在は、走行装置のギアの調整をしているところ。戦車のラジコン操縦は統一されていないようで、プロポのスティックの役目がそれぞれ違います。大きいエンジン戦車、タミヤ、中国製が、走行操作だけでも全然違うのです。

Freelance steam railcar2024年02月02日 09:04

Two SLs, engine DL, and Rommel2024年02月03日 06:00

 エンジンの改良に時間をかけた甲斐があり、なんとか動くようになりました。グラファイトを巻き直し、ピストンロッドを削り、首振りシリンダを抑えるスプリングを変えました。エアテストで、自走することも確認。あとは、ボイラとバーナの不良がなければ、線路の上を走れるかも。ただ、ギア比が高く、非常に低速。一応修理は終わり。あまり期待できない感じ。
 こちらは、1/21に紹介した。駄目っぽいライブスチーム。キャブを外して、エンジンの修理をこれからします。このように2気筒のV型です。ただし、ピストンは片押し(単動)。ボイラはポット式(煙管などがなく、下からボイラを直火で熱する方式)。効率が心配です。エアテストでは、まだ連続的に回りません。シリンダ内、ピストンなどを確認する必要があります。配管を見ると、途中で方針転換してやり直したか、あるいは2人めのオーナが短気な改造をしたか、といった形跡が見られます。
 最も時間をかけたのはこれ。エンジン式DL。ようやくエンジンを始動することに成功。まだ少し不安定で、燃料タンクを新しいものに交換し、もしかしたらキャブレタも新品に交換する必要があるかも。電気関係は完全に修復できました。あとはエンジンによる発電量の問題。
 箱から出してもらった新品のヤクトパンツァ(ロンメル)。ディテールパーツを取り付け、デカールを貼りました。あとは走らせるだけ。大砲や機関銃の射撃音や反動の再現が見事。タミヤになかった機能として、ライトの点灯と、エンジン排気の煙の再現があります(オイルを熱してマフラから出す発煙装置付き)。値段を下げるためか、ものすごく小さいバッテリィしか付属していません。これでは10分ももたないはず。容量の大きいものに交換しましょう。

Normal operation and engine adjustment2024年02月04日 06:00

 気温は日中でも氷点下。しかし、風がない時間に1周だけ運行できました。地面が凍っているのが、走ると音でわかります。
 苔もさすがに黄色くなりました。駅長は相変わらず元気で全裸。
 V型エンジンの機関車ですが、写真のように、クランクの同じ位置にロッドが2つ接続されています。V型ではこれが普通ですが、このピストンは押し引きがある複動ではなく、押すだけの単動なので、これでは、1/4回転で、押、押、〇、〇という偏った力を与えてしまいます。つまり、単動ではV型にする意味がない。作者は理屈を理解していなかったものと思われます。動いたとしても、スローが利きません。ポットボイラも不安(炎でチューブなどを焼く可能性大)なので、走らせるのは、諦めるかも。
 こちらはエンジンDL。工作室の戸口、寒い屋外でエンジンの始動テストを繰り返しています。だいぶエンジンの癖がわかってきました。ニードルを5回転も開かないと安定して回りません。スロットルに問題があるのかも。レールの上ではありませんが、エンジンが回っている間に、コンクリートの上を走りました。写真の手前のボックスは、電流計付きプラグヒータ。古い道具箱から引っ張り出し、修理をして使用。送信機の横にあるバッテリィは、エンジンを始動するときにモータを回す外部電源。あと、どうも燃料タンクがプラスティック劣化していて、崩壊しそうなので、新しいものに交換する予定。エンジンだけは、なんとかこのまま使いたいのですが、最悪の場合はエンジンごと、あるいはキャブレタだけでも交換の必要があります。

Replacing the fuel tank2024年02月05日 06:00

 お昼頃に気温がプラスになり、このときとばかりに運行。風は冷たいのですが、日差しは暖かい。特に異常はありません。
 信号機は稼働させていません。信号機の電源は、母屋の南と北にあるコンセントからで、ソケットをそこに差し入れるには、母屋を一周しないといけない。これが面倒なのです。なにか良い方法はないものか、と考えています。スイッチを1つにできたら良いのですが。
 エンジンDLは、まだエンジンの回転が安定しません。特に、発電を始めて、台車のモータを回そうとすると負荷がかかって止まってしまいます。どうも駆動関係がおかしい。外して分解してみました。1軸だけオイルか接着剤が入って固着している箇所があり、また、通電の金具が割れているところもありました。これらを直したところ、消費電流がぐっと小さくなったことが電流計で判明。ここにも原因がありました。
 もう1つ疑っているのは、燃料タンク。まず、チョークをするボタンが固着して動きません。また、内部に不純物が溜まっているようで、エンジンに悪影響がありそう。プレッシャをかける口のプラスティックも折れかかっていて、クラックから圧が抜けているかも。オークションで検索したら、まったく同じタンクが出ていたので即購入(1000円もしません)。これはタミヤ製のタンクみたいです。さっそく新品と交換しました。