Breaking ice on rails2024年03月18日 06:00

 ゲストハウスの近くを通る線路で、不具合が発生しました。線路上で氷が固まっているのです。暖かくなってくると、このような被害が出始めます。
 屋根の上にのった雪が日射で解け、以前に作った雨樋を流れ、その端から落ちます。もともと、春先に屋根から線路上に落ちる水を防ぐために雨樋を作りました。水が落ちる端は、線路から50cmほど外してあります。写真は、そこにできた氷柱。寒い間は、氷柱はできません。上の写真の手前にある山が、落ちてきた水でできた氷の山で、この山からさらに水が線路の方へ流れ込んだために、線路上に氷ができてしまいました。
 レールが見えなくなっています。機関車が通ったくらいでは割れません。乗り上げてしまい、脱線します。
 ドライバとハンマ(木槌)を持ってきて、氷を割りました。作業としては5分くらい。割りさえすれば、車両は通ることができます。氷の厚さは1cm程度でした。雨樋を少し延長し、水が落ちる場所を変更する必要があります。

Small engine snowplow2024年03月05日 06:00

 早朝の写真。氷点下5℃くらいで比較的暖かい朝です。これからご飯をもらい、散歩に出かける駅長。遠くの音を聞いているようです。
 樹の枝に乗っている雪は、日中の日射で解けて落ちることが多いのですが、風がないと、そのまままた凍ってしまい、白から透明になります。遠くから見た感じは同じですが、近いところで見るとわかります。よほど暖かい日が来ないかぎりなかなか風景は変わりません。
 それでも、地面の雪は薄く(その分、固く)なりました。パウダ状のまま残っているところは、一日中日陰のところだけ。重さに耐えられない小枝が沢山折れて落ちてくるはず。
 線路の除雪をするためのエンジン除雪機を試してみました。雪は薄くなった分、固くなっているため、負荷がかかりますが、まあまあの性能を発揮。車輪はなく、ソリの上にエンジンがのっています。15cmくらいの深さまでならスコップよりも少し楽かも、というくらい。この機械を出して、エンジンを始動して、また仕舞う手間を考えると、微妙なところですが。

My messy workbench2024年02月02日 06:00

 工作室の惨状です。ガレージが寒いから、こちらへ持ってきて作業をする、というプロジェクトが幾つも重なりました。座るところはなく、歩くのも大変。いいかげんに片づけたら良さそうなものですが、そんな時間が惜しいほど楽しいわけですね。
 まず、エンジンDL。最近一番時間を使っています。モータも修理(マグネットを接着)し、エンジンも分解しました。燃料タンクも詰まっていたし、マフラも掃除。ようやく今日、エンジンがまともに回ることを確かめました。排気は、合計4つのマフラを通過します。排気中のオイルを除く機構のようですが、もしかしたら製作者は室内で走らせていたのでしょうか。発電した電圧をコントロールして出力する電子回路が生きていて、受信機やサーボにも電気を供給する仕組みであることも判明。したがって、バッテリィはありません。
 こちらは、L型ボイラのワントラック・シェイ。エンジンの調整をして、なんとかエアでゆっくり動くようになりましたが、まだピストンの引き側で弱い。もう少し調整しなければなりません。ちなみに、ガス焚きのボイラはいちおう健全そう。バーナも点火することを確認。これは嬉しい結果。でも、どうも火力が小さくて力がない様子が伺えます。あと、写真の脚のない人は、箱から出した新しい戦車の乗組員で、簡単に塗装をしたところ。
 こちらは、大きい方のTiger戦車の送信機。7chを使う多機能のため、どのスティックが何をするものかが覚えられないので、テープを貼って表示。現在は、走行装置のギアの調整をしているところ。戦車のラジコン操縦は統一されていないようで、プロポのスティックの役目がそれぞれ違います。大きいエンジン戦車、タミヤ、中国製が、走行操作だけでも全然違うのです。

Surprising causes of trouble in signal systems2023年12月22日 06:00

 日差しがあって、まあまあ暖かい(ただし、気温は3℃)日です。線路を横断してるのは、バキュームのための延長コード。このまま運行すると、切断することになります。
 レールカーが午後から運行。すると、また信号機のトラブルが。正逆方向の信号が両方とも作動してしまいます。それが起こるのは3箇所。
 トレーラの裏に、マグネットを進行方向右側へ寄せた位置に取り付けてあります。このマグネットに反対側のセンサまで反応してしまう症状なので、さらに右へ寄せて、取り付け直してみました。写真に、木ネジが最初にあった穴のあとが見えます。
 ところが、それでも反応してしまいます。しかも、それが起こらない箇所が多数。どうも変だ、と考えたところ、もしや、と思いつきました。トレーラの後ろの貨車(大きな無蓋車)の下に、なんと、マグネットが取り付けられていました。取り付けたこと自体を忘れていたのです。それに加えて、この貨車は、前後逆向きに連結されていました。つまり、左側に寄ったマグネットのせいで、反対方向用のセンサが作動してしまった、というのがトラブルの原因でした。このマグネットは旧型で弱く、反応しないものもあったのです。
 もちろん、この貨車のマグネットを取り外しました。どうして、ここに取り付けたのか、覚えていません。トレーラの代わりに付けたのでしょう。たぶん、数年まえのことかと。貨車が逆向きになっていなければ、問題が生じないので、たまたまこれまで長期間発覚しなかったのですね。おそまつな理由でしたが、これで、すべてのトラブルが解消されました。めでたし。

5inch gauge snowplow2023年11月30日 06:22

Hydrangeas and quarry line repairs2023年11月02日 05:40

 中央花壇の紫陽花に日が当たっています。お昼頃だけ、ここが明るくなります。
 ピンクの色はあまり変わらず。もっと赤くなる年もありますが、今年は薄い感じです。
 こちらはターンテーブル付近の紫陽花。まだほんのりピンクになりそうなくらい。カメラを上に向けて撮影していて、高さは3、4m。
 その奥にある採石場線。timber trestleの修理をしました。インパクトドライバだけを使って5分ほどで完了。このほか、45mmと32mmゲージの運転場の雪除け屋根も修理しました。

Hydrangeas turning pink2023年10月27日 06:00

 完成した信号システムをテストしながらの運行。修理が必要な場合に備えて、道具バッグを乗せています。本日は、8号信号機の羽が上がったまま下がらないトラブルが発生。次の7番信号機から、青に戻す電気信号が行っていないのか、と確かめました。結果は、8番の腕木信号機のサーボからのロッドが引っかかっていただけでした。形を修正して改善しました。
 このほかには、異状はなく、すべて正しく稼働していました。調べたのは「くだり」周りだけです。「のぼり」は見ていません。ラジコンで別の車両を動かす方法でないと、確認は大変です。たぶん、大丈夫だとは思います。冬の氷点下でも稼働するか、も課題といえます。
 紫陽花がピンクになりつつあります。例年よりも遅い感じですが、これから一気に樹の葉も色づき、散ってくることでしょう。
 日当たりが良い場所では、もっと赤くなるようですが、森林の庭園ではピンクが限度かもしれません。