In-line 4-cylinder 4-stroke water-cooled engine2024年03月19日 06:00

 日差しが強い晴天ですが、朝の気温は氷点下9℃。ただ、日中はプラスになりました。風車の前で停車中の40号機の列車。線路の雪のない部分は、少しずつ幅が広くなっています(解けたからではなく、毎日除雪しているため)。幅が狭いと、列車の前方に出ていって写真を撮るときに不便です。
 暖かいように見えますが、風が冷たく、1周乗ったら、もうけっこうと感じます。雪は硬くなり、犬たちは雪の上を走れるようになりました。こうなると、スコップでの除雪作業は限界があり、気温が上がった時間に、少し削る程度。新しい道を作るのは一苦労となります。除雪は早めにしないと駄目なのです。
 これが届きました。Toyanのエンジンで直列4気筒4サイクル水冷エンジン。ドイツのオークションで落札した中古品で輸送費や税金を含めて12万円くらいでした。日本のAmazonで買うと、エンジンだけで、しかもキットで15万円くらいだったかと(さらにプラグヒートとモータドライバ、ラジエータ、スタンド、プラグ、タンクなどが8万円くらい必要なので、中古で半額だったことに)。赤いラッパのような4つは、キャブレタ(空気を吸い込むところ)。
 水冷なので、エンジン内を水を循環させ、そのためのポンプも内臓。下の写真の右にあるのがラジエータ。エンジンの前にあるファンが、エンジンを冷やす方向へ風を送っていて、ラジエータに当たっていないのは少し問題で、もう少し近づければ、吸込みの気流で効果が生じるかも。左のピンクの四角はエギゾースト(排気)。まだ回していません。いろいろ整備してから。

Last flight of Tundra2024年03月17日 06:05

Snow falling from the roof2024年03月16日 06:00

 第2機関庫の屋根から雪が落ちたようです。手前の小屋根が、線路を守るため、その雪を受け止めます。日中の気温が1、2時間プラスになる日が続いたため、雪解けが加速してます。
 こちらが、その小屋根(以前に修理をしましたね)。下を線路が通ります。機関庫の陰になり、日が当たりにくい場所なので、雪が長く残ります。
 工作室前は南垂れなので、どんどん雪が薄くなっていて、最初に雪掻きをしたところは、完全に地面が露わになりました(先日、戦車を走らせた場所)。その近くのターンテーブルは、雪掻きをしていませんが、もうほとんど見えてきました。
 直列2気筒エンジンは、調整がほぼ完了(動画は先日公開)。なかなか良い音がしますが、パワーやトルクがどうなのかは不明。小さいエンジンの場合、多気筒は機械摩擦が大きく不利となり、音以外には良いことはありません。つまり、マニアックなアイテムということ。このメーカの同じ2気筒の水冷と、直列4気筒を発注しましたが、なかなか届きません。

Tank running on snow2024年03月11日 06:00

 線路の除雪は(採石場線以外)終わっています。写真は南垂れのエリアなので、雪が薄くなりましたが、まだ30cmくらいの厚みがあるところも。また、樹の枝からの落下物が多いので、ここ数日は40号機がゆっくりと運行。日差しが強く、屋外活動で日焼けしました。
 1/12スケールのTigarを走らせました。エンジンはすぐにかかり、調子が良いのですが、ベルトを強くしたのに、まだ張りが弱いのかスリップしているようです。いくらか改善したものの、旋回が素早くできません。もう少しベルトを短くするか、それともほかに原因があるのか、検討します。
 雪は固く締まっていて、15kgくらいの戦車の重みでは沈みません。キャタピラの跡がつくだけ。雪の上に小さな穴が沢山あいて、スポンジみたいです。まだ雪が柔らかい頃に、樹の枝から落ちた氷の粒でできたものです。そのとき風があったのでしょう。今は凍っていて柔らかくはありません。
 ツインエンジンのセルモータは1日かけて修理をし、なんとか使えるようになりました(ブラシ部を180度逆に閉めてしまい、逆回転になりましたが)。この機会に、プラグのヒートもスイッチで操作ができるように配線しました。降圧回路の基板を右の方に取り付けてあります。手軽に始動と調整ができるようになりました。まだ慣らし運転の段階。いちおう安定して長時間(燃料タンクが空になるまで)回転するようにはなりました。

Lighthouses, gazebos, urethane belts, motor coils2024年03月07日 06:00

 トンネル山の上の灯台です。右の工場の屋根の雪は解けて不思議な形に。山は誰も踏み入れないので綺麗な(まるで大福のような)滑らかさを保っています。もちろん、大福を食べることはありません。今日は晴れて気温が上がりそう。広葉樹の枝の雪は落ちました。
 霧が出ました。暖かくなる前触れです。ガゼボの近辺。モミの雪はだいぶ落ちた模様。針葉樹は葉が出ているので雪の重みで枝が折れたり、全体が倒れたりします。そういうことがないように、進化した広葉樹は葉を落とすわけです。ガゼボの屋根の上の雪も薄くなりました。
 戦車のベルトをジグを使ってつないでいるところ。狭い場所で使えるように、ジグを小さく作りました。まえに張られていたベルトよりも5mm短いループにします。プーリィからベルトを外し、余裕を持たせて融着します。少しずつ短くできるので、微調整が可能。少しは滑りにくくなることでしょう。融着部の強度が出るのに1日かかります。走行テストは明日以降。
 こちらは、ツインエンジンを始動するときのモータですが、急に回らなくなり、分解したところ、3つあるコイルのうちの1つが断線していました。どうやら引っかかって切れた模様。半田づけでつなぎ直し、遠心力で外側へ伸びて切れないようにエポキシで固定してみます。無事に直る可能性は60%くらい。駄目ならモータを交換するしかありません。

Jig for joining urethane belts2024年03月06日 06:00

 ウレタンベルトを融着するためのジグを作りました。真鍮製です。写真は、ウレタンベルトを装着したところ。ベルトを押さえている部分は、位置決めのため下に細い丸棒が2本あります。
 ここへ、半田ごてを差し入れて、ベルト両側の端部を押し当てます。こての温度は250度くらい(比較的低温)。1mmほど溶けて周囲に広がります。
 そこでベルト端部を押し当てます。そのままの状態で10分ほど放置。ジグは、両方のベルトが一直線になるようにするためのもの。手で掴んでこれをすると必ずずれてしまいます。
 ジグから外したら、周囲に膨らんだ部分をニッパなどでカット。これで終わり。折り曲げたり、引っ張ったりして、強度を確かめておきましょう。このベルトは3mm径ですが、ジグは、2mmでも4mmでも使えます。

How to tune the engine indoors2024年03月04日 06:00

 なかなか日が差すような晴天にならないため、気温の変化が僅かで、ほとんど同じ風景のまま。積雪はだいぶ下がって25cmくらい。湿っているので、枝にものったまま。そろそろ鉄道の除雪をしようかな、と考えていますが、この深さの場合、小型エンジンの除雪機では荷が重いので、手作業で行う方が早いと思われます。まあ、3日か4日かかることでしょう。明日から始めましょうか。
 トンネル付近。山は綺麗な曲面になりました。除雪をすると、退けた雪(氷に近い)が堆積するので、凸凹になります。綺麗な雪景色は今のうちです。
 風車付近。倉庫と呼ばれている建物がすっかり雪に埋まっています。太陽光発電のパネルも雪の中なので、夜に照明が灯りません。風車は下がつっかえているので回らない状態。
 暖かい室内でエンジンを回して調整をしています。排気ガスだけを外に出します(ピンクの2本のチューブ)。ドアが少し開くので、隙間風が入りますが、それくらいは辛抱。10秒くらいは回るのですが、スロットルを変化させると止まってしまいます。高回転と低回転の燃料の濃さのバランスが悪い(ニードルの設定ができていない)状況。もう少し時間がかかりそう。