Glow Engine DL finally ran.2024年02月06日 06:00

 タンク交換が効いたのか、エンジンが継続して回るようになりました。しかし、エンジンとモータのジョイント部が緩み、この部分の構造を見直して、部品を作製。いろいろありましたが、なんとか運転ができるようになりました。ついにレールの上を走ります。今回の修理から得られた教訓:原因が特定できない問題には、多数の原因が存在する。どれか1つを仮に解決しても上手くいかないため、そこは原因ではない、と間違った判断をしてしまう。今回の原因は全部で7つありました。
 エンジンに排気が細く上がっているのが写っています。これが第3マフラ。エンジンのすぐ横に第1マフラがあり、その後ろに第2マフラがあります。第3マフラから大部分は排気されますが、オイルを含んだ液体に近いものが床下の第4マフラに行き、ここからも上に排気されます。第4マフラは最も大きく、沢山のオイルを溜めることができ、サイドの蓋を開けるとまとめてオイルを捨てることができます。このようにして、ねばねばとしたオイル分を除去している仕組みのおかげで、周囲は汚れません。
 車体の前後には、電球が2つずつあり、進行方向が点灯します。しかし、ボディを被せるとライトはほぼ見えません。透明プラスティックで光を誘導する仕組みのようですが、屋外だからか、ライトが点いているようには見えませんでした。せっかくなので、この部分を改良したいと考えています。今日は客車2両を引いて軽快に走りました。エンジンは止まらず、逆に、止めるためのスイッチはないので、キャブを指で押さえて止めました。
 さて、戦車とかライブスチームとかいろいろプロジェクトを抱えていますが、さらにまた新たな修理対象。これはHOゲージです。動力台車がシャーシから外れています。シャーシに支持され、左右に回転する部分が割れてなくなっているのです。半円形のプラスティックを自作しても、折れた断面が小さく、接着して強度が出そうにありません。構造的に解決策を考えないといけません。これはJouef(ジョエフ)というフランスのメーカのモデルです。

Autorail Bugatti2024年02月07日 06:00

 昨日の最後の写真を分解し、欠損していた部分を真鍮板とプラ板で作ったところ。上がモータ。右が動輪とギア。左がこれらを支えるフレームです。急に小さいサイズの工作で大変。
 直した部分のアップ。この動力台車が左右に首をふるように、扇形の突起で支えられています。また台車はピッチングしなければならないため、フレーム側の中央に小さな突起があって、これが滑る溝が、円周の内側にあります(段差は1mm)。左右にあったはずのプラスティックが、片側折れてしまい、走行できなくなっていました。左の黄色い部分が、右側を真似て再生したところ。割れた断面は使わず、真鍮板で支える構造としました。
 不思議なことに、メルクリンのような3線式の集電シューがあります。しかし、モータは直流だし、前後のライトもLEDなので、前オーナはDC3線式を採用していたようです(稀にあることは話に聞いていましたが)。とりあえず、車輪は絶縁で両側にシューがあり、配線をし直すだけでDC2線式に改造することができました。1台車に4軸というのも珍しい。
 これがボディです(撮影時には屋根上の細かいディテール部品をまだ付けていませんでしたが、のちほどピンセットで取り付けました)。フランスのJouefのプラ製品(メーカは既にありませんが、ブランドは残っている?)。自動車で有名なイタリアのブガッティが設計したレールカーで、もちろんブガッティ製の自動車用エンジンを搭載した気動車でした。90年くらい昔のことです。運転席は中央の屋根の上にある突起(キューポラ)で、この形式は、イタリアやフランスの気動車によくあるタイプ。集電する車輪が多いためか走行は好調でしたが、サウンドがないのが残念なところ。

Just turned six years old2024年02月08日 06:00

 これは、駅長のベッド。寝るまえにほんの1分だけ別の部屋へ行って戻ったら、ベッドで寝ているはずの駅長がいません。
 こちらの方が良いです、と言っているようです。ちょっとした隙をついて、ベッドを取られました。
 下りて、と要求しても、全然ききません。
 放っておくと、だんだん態度がでかくなります。

Attaching lights to OBB 20952024年02月09日 06:00

 エンジンDLとこれまで呼んでいましたが、正式にはOBB 2095(OBBは、オーストリア国鉄の意味)といいます。走行テストには合格。ただ、ライトを点灯させる回路があり、ライトも点くのに、ボディの外から光っているのが見えにくい状態でした。ちょっと残念なので、ライトを新たに取り付けることにしました。
 3つのライトは、透明プラでつながっています。おそらく導光性を利用し、1つのライトで全てを光らせようと考えたのでしょう。いろいろ試しましたが、どうも上手くいきません。そこで、電球を諦め、3つのLEDをそれぞれの場所に直接取り付けることにしました。この方がかえって電力消費は少なくなります。簡単な金具を作り、それをグルーガンで固定。
 ボディ側にライトを取り付けると、コードを接続するためのプラグが必要になります。前後で6つのライトのうち進行方向の3つを点灯させるので、3Pのプラグを屋根の上の穴で接続するように配線しました。写真は、外部電力を供給して作動を確かめているところ。この機関車は、これで完成とします。ワイパが1つないのは気にせず。
 大きい方のTiger戦車は、サーボの作動とキャタピラ駆動の調整をしています。いろいろ直し
たい箇所を発見して、そのつど時間を取られています。次に暖かい日が来たら、再度エンジンをかけてみましょう。

Stationmaster walking around2024年02月09日 06:30

Full lineup2024年02月10日 06:00

 復活したオーストリアの機関車(エンジンDL)と、十数年まえに初めてエンジン発電の機関車として入手したボンネット機関車(アメリカの機関車によくあるタイプ)。エンジンはOSの10で同じ。始動と発電に使っているモータも同じ。ただ、手前のものは電子回路はなく、完全にマニュアルで、レバーで動くスイッチなどを駆使するメカニズム。12Vバッテリィと単1電池2本も搭載し、始動もプラグヒートも機内で賄います。エンジン冷却のファンはモータで駆動。おそらく、和田ワークスの製品かと。
 これに似た構成ですが、アメリカのメーカHyde-out mountenが発売したlive deiselというキットを、GスケールのPiko製VT11.5に組み込んだものが手前。奥に光っているのは、和田ワークスのZephyr。いずれも、動画を紹介したことがあります。手前はエンジンは15で少し大きい。バッテリィは搭載せず、外部電源で始動します。スロットルはマニュアル。Zephyrの方は、なんと、上の写真のエンジンDLと同じ電子基板でした。和田さんのパーツは世界中で使われているので不思議ではありません。使い道のわからなかった謎のスイッチも意味が判明しました。
 エンジン発電の機関車とディーゼルカーは、今のところ、この4台だけ(5インチゲージに、発電機をそのまま機関車にしたものがありますが)。ついでなので、古い3台についてもメンテナンスを行うことに。いずれもエンジンが固着しています。オイルが混ざった燃料を使っているためです。アルコールをエンジン内に入れて、一晩置いてから回します。それから、始動方法などがそれぞれ違うので、同じ道具が使えるように、この際、統一した仕様に改造しようと思います。
 最近、また3人増えたBusy Bodies(右のおじさんたち)。左の4人はサンダ・バーズ(ペネロープが全然似ていませんけれど)。