High blue sky in autumn ― 2021年09月10日 05:57
Stationmasters in the shade of trees ― 2021年09月11日 06:04
Märklin nostalgy ― 2021年09月12日 05:55
Nostalgy of analog Märklin HO gauge ― 2021年09月12日 07:41
Roots of model railway ― 2021年09月13日 05:57
HOゲージを発明したメルクリンですが、メルクリン夫婦が経営する会社で、最初は(19世紀ですが)ままごとやドールハウスからスタートして鉄道模型を始めました。企画や営業をしていたのは、すべてメルクリン夫人だったそうです。ドイツの鉄道模型店へ行くと、お客さんに女性が多いことに驚きます。日本のように「男の子のおもちゃ」ではありません。
さて、左が103の急行電機。右は流線型蒸機の03型です。どちらも、Gスケールを外で走らせているもの。アナログなので製品としては20〜30年ほどまえの中古品。でも、新しい方といえます。
古い機関車のメンテナンスのために、消耗パーツを取り寄せました。左がモータのブラシ。奥は動輪のゴムタイヤ。ところで、この金属製の線路(Mトラック)は、既に新しいものは買えません。中古品の多くはレールが錆びています。それでも接触不良で停まるようなことはありません。実物の鉄道と同じく、走っているうちに錆も取れてきます。
書斎のデスクでは、架線を立てて集電の試験をしています。架線集電は、ヨーロッパの鉄道模型では当たり前ですが、これもメルクリンの影響でしょう。日本のNゲージやHOゲージで架線集電をしている人がいるでしょうか? 日本といえば、どこへ行っても電信柱ばかりの「電信柱王国」なのに。
中古のジャンク品で、メルクリンのデジタルセットを入手。といっても、コントローラは子供向けの簡素なもので、リモコンは赤外線です。欲しかったのは、新しい線路(Cトラック)の方でした。樹脂製の3線式を初めて手にしました。この線路は、左右のレールの通電をワンタッチで切れるので、配線を自分ですれば、2線式のHO車両も走らせられそうです(ポイントが問題になるでしょうけれど)。線路には18Vの一定電圧の交流を流します。機関車の中を開けたら、モータは小さな直流モータで、ウォームギアを使って減速していました。メルクリンらしくない感じ。
Still green garden ― 2021年09月14日 06:07
Did you find a small autumn? ― 2021年09月15日 06:04
The forest where the breeze blows through ― 2021年09月16日 06:03
Sir Nigel Gresley ― 2021年09月17日 06:02
最近は、アウトドアでもインドアでも毎日運行しています。HOゲージは、1/87スケールで線路の左右レール間は16.5mmです(質問があったので)。今は、架線の工事をしています。
一番右が架線を張った線路。パンタグラフから集電できます。右2線が、メルクリンのMトラック(レトロな金属製で、Mはメタルの意味)。レール間に僅かな突起が並んでいますが、これが3線めの(見えにくい)集電用レール。だから3線式というわけです。さて、左に敷かれているのが、メルクリンの新しいCトラック(もちろんこれも3線式)。樹脂製ですが、非常に考えられた凝ったメカニズムで、なんとレールのジョイントがありません。つないだりばらしたりするのが非常に簡単。
さらに、メルクリン以外の車両も入手。これはイギリスの流線型蒸気のA4で、設計者の名前がついています(今日のタイトル)。でも、同型で速度記録を樹立したマラードが有名です。イギリスの車両は、車両規格が狭く、レール幅は同じでも比較的小さいので、イギリスのHOゲージは、1/76スケールです(区別のためOOゲージという)。14%ほど大きめに作られているわけです。この機関車はホーンビィ製で、びっくりしたのは、動輪の後ろの尾輪がフランジがなく、ダミィだということ。急カーブを曲がるための工夫なのでしょう。日本の鉄道模型ではありえない精神。
本日の運行はホィットコム。2年まえに倒れた樹を電動チェーンソーで輪切りにする作業の2日め。バッテリィの関係で、毎日少しずつ作業をしています。
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