Tulips, crocuses and track construction2025年04月14日 06:00

 レールカーが運行。春らしい陽気ですが、風はまだ冷たく、朝は氷点下です。
 駅舎の脇でチューリップが咲いていました。2輪だけです。朝は閉じているためチューリップらしいのですが、日が当たると開きすぎて、何の花なのかわかりません。たしか、原種チューリップだったかと。
 クロッカスは相変わらずです。白と紫と黄色の3色を併せ持つ花も。
 こちらは、カーブの外側が下がった箇所を直しているところ。砂利を入れて、締め固めています。30分もかからない軽微な補修。

Tuning the bridge and small muscari2025年04月11日 06:00

 木造橋の微調整を実施。左右の傾きの補正です。アルミの角材を挟むつもりでしたが、今回正確に測り直したら、誤差範囲とわかり、修正なしでしばらく使うことにしました。なお、基礎の追加工事は、また後日。
 今日は比較的暖かく、合計4周ほど運行。線路の具合を確かめつつ走りました。
 駅長も半周ほど乗ることができました。トンネルを通過するときが大好きです。
 ムスカリの花を見つけました。非常に小さいので、2年めか3年めでしょう。高さは3cmほどです。

Once the construction is completed2025年03月22日 06:00

 今回の工事では、資材や工具は一輪車で搬入しました。鉄道で運んでも良いのですが、現場まで行くと、(線路が当日中につながらないから)そのあとバックで戻ってこなければなりません。また、資材が少量なので、写真のようにして運搬。工作室からは200mほど離れているのですが、工具が足りないと、そのつど往復するので、体力が消耗しました。
 今日は、現場まで40号機で出かけました。万が一のバック長距離運転に備えて、編成を短くし、機関車とトレーラのみ。のちほど、重い工具類をトレーラに積み込んで戻るつもりです。
 木造橋の上の線路をつなぎました。また、防腐剤を全体に塗り直しました。橋の左側に置かれているのが、腐朽した木材です。昨日に比べてだいぶ雪が少なくなりました。
 修復した部分を何度か往復し、左右の傾きを(体感)で調べました。もちろん水準器でチェックしますが、重量がかかって沈む分は、実際に荷重がかかってはじめてわかります。やや、左右に傾いている箇所があるようです。おそらく3mm程度の差でしょう。なにかを挟んで微調整します。

Starting construction of the timber trestle2025年03月21日 06:00

 ここ数日の高温で凍っていた土が軟化。今日はなんと、朝から気温がプラスです。満を持して、木造橋に修復工事を始めました。これは朝の8時の写真。暖かすぎて、霧が立ち込めています。
 線路を外したところ。水準器で水平を確認しています。取り替える木材は、合計すると8mほどになります。
 最も大事なのは、線路を支えている梁で、このうち片側4mほどを交換。さらに、運転士がいざというときに足を置くためのサイドの踏み板も4mほど交換します。もちろん、腐朽していた短い柱も取り替え。写真は、梁と踏み板を外したところ。
 新しい材木をこれから取り付けますが、そのまえに防腐剤(塗料)を塗ります。2x4の防腐剤含浸の材木を使用していますが、さらに別の防腐剤を染み込ませます。特に、切り口はしっかりと染み込ませておく方が良いでしょう。交換する柱の下の基礎もレンガで作り直しました。復旧は明日。

Decayed bridge pillar2025年01月16日 06:00

 木造橋まで行き、橋の腐朽状態を詳細に調査しました。修復や応急措置はまだしていません。とりあえず、その柱がなくても、荷重は周囲に分散されるので、突然崩れることはありません。
 写真中央に問題の柱の頭部があります。割れている部分を取り除いて撮影しました。コーススレッドだけが残っていて、既に柱としての役目は果たしていません。もう1本、外側(写真右端)にある柱と、次の支柱(写真左上)が線路を支えている状態です。
 下部はこのとおり。全部取り除く方が良いでしょう。とりあえず、ここにブロックかレンガを積んで、荷重を分担させる予定で、できれば来週の暖かい日に実施しましょう。また、本格的な補修は、2カ月ほどあとになり、そのときは、周囲の古い材木も新しいものに交換する予定。
 寒いので戻りました。サンルームに助役がいました。おめかししています。

Aging of the bridge and the ropeway2025年01月07日 06:00

 レールカーが運行。写真の場所は、木造橋の先になるカーブの高架構造。ここは新たに構築したばかりで健全。地盤も安定しているようです。
 振り返って撮影した写真。木造橋の最後の支柱が明らかに劣化していて、危険な状態のようです。修理の工事は春まで待ち、とりあえず、崩壊することのないようにブロックかなにかで、近々補強することにしましょう。
 こちらはトンネル山のロープウェイです。先日糸が切れて直しました。山側にロープを周回させるモータがありますが、このモータを隠している小屋根がほとんど崩れていて、作り直す必要があります(写真では見えません)。
 こちらが、その小屋根の中にあるモータ。バッテリィは、隣の工場の中にあります。ほとんど動かす機会はありません。緊急ではないので、小屋根は、そのうち気が向いたら直しましょう。

Track maintenance work2024年10月23日 06:00

 線路の上に水準器がのっています。このカーブの外側が低くなっているようなので、これからその修繕をします。
 風車を巡るカーブです。昨日レールカーで走ったときに違和感があったのです。たしかに、内側が高くなっていました。遠心力がかかり、外側が下がったようです。この手前が下り勾配のため、スピードが出る場所だからです。
 砂利と土を一輪車で運んできました。砂利は砕石が良く、丸い石は駄目です。
 スコップをテコにして外側のレールを少し持ち上げ、枕木の下に砂利を入れていきます。水平より多少外側が高くなるくらいにします。砂利を入れたあとは、隙間に土を入れておきます。車両を通さなくても、水準器だけを頼りにして修正できます(経験を積んだおかげ)。本日の作業は20分程度で完了。その後、レールカーで安定して通過できることを確認しました。