semaphore signals2023年09月15日 05:50

 高い位置で咲いている紫陽花を機関車と一緒に写真に収めるには、低いところからのアングルにするしかありません。3mから5mほどの高さがあります。40号機の列車が運行。
 同じ場所を別の角度で。右に見えているガレージの庇の先が高さ約4m。先日、色がグリーンに変わる紫陽花を何度かアップしましたが、それが手前にあります。奥の高い紫陽花は、それとは別の種類(集合した花が丸くなく、円錐形です)で、こちらはいずれピンクに変色します。
 メガネのアルミ板2枚で、青と赤の透明アクリルを挟んで、羽根の部分(プラ板)も取り付けたところ。奥に見えているのは型紙。あとは塗装するだけ。これを動かすために、ラジコンのサーボを使い、そのサーボの制御に、先日組み立てたアクチュエータ回路の基板を用います。これらを箱の中に収めて、リンケージしますが、雨が入らないよう、箱の下からロッドを出し、レバーを介して、上部のメガネと羽根を動かします。箱の右にある黒い小さな直方体は、4枚めの写真の中央の信号機に付属していた電磁石で、電流を流すと鉄芯を引き入れる装置(もの凄い電力消費のため、今回は使いません)。
 腕木信号機各種。右は欠伸軽便の標準タイプ(9番信号機)。支柱の下の方にサーボが収まったボックスがあります。中央と左は、中古で入手したもの。いずれも12Vでライトで点灯。中央は電磁石で羽根を動かす仕掛けでした。左は手動です。いずれも、屋外の庭園鉄道で使われていました。左の黄色い羽根は予告信号です(色と形は日本も同じ)。ただ、羽根が水平のとき赤、上がると青です(普通は下がると青。国や地方によって違うようですが、水平が赤は共通)。腕木信号機は、それ以前には人間が手旗信号で行っていた歴史を受け継いでいます。支柱のトップには、オーナメントがあります。今のところ、1機だけ欠伸軽便仕様で増産し、それ以外は、これらの中古品を改造して使おうか、と考えています(もう1機、屋外に大きいものがあり、オブジェとして立っています。どれを使うかは決めていません)。

コメント

_ 田中真由美 ― 2023年09月15日 06:15

3メートルも5メートルもある紫陽花なんて見た事ないです。いつもアングル考えて撮影してくださってありがとうございます。40号機は可愛らしい形をしていますね。アクチュエーターとは自動ドアの開閉にも使われているのですね。知識が増えました。手腕信号機はそうして並べてみると可愛らしいですね。

_ をかへま ― 2023年09月15日 06:17

あっ、腕木が動く時に赤青も一緒に動いてもいいのですか!
どんな、あそこが、動いてないように見える機構が
使われるのだろう?と思っていました。

_ ネム ― 2023年09月15日 19:51

みんな同じ形よりも、色々な形の信号機の方が
絶対楽しいですね。

_ くつしたねこ ― 2023年09月16日 23:51

紫陽花がそんな高さになるとは驚きです。木だったんですね。
腕木信号機がそれぞれ個性的で、賑やかで楽しくなりそうです。

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