ドイツのRegnerから新しい機関車が届きました。このメーカは、ここ数年、Easy Lineシリーズを続けて出しています。共通の部品を使って上手にフリーデザインの機関車を作りますね。共通しているのは、オシレーチングエンジンを用いていること。今となってはMamodくらいしか、ほかに見当たらなくなりましたが、このエンジンにノスタルジィを感じる人は多いと思います。

　今回のFannyは、小型縦型ボイラと１気筒のエンジンを搭載していて、このシリーズ中でも初心者向けに近い（安価な）製品です。

　それでも、水面計、圧力計、安全弁を装備していますし、外部のハンディポンプで給水できるチェックバルブもあります。燃料はブタンガス。力は弱いし、遅いですが、１両くらい貨車を引かせて走るには充分です。これをベースにして加工するのにもうってつけでしょう（今、ユーロは安いですし）。

　写真のウサギはたまたまポーチサイド線の停車場にいたものです。