信号とジャイロスコープ2016年04月02日 10:58

 アメリカから信号機のキットが届きました。以前に紹介したものです。今回6セットを購入。安くて実用的です。
 これもアメリカで購入した地球ゴマで、3万円ほどします。モータで、12000回転させることができ、その後、15分以上回っています。音がほとんどせず、精度の高さがわかります。ジャイロモノレールの研究のために購入。
 このガストーチは、日本ではもう入手ができない古い製品です。ちょっとしたロウづけなどに用いられるものです。スターリングエンジンの機関車のバーナに使うために購入しました。輸入規制に引っ掛かるみたいで、航空便だとときどきキャンセルになります。 

レールカー動力系交換2016年04月03日 13:43

 26号機レールカーの動力系(台車)を交換することにしました。OSの電動台車を使っていましたが、モータが加熱するのと、パワーが不足しているため、モデルニクスのものと交換します。モータは4つから2つに減ります。バッテリィは2つにして、24Vにする予定。
 下がモデルニクスの台車。右がモータ付き。2段減速です。
 車輪が大きくなるため、車高が3cm高くなります。ボルスタを固定する金具をこれから作るところです。下の写真では、外したOSの台車が右にあります。2日間で完了する予定。

レールカー2016年04月05日 15:08

 動力系が新しくなったレールカーで一周(約400m)走ってきました。かなり乗り心地が改善され、パワーも充分です。運転がしやすくなりました。特に、ギアダウンしているため、下り坂でエンジンブレーキがかかり、速くなりません。
 バッテリィが2つになり、前部に載せました。動力台車も前です。最近よく使っているデジタル電圧計は、今は200円ほどで買えるようになりましたね。

Roundhouse Pooter2016年04月10日 16:32

 以前から探していたPooterを中古で入手しました。スタイルが好みで、可愛らしい機関車です。Roundhouse製で、20年くらいまえの製品です。ガス焚き、16mmスケール、ゲージは32mmと45mm共用。フロントの両側に立つサンドボックスがトレードマーク。
 サイドタンクの0-4-0で、比較的大柄です。まえのオーナが再塗装をしたようで、シックなブルーです。
 フィギュアを乗せるスペースもあります。大きなレバーは手動用のレギュレータで、ラジコンで操作するときは、左の小さいレバーをサーボが動かします。小さい最新式のサーボです。
 逆転機のサーボはキャブの下に。アウトサイドフレームで、Hackworth式のバルブギアが特徴です。
 ほとんど同じデザインの機関車で、同社のCarrieを持っています。これは、10年近くまえにイギリスから取り寄せて最初に購入した記念すべき機関車で、このスタイルがよほど好きだったことがわかります。その当時のポンドは今より高かったので、50万円ほどかかったでしょう。
 比べてみると、Pooterの方が背が高い。後ろにもフェンスや四角窓があります。
 それから、スチームドームがあります。
 Carrieにはスチームドームはありません(キャブ内にある設定)。このほか、バルブギアの上部を見せるか見せないか、も違います。Pooterだったら、もう少し背の高いフィギュアも乗りそうです。
 さて、懸案のスターリングエンジン機関車が、佐藤氏のところから戻ってきました。冷却シリンダをボアアップしてもらいました。まだ、ガスバーナに問題があって、走らせて動画を撮るまでには至りません。しばらく試行錯誤が続くでしょう。

線路工事は土運び2016年04月11日 14:31

 比較的低い土地へ線路を通そうとしているため、土を盛って路盤を上げる工事をしています。
 地面の苔は貴重なので、苔の表面を綺麗に剥がして、土を盛ったあと、また斜面が苔になるように戻します。
 まだまだ数十メートルはこんな工事が続きます。土を100kg運べば、路盤が2mくらい進められる、といったところでしょうか。
 下の写真の右側は、針葉樹が立ち並ぶエリアなので、葉が茂っていて木蔭になっています。ここは沢があったらしく土地がさらに低くなっています。
 線路の勾配はまだ見ていません。だいたい水平に近くなるように、ブロックやレンガや石を置いて、線路を仮に浮かせています。ここまで土を盛るわけです。
 幸い、100tonの土の山があるので、土に不足はないのですが、この工事現場と80mも離れているので、運ぶのが大変です。

スターリングエンジン機関車2016年04月12日 10:29

 結局、ガスバーナを自作して火力を上げました。ガスジェットには、アキュクラフトのパーツを使用。空気混合部は空気穴を調整できるようにして、なんとか適当な状態を見つけました。  室内試験(車輪を浮かせた状態)では、機関車がもの凄く熱くなり、塗装も駄目になりそうなので、長くはできません。  今日は、気温は3℃くらいでしたので、外で走らせたところ、空冷されるため、熱くもならずパワーも出たようです。結局、火を着けてから1分後に走り出し、その後5分くらい連続して走りました。貨車はもっと引ける感じです。

グローエンジン車への改造2016年04月13日 09:59

 昨日のスターリングエンジン機関車のガスバーナです。空気混合部は、キャブ内にあり、そこから長い銅管で煙室(火室)へガスを送ります。空気混合部では、開けた空気穴の80%ほどをアルミ帯で塞いだ状態で、燃焼が安定しました。この空気調節が難しい。
 さて、次は、VT11.5気動車の改造です。PIKOの機関車を分解して、中にグローエンジンや発電用モータなどを組み込みます。下の写真は、仮に置いてみて、スペース的な確認をしているところ。燃料タンクが入らないので、小さいものを買わないといけないことがわかりました。
 このようなエンジン機関車は、欠伸軽便では3台めになります(ボンネット型アメリカンとゼファがあります)。
 エンジンと発電機のユニットは、アメリカで発売されている改造キット。エンジンは、日本のOS製で15(2.5cc)。飛行機用の空冷エンジンですから、(上にのっているアルミのアーチの中に)冷却用ファンモータが必要になります。右の白い筒はマフラで、液状オイルを除去するセパレータ付き。左端に見えているのが、モータで、始動するときはセルモータになり、エンジンが回ったら発電機になります。
 これから、このユニットを取り付けようとしているところです。今のところ、ラジコンにはしないで、スロットルは手動にするつもりです。
 ガーデントラックは、キャブをグリーンに塗りました。

グローエンジン車ほか2016年04月14日 10:08

 VT11.5の改造のつづき。エンジンと発電機のユニットを固定し、その上にファンモータとレギュレータ回路の基板を据えました。エンジンの振動を緩和するため、防振ゴムを介しています。もともとこの場所には鉛のウェイトがありました。それよりもこのユニットの方が重いです。
 問合せがありましたが、この改造キットは、オハイオのHyde-out Mountain Live Steamが出しているLive Diesel/Electricという商品です。もちろん、もう売り切れているはず。オークションなどにときどき出ます。たしか400ドル弱。
 室内の間仕切りの白いフレームは、邪魔になる部分をノコギリでカットしました。そのフレームを被せたところが下の写真。この上にさらにボディ(奥に見えているもの)が被さります。1番ゲージではなくGスケールなので、スペース的には余裕があります。ただ、エンジンの熱を逃がすため、外気を取り入れ、排出する穴をどこかに開ける必要があるでしょう。
 これは、Roundhouseが発売している16mmスケールの貨車のキット。模型店で2つ購入しました。
 こちらは、スタンダードゲージのレールバス。オークションで落札したもの。
 同じく、スタンダードゲージのクレーンカー。2両でセット。ショーティですね。

グローエンジン車の収まり2016年04月16日 14:17

 燃料タンクは、ここに収まりました。ここは客席なので、両側に窓があるため、覗き込めば燃料の残量が見えます。タンクは190ccで、たぶん、30分以上運転できる量でしょう。
 グレィのプラスティックは、上部フレームです。これも開口部を設けました。左は空気を取り込むためと、スイッチ類操作を兼ねたもの。右はエンジンの上部で、始動時にプラグヒートなどを行います。
 最上部のカバーを被せるとこうなります。エアインテークをここに作りました。そうです、この車両は列車の最後尾なので、逆向き(写真の左方向)に走ります。ここから取り込んだ空気は、ファンでエンジシリンダを冷却したあと、床下へ抜けるようにしました。
 これは排気です。左の白いマフラから、ピンクのチューブで、運転席を縦断して、ボンネット上の排気口へ導きます。
 このように、キャブの前(反対向きに走るので後ろ)に出てきます。チューブは今は長めですが、もちろん切ります。
 グローエンジンの排気オイルは、ラッカ塗装を侵すので、ウレタンのクリアでカバーをする予定です(塗装がラッカかどうかわからないので、試したあと)。
 下の写真はタコメータです。ラジコンをやっていると、各種のタコメータを使いますが、これは光学タコメータ。プロペラやロータで測りますが、そうでない場合は回転部に白いテープなどを貼っておき、光の変化で感知して、rpmを算出します。昔は何万円もした機械ですが、今は2000円程度で買えてしまいます。エンジンの調整に使います。
 あとは、各種のスイッチ類をどこに設置するか。使うときの操作性と、分解時の利便性の兼ね合いになります。

グローエンジン車試験運転2016年04月17日 14:32

 これは、ディーゼル/エレクトリック改造キットの説明書です。ハイドアウトマウンテンらしい素朴さ。エンピツで手書きしたもののコピィです(赤いのは、僕がなぞったところ)。キットでは、12Vのバッテリィや、プラグヒート1.5Vの電池を車内に載せる仕様なのですが、始動してしまえば不要になるので、これらは外部電源としました。
 スイッチ類が固定できたので、配線しているところ。始動時にはモータがセルになり、エンジンがかかったら発電機になり、その発電で空冷のためのファンが回り、あとはトラクションモータやライトへ電力を供給します。アイドリングの回転数では走り出さないように調整するボリュームがついています。スピードのコントロールはエンジンのスロットルで行います。
 さっそく、屋外でエンジン始動のテスト。当然ながら、この模型は室内では遊べません。オイルまみれの排気が出るからです。
 エンジンは新品なので、かかったあと、しばらく燃料は濃いめで慣らし運転をしました。電圧などもチェックしましたが、発電ユニットは問題ないようです。
 2つ問題点が見つかりました。まず、燃料タンク(上の写真の左端)が漏れていること。マフラプレッシャをかけたためですが、バスコークでシールする必要があります。それから、スロットは微妙なので、やはりラジコン化して、サーボにレバーの操作を任せた方が良いように感じました。