Live Diesel unit construction completed2025年10月21日 06:00

 「ライブディーゼル」という呼称は、20年以上まえからありました。これは、ライブスチームと同様に、本物の発動機(エンジン)で模型機関車を動かすことを示します。ただ、用いられているエンジンは、ディーゼルエンジンではなく、グローエンジンかガソリンエンジンです。それはライブスチームでも、石炭、ブタンガス、アルコールと燃料が違うのと同様です。
 1番ゲージやGゲージ(ときにはOゲージ)のライブディーゼルに用いられるのは、グローエンジンが圧倒的に多く、理由は小型で豊富な製品があるから。たいていは、2サイクルですが、4サイクルも増えてくるでしょう。4サイクルを用いるメリットは、1つだけ。音が良いからです。2サイクルに比べ、値段が高く、パワーがなく、重く、大きく、消耗部品も多いので、デメリットの方が多いのです。
 反対側からの写真。エンジンのスロットルを動かすサーボと、ライトの前後進切換えのサーボ(黄色いプレート)の2つが、モータの上に設置されています。
 ボディを被せたところ。ネジで固定もできますが、被せただけで固定しなくても大丈夫でしょう。こちら側は、窓ガラス(プラ板ですが)も付けました。むこう側は、エンジン付近だけ冷却の空気を入れるためガラスはなし。屋根上は3分割のパーツがはまります。中央を外して、燃料を入れたり、エンジンを始動したりします。
 工作室は半地下なので、書斎に戻るときに、床が高い位置にありますが。そこに駅長がいつも待っています。顔も上げませんし、動きませんけれど。

コメント

_ をかへま ― 2025年10月21日 06:25

> 本物の発動機(エンジン)で模型機関車を動かす
までをしておられるので、人を曳けるのかな、まで勘違いをしていました。
やっと、少し理解をした僕です。

牧羊犬だけのことのある、護る対象がよほどの動きをしない限り
動じないでどっしり構えている、というご様子ですね@駅長。

_ うみひろし ― 2025年10月21日 08:17

駅長のずっと待ち続けている気持ち、姿がなんとも言えず
愛おしいですね。

_ kouno ― 2025年10月21日 11:29

4サイクルのグローエンジン、デメリットにも関わらず製品として存在しているとは、余程良い音なのでしょうね。
見事にボディに収まっているのを見ると、気持ちがいいですね。
駅長さんは、悪者が来ないように見張ってくれているのでしょう。きっと…、たぶん…。

_ KATO Masaya ― 2025年10月21日 12:41

今回のライブディーゼルにはロマンを感じます。
試運転が楽しみです。

駅長の根気強さに感服です。(休憩しているだけ?)w

_ 香 ― 2025年10月21日 12:54

待ち姿の駅長さん、かわいいですね🐾
ブログの文章からも愛情を感じます。

_ ゼラニウム ― 2025年10月21日 23:03

そこにいる、のではなく待っているのが
ちゃんと伝わるのですね。
かわいいですね。

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