Separating OS Forte2023年12月25日 06:00

 ガレージで22号機のフォルテを外へ出すために、ハイスラ(奥の黒い機関車)を押して移動させました。フォルテは、日本製のライブスチームで、小川精機(OS)の製品。新発売のときに購入しましたが、もう15年以上まえのことになります。この黄色は特注で、当時乗っていたホンダのビートと同じ色。発注したときに色見本を送りました。
 小型とはいえ45kgほどあるため、一人で持ち上げて運ぶことはできません。しかし、写真のようにキャブ(ボディ)をワンタッチで取り外すことができます。これで5kgくらい軽くなります。
 さらに、汽笛へ通じるユニオンナットを1箇所外すだけで、ボイラをそっくり取り外すことができます。ボイラは15kgくらいでしょうか。これで重量が半分近くになるわけです。ボイラと下周りは、各配管がつながっているわけですが、それらは差し入れるだけで漏れない接続が工夫されています。このような特殊機構のライブスチームは世界的に見ても他に例がありません。
 これが下周りとサイドの水タンク。右の中央に見える4つのパイプ口が、上部のボイラとの接続部です。この状態で25kgくらいなので、なんとか持ち上げて運ぶことができます(駅長の体重より少し重いだけ)。今回は、下回りのサスペンションを改造するため、工作室に運び入れることにしました。改造作業はまた明日。