Elevated wooden structures2023年07月03日 06:00

 秋頃を予定していた工事ですが、今、材料の在庫があるので、少しだけ始めることに。木造橋の手前の低い高架構造の木造部を作り直します。こちらは、1.2〜1.5mの長さのベンチが8つ連なっている箇所。地面に基礎ブロックが埋めてあり、その上に置かれています。地面が近くて安全な条件から、先日の大工事で作ったベンチよりも安全係数が低いデザインとなっています(万が一壊れても、大事故にはならないから)。写真は、最初の2つを外したところ。線路を少し持ち上げ、横から抜くだけ。やはり、柱も梁も、端部が腐りかけていました。
 工作室前まで運び、ここで新しいベンチを製作。防腐剤含浸の2x4材を使用。古いベンチの部材を測定し、そのサイズのまま作りました。基礎の高さが違う場合もあり、柱の長さがそれぞれ違っています。今だったら、量産でき、交換可能なように統一するところですが、当時は現物合わせで作っていたのです。
 新しいベンチを2つ組み、さらに防腐塗料を塗りました。この2つも微妙にサイズや柱の位置が異なります。
 乾燥後、現場に運んで、線路を持ち上げて、するりと横からセット。強度テストは、上に立って、歩くだけ。廃材を使って8年間耐えたので、今度は10年は大丈夫かな。5年めに塗装をし直した方が良いかもしれません。これで全体の4分の1が終了。またそのうちに、残りの工事を実施します。
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コメント

_ をかへま ― 2023年07月03日 06:27

僕の現在の予定で「10年後」なんて考えることがなにもありませんので、
「柱が腐る」なんて、すごい未来の話題だなあと感嘆しているところです。

_ おしるこ狐 ― 2023年07月03日 07:36

8年前の自分の日記を見たら「3年くらい前だったかな」と思っていたことが書いてあってびっくりしました。
10年後も今だと果てしない気がしますが、きっとあっという間に訪れるのでしょうね……。

_ なびえすとーくす ― 2023年07月03日 16:06

桁と橋脚?は、コースレッドで固定しているのでしょうか。木組みも併用しているのでしょうか。

_ ネム ― 2023年07月03日 20:45

少しでも進んでいると、秋に向けて気持ちが
軽くなりますよね。
わたしも影響を受けて、大変なことでも少し
づつ終わらせていって、これで〇〇%は達成!と
考えるようになりました。

_ はーつでーる ― 2023年07月03日 23:53

1.2〜1.5mあると、安全に少しずつカーブさせるためには結構な数を使うことになるのですかね。また、その長さなら、ベンチの中央に脚があった方が荷重、モーメントに耐えられて長持ちしそうですが、むしろあった方が不都合があるのですかね。面白かったです。

_ naka ― 2023年07月06日 05:28

日本では(世界的に?)ウッドショックでツーバイ材が高騰して、
気軽に使えなくなりました。以前は何でもツーバイ材で作っていたのですが。

_ 軽工業 ― 2023年07月06日 21:26

ベンチを分割しておくと後々交換するときに便利ですね。気合を入れて大きな橋を作ってしまいそうなものです。

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