Repair works of the wooden viaduct ― 2023年04月12日 16:26
木造橋の手前にある木造高架橋の修繕作業を始めました。一輪車で道具や材料を運びました。庭園内では「遠方」の区域です。既に、線路を外し、高架橋が手前に見えています。木材が耐用年数ぎりぎりです。線路を置いた場所が砂利敷きになっているのは単なる偶然。かつてここに古い薪小屋が建っていた名残です。それを取り壊したときの廃材のうち程度の良いものを使って、木造橋を作りました。
手持ちの材料ではすべてを取り替えることができないので、とりあえず通販で30本ほど防虫防腐剤含浸の木材を注文しましたが、届くのはたぶん1週間くらいあと。今日は、とりあえず、一番危なそうな部分だけ材料を取り替えることにします。
組立てには、釘は使わず、すべてコーススレッド(木ネジ)なので、インパクトドライバを逆転させれば、するすると抜け出てきます。だから、簡単に材料が取り替えられるのです。最近の大工さんは、釘も金槌も使いません。一番上の写真にスライド丸鋸が写っていますが、木材の切断はこれを使います。ただ、既に組まれている木材の朽ちた部分だけを切断したかったので、下の写真にある普通の丸鋸を使いました。
応急措置的な修繕ですが、2時間ほどで復旧し、このあと列車が走りました。材料が揃ったら、この区域の高架をすべて作り直す予定です。ちなみに、作ってから8年めになりますが、ここもすべて廃材を使用していたことが、劣化を早めたといえます。新しい材を使っても、6、7年に1度は防腐剤を塗布すべきでしょう。
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