HO scale narrow gauge ― 2025年02月28日 06:00
HOeとか、HOn30とか、いろいろ呼称がありますが、つまりHOスケール(1/87)で、ナローゲージ(狭軌)を模型化したジャンルのことで、実物のゲージが3フィートだと、HOn3で10.5mmゲージに、実物が2.5フィート(30インチ)だと、HOn30(あるいはHOn2.5)となり9mmゲージになります。1980年くらいに乗工社がキットをいろいろ出すまでは、日本ではナローゲージの製品はほとんどなく、輸入されたHOn3が少量出回っていたくらいでした。1枚めの写真は、乗工社か杉山模型のギャロッピンググース。9mmゲージを走ります。
こちらは、最近の製品で、モデルワーゲン製のモータカー。動力はありません。フィギュアは金属製で、車内に入れることが、ほぼ知恵の輪です。
40年以上まえに、「鉄道模型趣味」誌のレイアウトコンテストに応募し、佳作となったことがあって(応募したのはこの1回のみ)、「TMSスペシャル1」に掲載されました(この別冊は何故か「1」だけで「2」は出なかった)。そのときのレイアウトで走らせていた単端気動車です。これは乗工社の木曽貴賓車を改造したもので、キャラメルモータで駆動。車内に見えているのは、ウェイトの鉛シートのロール。今でも走ります。
いつ入手したか覚えていませんが、イギリスのオークションだったと思います。スケールはOか、もう少し大きい感じ。ゲージは16.5mmです。ざっくりOn30といえるかと。機関車はボールドウィンで、大戦時仕様(だから文字もなく、質素で汚れています)。イギリスの鉄道模型はだいたいが少し大きめです(16.5mmゲージはOOゲージといって、76分の1なので、日本の80分の1より大きめ)。そうそう、OOゲージのナローで9mmゲージのジャンルをOO9といいます。有名なエガーバーンも、OO9だったかな(これは不確か)。
コメント
_ をかへま ― 2025年02月28日 06:09
_ KATO Masaya ― 2025年02月28日 17:20
スケールの話は雰囲気で何となく読んでいますが、重要な要素ではあるのかな?とも思いますw
_ ネム ― 2025年02月28日 20:45
レイアウトのコンテストがあるのですね。
佳作ってすごいです。
雑誌に載った時は嬉しかったでしょうね。
佳作ってすごいです。
雑誌に載った時は嬉しかったでしょうね。
_ マリマ ― 2025年02月28日 22:44
「フィギュアは金属製で、車内に入れることが、ほぼ知恵の輪です」に笑ってしまいました。
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読み進めていたら、大戦の時には機関車にも文字は書かれないと知り、
これがリアルかーとうろこなうです。