1/4 scale semaphore model2023年09月26日 05:50

 5年間ほど屋外にディスプレィとして立てられていた腕木信号機を工作室に運んで整備をしました。羽根を外したところ。ライトは12Vの電球で生きています。この信号機はイギリスの模型メーカの製品で実物の1/4スケールのようです。中古で買ったので既に屋外で使用されたあとのもの。新品で購入すると10万円以上します。写真で左にあるのが、先日紹介した予告信号のものです。それよりも大きくて、高さは1.6mほどあります。
 上部のライトもよくできています。本体は真鍮かアルミの鋳物のようです。メガネも下部のスタンド部もすべて鋳物。高価な製品だけのことはあり、実物を忠実にスケールダウンしているようです。今回、これを信号システムの1つとして採用しようか、と考えているところ。まずは、ライトをLEDにする必要がありますね。
 羽根は真鍮板製。塗装ではなくフィルムが貼られています。一部で浮いたりひび割れたりしているので、すべて剥がして塗装することを検討中。
 こちらが下部。このレバーを手動で動かして切り換えます。レバーの先の丸い部分は、上部のバランスを取るためのカウンタウェイト。1枚めの写真の左の信号機を、羽根を作り変えて用いるつもりでいましたが、予告信号の黄色の羽根ももったいない、と思い直し、両方とも使う方向で考え中。