Various railway points ― 2021年10月31日 06:11
メルクリンのMトラックのポイントです。すべてジャンクでまとめ買いしたもの。レイアウトには程度の良いものを選んで使っていますが、残りがまだ30基ほどあり、今日はすべてに電気を通してテストを行いました(結果、すべて稼働しました)。種類はいろいろ。直線から左右に分かれるものでも、分かれる側のカーブの半径が3種類ありますから、左右合わせて6種類。また、時代によって違い、表示ランプの大きさが主な違い(電球が昔は大きかったため)。
これは、カーブポイントと呼ばれるタイプで、大きい半径のカーブと小さい半径のカーブの分岐です。メルクリンにはこれがありました。日本の鉄道模型がだいぶあとになって採用したタイプです(実物にはあまりなかったためでしょう)。
こちらは珍しいタイプ。左が3路分岐をするもの。右は、「ダブルスリップ」と呼ばれるもので、クロスするか、クロスしないかの分岐です。メルクリンは、3線集電なので、ポイントやクロスの箇所では、中央の集電突起が少し高くなって、機関車側の集電ソリが線路を乗り越えるようにデザインされています。分岐する途中の可動レールには通電されていません(レール間の凹んだ底、写真で光っている部分は、車輪のフランジが接するので、ここはアース側の通電)。
実は小学生のときにHOゲージを始め、お年玉をはたいて最初に買ったポイントが、いきなりこの3路分岐タイプでした(篠原製だったかと)。また、ダブルスリップは、人生で今回が初めてです。右は、ダブルスリップと同じ規格の平面クロス。
ポイントは、レールを乗り越えるため中央の集電突起の数が少なくなります。集電ソリに当たる個数が半減するので、この箇所が接触不良のネックとなり、入念に整備する必要があります。
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