The mechanism to move the semaphore signal2023年09月18日 05:55

 古い腕木信号機(イギリスのマニアが製作したものを中古で入手)の改造を行っています。まず、電球をLEDに交換。だいぶ明るくなりました。写真が、腕が下り青の状態。メガネの部分からワイヤが下へ延びています。これを引っ張ると赤になるわけです。
 支柱のもう少し下に、細長いプラケースを取り付けました。内部にアクチュエータを納め、下部から出たロッドで、シーソーになったレバーを動かす仕組み。写真はケース前面の蓋を取っています。アクチュエータの左にリレィが3つ並んでいて、下の2つは、センサからの一瞬の電流で青や赤を維持するためのもの(下が赤の維持、上がその解除)。一番上の1つは、アクチュエータへの電流を逆転させます。
 一瞬の電流を感知してアクチュエータのアームが縮み、シーソー・レバーを介して、ロッドを引きます。
 すると、羽根が上がって赤になります。今回初めて使用したアクチュエータがどれくらい耐久性があるものか不明です。しばらく使ってみるしかありません。

コメント

_ をかへま ― 2023年09月18日 06:16

羽根は僕が思っていたより軽い、スムースに動くものなのだなあと
心を改めているところです。
なんでそんなことを考えたんだろう?と分析してみましたら、
「腕木」って名前が、なんか重くて強そうだから(!)でした。

_ 田中真由美 ― 2023年09月18日 06:36

腕木信号機作るのは複雑で難しそうです。アクチュエータが長持ちするといいですね。

_ レミング ― 2023年09月18日 08:38

立派な構造で見ごたえを感じます。
実稼働の時が楽しみです。

_ ネム ― 2023年09月18日 21:20

「電気」とか「電流」とかが絡んでくると
たちまちわからなくなる頭が悲しいです。

_ 机上電車製作所 ― 2023年09月19日 05:43

支柱の途中の元々付いているテコに、アクチュエータを取り付けて自動化されているのですね。腕木信号の自動化は珍しいので見入ってしまいました。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック