Repairing old semaphore signal2023年09月17日 05:50

 中古品の腕木信号機を使うために改良中(英語では、semaphoreだけでも腕木信号の意味ですが、signalをつける場合もあり。イギリスとアメリカでも違うみたいです)。まず、電球をLEDに換え、ライト部分の防水加工(雨が入らないようにレンズも付加)。白いメガネの部分は欠伸軽便仕様で黒く塗るかもしれません。ライトが明るくなって、視認性は向上。
 アクチュエータを下向きにテープで仮留めして、針金でリンクし、動かしてみました。アクチュエータ部は、防水のため箱に収納する予定。ストロークが調整できないので、レバーの支点と作用点の位置が重要。
 アクチュエータが腕を縮めると、写真のように赤になります。1秒ほどかけて動きます(同サイズで1/5の速度で5倍の力の製品もあり)。アクチュエータにはリミットスイッチが内蔵されていて、端まで動いて止まると、電流は流れなくなります。極性を変えて逆方向へ動かすので、これにはリレィが余分に1つ必要。
 こちらは、一昨日紹介したもうひとつの腕木信号機。ライトはLEDなのですが、方向が悪く薄暗いので、取り替えた方が良さそうです。また、羽根の色も黄色ではなく赤にして形を変えるのが本来ですが、この黄色の羽根も惜しい気はします。同じようにアクチュエータで作動させるのが簡単でしょう。関係ありませんが、奥にオレンジ色の絵葉書のようなものが見えています。アマチュア無線のQSLカード(交信した相手と記念で交換するためのハガキ)で、50年以上まえ中学生のときに作ったもの。モールス信号でロシア(当時はソ連)やアメリカと交信しました。

コメント

_ をかへま ― 2023年09月17日 06:04

アマチュア無線の森さんのQSLカード!
今でもどこかで大事にされているとすごい素敵だなあと想像中です。

_ 田中真由美 ― 2023年09月17日 07:51

腕木信号機について詳しく説明してださり有難うございます。支点とと作用点いつか習いましたが忘れましたので後で調べて見ようと思います。中学生の時のハガキ感動しました。

_ kouno ― 2023年09月17日 12:34

腕木信号機、シンプルな形なのに様々なデザインがあるのが面白いですね。
QSLカード、ワンちゃんが無線をしているイラストでしょうか。
かわいいです。

_ くつしたねこ ― 2023年09月17日 20:54

アマチュア無線のQSLカード、見入ってしまいました。素敵だなぁ。

_ ネム ― 2023年09月17日 20:56

黄色の色が可愛いですよね。
是非是非そのままにして欲しいと思います。

無線のカードは、今でも世界中のどこかの
引き出しに、ひっそりとしまわれているかも
しれませんね〜。

_ のりG ― 2023年09月17日 21:22

黄色の腕木信号機。良いですね。残したいですね。

_ 机上電車製作所 ― 2023年09月19日 05:49

黄色い予告信号、赤と青のレンズが他の信号と違って横並びなのですね。縦並びの信号はテコの動きで切り替わるのは想像できるのですが、横並びの腕木信号はどうやって動いているのか気になりました。

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