ALCO と Lew の動画 ― 2018年02月07日 13:51
平常運行 ― 2018年02月08日 11:21
まだ雪原のまま ― 2018年02月09日 11:36
黄色の小さな機関車2機 ― 2018年02月10日 11:18
中国のメーカで、どこが名前なのか(それとも地名なのか)わからないのですが、以前は、Wuhuといっていて、この頃はBowandeとあります。漢字だと「博万徳」とも。いずれにしても、近年沢山のライブスチームを製造販売していて、Accucraftの製品も含まれているようです。
同社のPorter 0-4-0を、つい最近中古で入手しました。写真の右です。左は、同社製のFalk 0-24-0で、こちらは数年まえに新品で買って、既に動画などもご紹介しています。いずれも、10万円ほどの安価なスケール機。しかも走りも良い。ただ、ややディテールなどが脆弱で、壊れやすい。そんな印象です。もちろん、今やAccucraft、Roundhouse、Regnerに続く、世界的なトップメーカといえることはまちがいないでしょう。
Porterを今日、初めて走行させました。非常によく走ります。ボイラが小さく、水を補給しないと長時間は走りませんが、これは小型だからしかたがありません。給水は、圧が上がったままで(ハンディポンプで)簡単にできます。
水面計、圧力計、汽笛、給油機などフル装備です。この小ささなのに凄い。でも、キャブはいっぱいで人形が乗せられません。イギリスだと人形が乗るか乗らないかが、重要な評価ポイントになります。
あと、屋根を支えている蝶番というか、アームがありますが、これが非常に壊れやすい。Falkのときも壊れましたが、今回も壊れました。無理にAccucraft方式にせず、屋根は取り外せるようにすれば簡単なのに。
ついでに、数年振りにFalkも走らせました。
この機関車も小さいのです(ボイラはこちらの方が短い?)。ややバーナが喧しいのが欠点でしたが、これはPorterではしっかり直っていました。Falkには、リアに水タンクがあり、軸動ポンプの装備しているのです。それくらいボイラが小さいということ。ハンディポンプがあるから、いらないと思いますが。
前部にある給油機の蓋がしっかりと閉まっていなかったようで、蒸気が漏れていました。
それでも、よく走りました。いずれも、45mmゲージでGスケール、ガス焚きです。
Porter and Falk ― 2018年02月10日 13:54
走行シーンです。新しいPorterは絶好調。Falkの方は、あとで整備をしたら、前部の給油機の蓋がきちんと閉まっていない状態でした。それで前から蒸気が漏れていたのです(元気がないので、ガスを開けたため、バーナが喧しくなってしまいました。もう少し静かだったかと思います)。
アルコール焚きライブ3機 ― 2018年02月11日 11:50
オークションで入手したアルコール焚きのライブスチームが何機かあって、まだ走らせていませんでした。エアテストをして、オイルを差して整備をしました。
一番走りそうだったのが、このサドルタンク機。ポットボイラ、スリップエキセンのバルブギアをサイドのジャック軸に持っています。あまり見たことのない形式。エンジンは、なにかを利用したのかもしれませんが、良い出来です。
快調に走りました。牽引力はさほどありませんが、貨車2両は引けます。走りも滑らかですが、たぶんピストンが少しルーズ。
これは縦型のピストンバルブとシリンダを持つ機関車。エアテストは快調でしたが、スチームアップしていると、アルコールタンクにどうしても引火してしまい、続けられません。バーナとタンクが近すぎるのだと思います。ガス焚きに改造すれば解決します。
4-4-0のサイドタンク。これはオシレーチングの片押しエンジン。
なかなかスチームアップしません。ブロアバルブがあることに気づき、つまり通風が必要だったようです。ブロアファンを煙突につけたら、あっというまにスチームアップ。
1度だけ快調に走りましたが、2回めのスチームアップで、前部の配管が熱で壊れたようで、蒸気圧が一気に抜けてしまいました。これで、終了。修理が必要です。
1勝1敗1引分けといったところでしょうか。
走った2機の動画 ― 2018年02月11日 12:53
アルコール焚き4機 ― 2018年02月12日 12:23
ジャンクで入手した機関車ですが、初走行に向けて整備中です。まず、マルーンの0-6-2は、LBSCデザインのMona。1番ゲージで大変重い。エンジンは1機等で、スリップエキセン式。見るからに古そう。何十年もまえに作られた感じ。
ジャンクで安価でした。エアテストは合格。ボイラはスミス式。アルコールのバーナは芯を取り替える必要がありました。タンクは、少しずつ下に落とすタイプ。ブロアとレギュレータのバルブレバーが、屋根のスリットから出るはずなのに、出ていません。走るかどうか、微妙。
以下は、昨日ご紹介した3機と同じ作者製作のもの。まず、0-4-4のサイドタンク。エアテストはまあまあ。ボイラが少し心配。走る可能性は50%くらい。
この動輪とバルブギアはよくできています。逆転機もあります。
次は、0-4-4-0のマレー機。首振りエンジン、スミス式ボイラ。エアテストをすると、後ろの台車の方がよく回ります(蒸気管が近いため)。
ボイラが大丈夫なら、走ると思います。
最後は、この機関車。ごく普通に見えますが……。
実はシェイです。全輪駆動で、6輪。首を振るのは前の1軸だけ。1.5トラックシェイといえるでしょうか。軸配置は、0-2-4-0です。
アルコールタンクは前にあって、ポットボイラです。ユニバーサルジョイントより前が、首を振る台車。
こんな感じになっています。
エンジンは最後尾にあって、1気筒のオシレーチングのギアダウン。スリップエキセン式の逆転装置もこの部分に装備。これは、走りそうです。
10号機復活 ― 2018年02月13日 11:27
Adler 2-2-2 ― 2018年02月14日 09:51
レールカーが運行しました。久し振りですね。
というのは、この車両のシャーシが除雪車として待機していたからです。
これ以上の積雪はないだろう、ということで出てきました。
たぶんRegner製(それをメルクリンが販売?)と思われるライブスチームのAdlerです。シングルドライバで、2-2-2の軸配置。大きい動輪はフランジレスです。
ジャンクとして数年まえに買ったもので、走りそうもないと諦め、飾ってありました。重い金属製の客車が5両もついていて、そんな牽引力は見るからにありません。1番ゲージで、非常に小型です。ただ、エンジンはエアテストでは動きました。
ガスタンクはテンダの床下にありますが、注入してみたら、バルブが全然利いていなくて、たちまち漏れます。このままでは使えません。100円ライタのちゃちなバルブと同じ機構です。
バーナはこうすると見えます。セラミックです。ボイラはもの凄く小さく、形式は不明。
あれは動きそうにないな、と話し合っています。
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