Small engine snowplow ― 2025年02月17日 06:00
この写真は昨日のものです。雪でモミ(大木ではなく、植えて育って6mになった方)の枝が垂れ下がって、運行の障害となっているところ。このような場合に、スコップで軽く叩いて雪を落とし、元どおりの高さに戻します。左にあるスコップは、赤い色だったのですが、青い離雪スプレィを表に吹き付けたので青くなりました(青い除雪車に使うスプレィだった)。
ここ数日間、気温はずっと氷点下です。雪が新たに降ったのか、それとも、粉雪が風で飛ばされて移動したのか、除雪をした線路がまた見えなくなっています。粉雪は、風で吹き飛ばされ、なくなったり、溜まったりします。ただ、最初に水気がある雪が降ると、写真のように、なにかの上に付着します。最初から粉雪が降れば、こうはなりません。
昨日は、線路の除雪幅を広くするため、赤いハンディ除雪機(除雪5号機)も出動しました。作業が終わって、機関庫に戻しました。ここは(母屋と基礎が別のため)暖房が効かない建物なので、付着した雪は今日になっても、このとおりそのままです。ちなみに、奥に見えている赤いブルドーザが除雪2号機。左のレールカーは、屋根部を外してバッテリィ充電中。
どうも雪の飛びが悪かったと思ってよくよく調べたら、オーガ(螺旋形のブレード部分のこと)の半分が空回りしていました。これは、障害物に当たったときに、ブレードの変形を防ぐ目的で、軸上の穴に通したボルトが折れるような安全装置が付いていて、そのボルトが切断していたからでした。穴の中にボルトが残ってしまい、すぐに直せなかったので、工作室へ持ち込んで分解、修理をすることに。工作室に1時間ほど置いておくと、雪も水も消えました。切断したボルトは4mm径。すぐに復旧しました。写真で仕組みがわかるでしょうか。オーガは雪を中央に集める役目。中央奥の円形の窪みにあるロータが、外へ雪を飛ばす役目です。
一昨日、昨日、そして今日と、3台の除雪機を使った動画をアップしました。雪の飛び方の違いを見て下さい。
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