Roses and green hydrangeas2024年09月06日 06:00

 通路で兄弟が待っています。外に出してくれ、といっているようです。
 ここの薔薇はまだ咲いています。奥にはシオンがありますが、目立ちません。
 秋風が心地良い晴天です。しばらく、庭園内を散策しました。もちろん、駅長も一緒。
 紫陽花はすっかりグリーンに変色しています。木製の古いベンチに覆い被さっています。

Signs of Autumn2024年09月07日 06:00

 芝生と中央花壇。大きな紫陽花の樹に白い花が咲き誇っています。これはいずれピンク色に変色します。ここを見ているだけでは、まだ夏の風景ですが・・。
 1日で芝生に落ちる毬栗がこのとおり。だんだん茶色のものが増え、また大きくなっています。まだ食べてはいません。全部燃やしています。
 少し離れた場所には、既に落葉がこのとおり。夜に雨が降るので、そのときに散るようです。日中はそれほど落ちてきません。
 木造橋に近いエリアも、落葉が増えています。ブロアで掃除をしても良いのですが、風向きによって適さない日があります。

欠伸軽便鉄道通信312024年09月08日 06:00

トンネルの作り方(連載第31回)

 トンネルは、日本語では隧道(すいどう)といいます。山を避けると遠回りになる場合、しかたなく土や岩を掘ってトンネルを作ります。鉄道模型では、まったくこの逆で、線路を覆い隠すため、わざわざ山を作ります。とても贅沢な話です。
 庭園鉄道は、大部分が自然の地形を利用します。でも、トンネルを掘るような工事は、世界中の庭園鉄道でも例がないと思います。高い土地に線路を通すときには、溝を掘って切り通しにします。その上に天板をのせて土を被せればトンネルになります。
 しかし、両サイドの土が崩れる心配があるため、充分な大きさの鉄管やコンクリート管を埋めて、その中に線路を通す方法が一般的です。強度的にも、これなら安心です。
 トンネルが直線の場合は、これで解決しますが、カーブしたトンネルが欲しい場合があります。ミニチュアの鉄道では実物のように長いトンネルは難しく、線路が真っ直ぐだと、トンネルに入るまえから出口が見えてしまいます。その点、カーブのトンネルなら、真っ暗な中に入っていく醍醐味が味わえるでしょう。
 カーブのトンネルを作るときは、既製品の管だけでは不足で、現場でこれらの加工が必要です。鉄管なら切断や溶接、コンクリート管では、型枠、鉄筋の配置、コンクリート打設などの作業を伴います。
 欠伸軽便鉄道のトンネルは、大きなU字溝(内のりの高さと幅は1.2m)を下向きに置いて作りました。カーブ外側にできる隙間には、型枠を置き、鉄筋を配置して、コンクリートを打設しました。U字溝を3つ使いましたがが、何トンもある重量物ですから、運んできてもらい、クレーンで置くところまで建設業者に依頼しました(図1)。
 ところで、トンネルの壁をブロックで自作すると、土圧で内側に倒れたり、天板が崩れたりする危険があります(図2)。また、木造では土圧や水を止めることが難しく、作ったときは持ち堪えても、いずれ腐って崩れます。自作をする場合には、土を被せない方が良いでしょう。中を通っているときは同じですから。
 トンネルには、トンネルポータルが付きものです。両方の出入口、つまり2箇所に作ることができます。欠伸軽便鉄道は、いずれもレンガを積んで作りました。軽便鉄道にしては立派すぎます(図3、4、写真1~5)。森林鉄道にあるような木造のポータルも良い雰囲気になることでしょう。

写真1 U字溝コンクリートを置き、土を半分ほど盛りつけた。

写真2 レンガを積み、壁を両側に作っている途中。

写真3 半円形の木枠をセットした。レンガの穴に通す鉄筋が見える。

写真4 木枠の周囲にレンガを積み終わった。このあと、木枠を下へ外す。

写真5 完成したトンネルポータル。トンネルの穴の高さと幅はいずれも1.2m。

追伸 7年かかって完成した38号機。ドイツの機関車コッペルの1/6スケールモデル。

図1 欠伸軽便鉄道のトンネル工事: U字溝(コンクリート製品)を並べ、カーブで開いた隙間をコンクリートでつないでから、土を盛りつけて山を作った。つなぎ部分のコンクリートには鉄筋を入れる。
図2 ブロックを積む方法は危険: 両サイドにブロックの壁を作り、上に天板をのせるよう構造では、土を盛りつけると、土圧でブロックの壁が崩れる危険性がある。土を盛ることを諦めた方が良い。
図3 トンネルポータルのレンガ積み: 上部のアーチの部分は、木枠を仮にセットして、レンガを積む。念の為にレンガに穴をあけ、鉄筋を通す。完成したら、木枠を解体する。
図4 レンガ壁の倒壊防止策: 土圧による倒壊を防ぐため、手前に支持壁を作るか、内側に鉄筋とコンクリートでアンカー構造を作る。土に埋めるまえに鉄筋は錆びないようにコンクリートで覆うこと。

Red geraniums in the sunroom2024年09月09日 06:00

 サンルームのゼラニウムはいつも花が咲いています。同じ花ではなく、つぎつぎと咲くのです。朝なので、外は霧が立ち込めています。
 1時間後。ガゼボが奥に見えます。線路の付近で枯枝を拾いました。駅長は楽しそうです。
 別の角度から撮影すると、緑がシルエットになります。左端に鉄橋。秋風が爽やかで、気温は16℃くらい。比較的暖かい午前。
 風車はその後、問題ありません。表側は赤と白。裏側は黄色と白です。昼間の太陽光発電を蓄めて夜はライトアップされているので、そのための配線が見えます。

Stationmaster driving a Mercedes-Benz2024年09月10日 06:00

 クルマに乗るのがなによりも大好きな駅長です。ついに、彼専用車を買ってもらいました。
 ベンツのGクラスです。子供用のおもちゃですが、体重制限はけっこうぎりぎり。
 乗っているところ。ハンドルではなく、フロントガラスに手をかけています。ハンドルやペダルで運転ができますが、ラジコン機能もあります。動かしても驚かず、わりと満足そう。
 3分ほどドライブしましたが、降りようとはしませんでした。乗り物は基本的に好きなようです。