Tin Toy Ford Gyron2024年08月28日 06:00

 古いブリキのおもちゃで、フォード・ジャイロン。実車は、1961年にコンセプトカーとして展示されただけで生産はされませんでしたが、ジャイロを搭載した2輪車でした。おもちゃは、日本のイチダ製(60年代)。ジャイロはなく、4輪車です。状態が良いものは以前10万円近くしましたが、最近はブリキのおもちゃは値が下がっているようで、ようやく安価に入手できました。ただ、さすがに古く不具合があるので修理が必要。
 このおもちゃは、リモコン(無線ではなく有線)です。下の写真が、後ろから見たところ。テールランプが中央にあって、まるでジェットエンジンの噴射口のようです。ブリキのおもちゃは、ネジではなく、ブリキの爪を差し入れて曲げて留める方法で組み立てられています。これを分解するときに、その爪を戻して抜くわけですが、劣化で折れてしまうことがあるため注意が必要。
 無事に中が見られるように。リモコンでモータを回し、前後に走行。またワイヤでステアリングを操作し、左右に曲がります。また、レバーを切り替えると、キャブの屋根が上がってオープンになるギミックも。テールライトの豆電球を点滅させるために、ギアでスイッチをON/OFFする仕組みも。モータは生きていましたが、ステアリングのワイヤは、固定箇所がずれて動かなくなっていました。数日かけて根気良く修理をしましょう。
 芝生に毬栗の赤ちゃんが落ちてくるようになりました。毎日数個拾って、ここに並べています。まだ柔らかく触っても痛くありません。しっかりとしたものが落ちてくるのはもう少しさきでしょう。