Rudbeckia near the station building2023年09月01日 05:55

 40号機は逆回りで運行。逆向き信号機の向きや位置などを確認しながら走りました。駅舎の手前にはルドベキアが咲いています。コスモスとひまわりのミックスのような感じの花。
 駅長も乗車できるトレーラです。
 トンネルを抜けたあと、木造トラス橋を渡って。
 一周して、駅舎前で停車中。右にあるのが、白い紫陽花。高さ3m以上ありますが、実はもっと高い同種の花が別のところに。そちらは5m近くあって、下から仰ぎ見ないと、花が咲いてことさえ気づかないくらい。ちなみに、この白い紫陽花はのちにピンクに変色し、その後グリーンになり、最後はドライフラワになります。

Hydrangea turned green2023年09月02日 11:10

 サーバがダウンしたため、更新が遅れました。
 ホィットコムが逆回りで運行しました。ガゼボは特に変わりありません(雨が降っても庇のおかげでドアは軽く開きます)。
 ホスタの横で停車中。これはゲストハウスの玄関前で、細かい砂利が敷き詰められていますが、すでに大部分は植物に覆われました。線路上にだけ残っているので、まるでバラストみたい。
 掃除後2日ほどで、これくらいの落葉の量。大したことはありませんが、少しずつ秋が近づいています。
 白かった紫陽花はすっかり緑に変色。数が減っているのは、あちらこちらに切り花で飾ったり、あるいは垂れてしまったので剪定したため。ちなみに、このベンチは座ることができません(強度不足)。

Red and violet bergamot flowers2023年09月03日 06:00

 レールカーが早朝から運行。太陽の位置が夏よりもずっと南へ移動し低くなりました。朝日が差し込む場所がだいぶ違います。
 中央花壇では、真ん中の紫陽花はいつのまにかボリュームのある木になりました。今年は芝生があまり良い状態ではありません。雨が少ないせいかも。
 ベルガモットは、そろそろ終了のようです。花が少なくなりました。紅茶に入れるベルガモットは果実ですが、先日からレポートしているのは、ベルガモットの匂いがするハーブで、ベルガモットハーブと呼ぶのが正しいとか。
 紫の方も半分以下になっています。今年はこれまでで一番沢山咲き、しかも背が高くなりました。年によって全然違います。もうすぐ咲きそうなのは、クレマチスと朝顔でしょうか。

Moss and clematis2023年09月04日 05:50

 ホィットコムが運行。順周りです。今後は、通常周りを「のぼり」と呼び、逆周りを「くだり」と呼ぼうかと考えています。順周りが採用されたのは、上り勾配が長く続くから。つまり、逆に走ると、下りが長く続いて危険で、ゲストに運転してもらうのに適さないからでした。
 この近辺の苔はだいぶ深くなっていて、線路のあるところがますます窪んで見えます。苔というのは、湿った場所ではなく、むしろ乾燥した場所、たとえば岩やコンクリート面に付きます。苔には根がなく、地面から水分を吸い上げません。空気中の水分で生きているようです。だから、寒暖差が大きい環境(霧が出やすく、低温時に湿度が高い)が適するようです。日差しは、むしろあった方が良く、枯葉を綺麗に掃除していないと、苔は消えてしまいます。
 それに気づいて、落葉掃除を真剣に行うようになってから、苔が広がりました。現在苔が生えているところはすべて、かつては雑草と土と枯葉の地面でした。
 書斎の窓のすぐそばにクレマチスが咲いています。蔓薔薇やグーズベリィのアーケードの高いところです。濃い紫色なので目立ちません。

Railcar runs with the autumn wind2023年09月05日 05:50

 涼しい風が吹いています。駅長が風上に鼻を向けています。沢山の情報が得られることでしょう。
 レールカーが運行しました。木造橋を渡っているところ。胡桃が沢山落ちていますが、誰も拾いません。リスも興味がなさそう。
 信号機の工事を進めていますが、最後は3機の腕木信号機の反対向きをどうするか、という問題。腕木の反対は腕木なのか、それとも2灯信号機にするのか。腕木信号機は、2灯信号機の4倍は製作に時間を要しますし、故障率が高いのも現実。
 反対向きに走るホィットコムと交代することになりました。信号機の展望は走りながら考えましょう。

The Irregular type signal2023年09月06日 06:05

 今日もサーバがダウンしているみたいです。
 トンネルの手前にある12番信号機に、反対向きの信号を取り付けました。ちょっと変わった形になりましたが、むこうから見たとき、すぐ近くのボックスの樹が邪魔になるため、高い位置にしました。同じ樹が線路の反対側にもう1本あります。
 別の角度から。カーブなので、両方向の信号機が120°くらいの角度になりました。この樹は10年でほとんど大きくなっていない、もともと生長の遅い庭木です。もし、信号機を隠すくらいになったら、剪定されることでしょう。
 ホィットコムが運行しました。枯枝が沢山落ちる季節なので、最初の一周は徐行運転となります。
 近くへ駅長と散歩に出かけました。山道を上ります。このむこうが高原。

Construction of the signal foundation2023年09月07日 05:55

 信号機の支柱の基礎を新たに作ることになりました(理由は明日)。まず、A4より少し大きめの穴を掘ります。深さは10cm程度。取り出した土は、近くの線路の補修に使います。
 レンガを3つ並べるのですが、そのまえに、路盤材を敷いて叩いて締め固めます。2方向の水平を確認します。ここにモルタルを敷いて、その上にレンガをのせます。
 一輪車のパンでモルタルを練っているところ。モルタルもコンクリートも、たいてい一輪車で練ります。そのあと洗わないので、どんどんパンが補強されて分厚くなります(ジョークです。ただ、セメントはアルカリ性なので錆を除去する効果はあり)。緑の如雨露がありますが、これはモルタルに必要な水。
 レンガの間にもモルタルを入れて、水平を確かめながら木槌で叩いて微調整。さて、このあとは明日の心だ(老人にしかわからない台詞)。ちなみに、夜に雨が降っても、土砂降りでないかぎりコンクリートやモルタルに影響はありません。水をかけた方がむしろ強度が上がります。

New signal pole erected2023年09月08日 05:55

 昨日のつづきです。モルタルは既に硬化しています。3つのレンガと下部のモルタル層、さらに下の路盤材もほぼ一体となっているので、20kgくらいの重量の塊が埋まっているのと同じ。写真は、そのレンガにドリルで穴をあけたところ。7mm径くらいで、もちろんコンクリート用のドリル刃を使用。そして、そこに写真のようなアンカを挿入してハンマでツライチまで叩き込みます。このアンカの穴にネジを入れますが、ネジが入るとアンカが周囲に広がって抜けなくなります。1つのアンカで200kgfの耐力が期待できます。
 A4サイズのアクリル板に、支柱のベースを取り付け、アンカにネジで固定します。このように何段にも材料を分けた構造にしておくと、予期せぬ負荷で破損したときに、壊れた部分だけを交換できます(この場合、アクリル板が割れる想定)。当初はアクリル板ではなく、12mm厚のベニヤ板でしたが、防腐塗料を塗っておいても(高湿度の地面と接するため)10年は持ちませんでした。この信号機は、アメリカのキットのものです。支柱は塩ビパイプ。どうして独立して立てたかというと……。
 この5番信号機の背後に大木があって、しかも線路がカーブしているので、反対向きの信号機を同じ支柱に取り付けると、むこうから来たときに見えづらくなるためです。スイッチボックスを共用するのは同じですが、信号機は樹の両側に独立して立てました。
 いつも近くで工事の様子を見守っている駅長。