Small engine snowplow2024年03月05日 06:00

 早朝の写真。氷点下5℃くらいで比較的暖かい朝です。これからご飯をもらい、散歩に出かける駅長。遠くの音を聞いているようです。
 樹の枝に乗っている雪は、日中の日射で解けて落ちることが多いのですが、風がないと、そのまままた凍ってしまい、白から透明になります。遠くから見た感じは同じですが、近いところで見るとわかります。よほど暖かい日が来ないかぎりなかなか風景は変わりません。
 それでも、地面の雪は薄く(その分、固く)なりました。パウダ状のまま残っているところは、一日中日陰のところだけ。重さに耐えられない小枝が沢山折れて落ちてくるはず。
 線路の除雪をするためのエンジン除雪機を試してみました。雪は薄くなった分、固くなっているため、負荷がかかりますが、まあまあの性能を発揮。車輪はなく、ソリの上にエンジンがのっています。15cmくらいの深さまでならスコップよりも少し楽かも、というくらい。この機械を出して、エンジンを始動して、また仕舞う手間を考えると、微妙なところですが。

How to tune the engine indoors2024年03月04日 06:00

 なかなか日が差すような晴天にならないため、気温の変化が僅かで、ほとんど同じ風景のまま。積雪はだいぶ下がって25cmくらい。湿っているので、枝にものったまま。そろそろ鉄道の除雪をしようかな、と考えていますが、この深さの場合、小型エンジンの除雪機では荷が重いので、手作業で行う方が早いと思われます。まあ、3日か4日かかることでしょう。明日から始めましょうか。
 トンネル付近。山は綺麗な曲面になりました。除雪をすると、退けた雪(氷に近い)が堆積するので、凸凹になります。綺麗な雪景色は今のうちです。
 風車付近。倉庫と呼ばれている建物がすっかり雪に埋まっています。太陽光発電のパネルも雪の中なので、夜に照明が灯りません。風車は下がつっかえているので回らない状態。
 暖かい室内でエンジンを回して調整をしています。排気ガスだけを外に出します(ピンクの2本のチューブ)。ドアが少し開くので、隙間風が入りますが、それくらいは辛抱。10秒くらいは回るのですが、スロットルを変化させると止まってしまいます。高回転と低回転の燃料の濃さのバランスが悪い(ニードルの設定ができていない)状況。もう少し時間がかかりそう。

Two days after snowfall2024年03月03日 06:00

 書斎の窓から撮影。昨日も今日も薄曇りなので、気温が上がりません(氷点下のまま)。それでも、雪の厚さは減少して、30cm以下になりました。重みで締まってくるのです。
 こちらは、リビングから撮影。紫陽花のドライフラワも雪が積もっています。3月の雪なので、湿っていたのでしょう。
 工作室の前。左にある道は、除雪車が通ったところ。この辺りは南垂れなので、日が出れば、早く雪が薄くなると思います。
 ミニチュアの建物だと、豪雪地帯のよう。まだ線路の除雪を行なっていません。もう3月だから、少し待っていれば、雪が自然に消えるかな、と考えたからです。

Urethane belt and voltage drop circuit2024年03月02日 06:00

 結局、昨日の夕方に雪は止み、積雪は40cmほどでした。今朝写真を撮ったときには、既に5cmほど下がって(つまり締め固まって)いました。どんどん低くなって、氷に近づき、そのうち上を歩けるほど固くなります。気温が高いから、雪が消えるまで2週間ほどでしょうか。停電もなかったし、車は普通に出ていける状況なので不便はありません。
 戦車の修理です。内部でベルトが滑っていることが旋回が上手くできない原因と考えられます。ベルトをかけ替えたいのですが、ギアボックスを分解し、しかも車輪を外さないと、輪になったベルトを入れることができません。ウレタンベルトは、熱で端を溶かしてつなぎますが、この作業をギアボックスにベルトを入れた状態で行う方が、作業として簡単かな、と思案中。
 ベルトは3箇所。左上のエンジンからの伝動部は、ベルトの輪が外せるので、既に張りを強くしたベルトに交換しました。問題は残りの2箇所。いずれも、多くの軸を外さないと輪として入れることができません。写真のように、プーリィから外して緩ませた状態で、切断し短くして、両端を融着する方法を試してみようと思いますが、それには、ジグが必要。これからそのジグを作ろうと考えています。それが上手くいかなかったら、キャタピラや車輪やギアボックスをすべて分解して、輪となったベルトを入れることになります(ベルトが切れたら、また分解ですが)。
 一昨日紹介した降圧回路を試しました。12Vで1.5Vのプラグを点火させられることを確認。この回路は、アウトプットの電圧と電流の上限が設定できます。ただ、インプットの電圧が変わったらやり直しになります。安い(2000円くらい)のでしかたがありません。ツインエンジンは、その後順調ですが、まだ燃料の濃さを調整しきれていません。

Snowy morning with dog2024年03月01日 06:01

First snowfall this winter2024年03月01日 06:00

 暖かい冬は積雪がある、というのに、今年は降らないなあ、と思っていたら、こんなに遅く初めての積雪です。朝はまだ10cmくらいでした。これはウッドデッキを窓から見た様子。
 午前中は降り続き、どんどん積もっていきました。
 お昼まえに外に出て撮った写真。この時点で20cmくらいでしょうか。
 まだ降っていますが、30cmくらいになったところで、除雪機が出動。なるべく早く、雪がふわふわのうちに除雪した方が楽だからです。1時間ほどの作業で、道路へ出る経路の除雪を終えました(道路は管理しているところが除雪)。面積でいうと、600平米くらいでしょうか。雪を横に飛ばすだけなので、雪が減るわけではありません。トータルとしては同じ。

Glorious morning garden and twin engine2024年02月27日 06:00

 半分くらいの確率で朝は濃霧なのですが、今日は晴れています(低温の証)。日の出の位置がだいぶ北寄りになりました。暖冬なので、苔も厚さを保っています。
 駅長は寒くても絶好調。庭で走り回るのが大好きです。風のある日も機嫌が良く、いろいろな匂いが届くことが面白いのでしょう。
 数日まえに紹介したDOHCっぽい外見のツインエンジン。なかなか調子が出ないので、分解を何度かして原因を調べました。下の写真がカムシャフトとカム。4つある丸い部分が、シリンダヘッドにあるバルブの上部で、吸排気の開閉を担っています。下にある2つがプラグ。
 ツインシリンダですが、キャブレタは1つ。調整は1箇所なので簡単ですが、逆に細かい調整ができない欠点も。キャブが2つあると、ツインキャブになります。普通の自動車のエンジンは4気筒が多いので、DOHCで1気筒を4バルブにすると、合計で16バルブになります。「16バルブ」というのが、スポーツタイプの代名詞でした。
 この小さな多気筒エンジンを作っているのは中国のToyanというメーカで、直列4気筒や、V型8気筒や、水平対抗4気筒なども出しているようです(値段はほぼ実物の中古エンジンくらい)。これと同じ2気筒で水冷もあるようです。模型用の小さなラジエータも発売されています。V型8気筒にはスーパ・チャージャのオプションもあります。

Cold morning scenery2024年02月23日 06:00

 静かな朝です。日が地面に当たって、オレンジ色に輝いています。このような晴れた朝が一番寒い(低温という意味)。ただ、着込んで出かければ問題ありません(着込むといっても、Tシャツとフリースの2枚が部屋着で、その上にダウンで3枚重ねですが)。風がなければ、気温はそれほど問題ではありません。フードやネックウォーマは大事。
 苔や芝は凍っています。地面の土も地表から30cmくらいまで凍っていて、重機を使って掘る場合でも、最初に表面をはつって砕かないといけません。それぐらいがちがちになるので、この時期(1月後半と2月)には建設工事は滅多に行われません。
 土の上を歩いても靴は汚れません。犬たちも足を洗う必要がありません。水がないからです。たとえば、つららもありません。つららは暖かい地方にできるもの。寒暖を繰り返すことで発生する凍害(素焼きの鉢やコンクリートが割れる被害)もありません。氷が解けるほど気温が上昇しないからです。
 お昼頃には少し曇ってきました。低い位置の枝も凍っているようです。ベンチの上が白くなっているのは夜に舞った雪のようです。日が当たれば消えるはず。

Testing the firepower of two boilers2024年02月19日 06:00

 朝の風景。氷点下10℃。裸ん坊の駅長です。彼は寒いほど元気なようです。
 朝日が当たって、森の樹々がオレンジ色に。まるで山火事みたいです。これは、晴れた朝なら書斎から毎日見える風景(窓越しに撮影)。
 L型ボイラのシェイ。エアテストでエンジンが動くことを確認しましたが、まだ線路の上を走れません。ボイラの火力不足。バーナまでの配管でガス漏れがあったので、バスコークで修理。使われているバーナは、工芸細工で用いられる小型のもので、これでは火力が期待できません。そもそも不適切かも。どう頑張っても、この固いエンジンを回せそうにありません。80%くらい諦めムード。バーナを新たに作る手はありますが、そこまで時間をかける価値はないかな。
 こちらはハンスレット風の緑のタンク機。エアテストはOK。しかし、上手く燃焼しません。いろいろ試して、ガスジェットが不良だと判明し、圧縮空気で詰まりを飛ばして一時的に回復しましたが、またすぐに駄目になり、けっきょくガスジェットを新品と交換しました。火力は充分なのですが、ガスタンクが小さく、すぐガス欠になります。運転のし方を模索中。