Rewinding the motor coil2021年10月10日 06:30

 書斎のデスクの上です。メルクリンの古い機関車などを修理中。右にあるヤグラは、ストラクチャですが……。
 これの修理に3日間費やしました。交流モータがどうしても回りません。ブラシの問題ではなく、モータのコイルが内部で断線しているようです。
 3極モータのコイルをすべて解き、撒き直しました。コイルのエナメル線は0.05mmという細さで、髪の毛より細く、目を逸らすと見えなくなります。コイルは、4mほどの長さのエナメル線を200回以上巻きつけます。モータが2つで、全部で1200回巻きました(結果が駄目で、やり直しもあったので、さらに多く巻きました)。コイルを巻く作業だけで12時間以上。
 動くようになりました。遠隔操作で首を振り、ロープを巻き上げます。ロープの先の電磁石で荷物を釣り上げ、別の貨車などに移して遊ぶおもちゃです。50年くらいまえの製品でしょうか。

コメント

_ moon289 ― 2021年10月10日 08:30

想像するだけで目と手が痛くなりそうな作業ですね。。。
動いているところを見てみたいです。

_ ネム ― 2021年10月10日 18:36

細い線なのですね。
気が遠くなりそうです。
断線しないようにもっと太くして、巻く回数も
少なくする、というようにはできないものなので
しょうか〜?と、素人は思ってしまいます。
無事に動いて良かったですね。

_ わんこのやま ― 2021年10月11日 08:38

コイルを巻く・12時間というコトバに頭がショートしました!

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