Bottom of the forest2021年07月01日 06:18

 レールカーが運行しました。落ちている枯枝を拾いながら走ります。
 すっかり生い茂った森林。喧しいほど沢山の鳥の声。
 谷底を覗くと、がさがさと音がします。鳥か、それとも小動物か。
 今日もドライブに出かけることになりました。鉄道の運行は朝夕2回。

Gas mechanical production continues2021年07月02日 05:53

 切ったり穴をあけたりしては、組み立てて確認をします。毎日少しずつ進みます。
 床板に穴をあけ、シャーシにはネジを切り、床板を固定しました。
 だいぶ雰囲気が出てきました。金色の部分が真鍮。光っているのはステンレス。鈍いグレィはアルミ、それ以外のほとんどは鉄です。ステンレスは加工が大変です。磨いた鉄かステンレスかわからないときは、磁石をひっつけて確認(ステンレスはひっつかない)。
 ちなみに、ハンダづけは強度が低く、耐熱が駄目なので、力がかかったり、熱くなる部分には使えません。ハンダづけは、アルミは駄目。強度と耐熱が必要なときは、銀ロウづけか溶接になりますが、溶接は鉄かステンレスだけ。銀ロウづけは母材はそのままで、隙間にロウが溶け込みます。精密な接合に向きます。一方、溶接は母材も溶かします(下手をすると母材に穴があく)。したがって、細かい工作はできません。以上、ハンダづけ、銀ロウづけ、溶接の違い。以前にコメントで質問がありましたので。
 後部の窓を切っているところ。くり抜くときは、最初に小さな穴をあけ、そこに糸鋸の刃を通して切り始めます。周辺から奥へ行くほど懐(ふところ)が大きい糸鋸が必要になります。写真の糸鋸は懐が30cmあります。

All green2021年07月03日 05:44

 輝かしさは、森の上にあるようです。木漏れ日も今日は動きません。風がないということ。
 運行はAD67。だいぶまえから、ここに停車しています。朝から夕方まで停車していることも頻繁です。
 夜は雨が降るので、出しっ放しというわけにはいきません。庭仕事をしているうちに、忘れてしまうことはありますが。
 庭に出ることが大好きな人。ピンクの無蓋車に乗るのが日課です。

The shape can be seen by the outer shell works2021年07月04日 05:48

 ボディを取り付けて最終確認。まだ製作していないのは、ボンネット、屋根、ドアなどです。既に、とても持ち上げられない重さになっています。
 窓は6枚を切り抜き終わりました。あとはドア2枚の窓のみ。ボンネットと屋根は板を曲げる工作が必要です。ボンネットを作るまえに、マフラの配管を決定する必要があります。
 上から見たところ。燃料タンクが付いていない状態。どこにも余裕がなく、運転士が乗る場所がない感じです。スマートな人しか乗れないことでしょう。
 右のドアから、エンジンを始動するロープを引く設計。ドアは開閉できるように作ります。

Exhaust pipe and muffler2021年07月05日 06:03

 マフラを製作するためのパーツを切り出しました。中央手前の穴があいたパイプは、市販品のパーツでマフラ用としてAmazonで売っていました。奥のパイプは、何に使うものか知りませんが農業用のホースを繋ぐもの。穴があいたパイプが、太いパイプの中に入ります。
 溶接が終わったところ。ようするに、排気を何度か壁にぶつけて跳ね返したり、容積を変えて膨張させたりして、音波を相殺させるのがサイレンサ(消音)の原理です。抵抗がある分、エンジンのパワーは落ちます(特に2サイクルでは落ちます。4サイクルではそれほどでもありません)。
 エンジンからマフラまでの排気管(エグゾースト)も作りました。ボンネットの良い位置に持ってくるためです。
 耐熱塗料の銀色を吹きつけました。耐熱塗料というのは、銀か黒か灰色しかありませんね。赤とか青といった普通の色は売っていないと思います。作れないのでしょうか。薪ストーブなどが、だいたい黒か銀色なのはこのため。

Doors, lights, plate bending, and regulator2021年07月06日 05:42

 ドアを作りました。上下にはアルミのチャンネル材を使用。これをレールにしてスライドします。ドアにも窓があるので、これから窓を切り抜きます。
 ヘッドライトを付けました。自転車に使う部品でやや大きめ。とりあえず使って、のちのち製作して取り替えることができます。このライトは電池内蔵の製品です(500円ほどでした)。たしか、数年まえにガーデントラックを作ったときにも、またAD67にも同じ製品を使いました。ヘッドライトは、屋根の中央より左へ寄せています。これは光がマフラに当たるためです。
 ボンネットの天板を曲げるための練習。左の白いのはボール紙。次は、中央の小さい板、次に、少し大きめの右の鉄板。このようにして、サイズや曲げるときに挟む添え板の位置などを確認します。左手前が最終的なもの。上にあるのは実物のレールで、叩いて修正するときのアンカとして使用。右にあるのはプラスティックのハンマ。
 機関車とは関係ありませんが、愛車の窓を開けるレギュレータの取っ手が割れて取れてしまったので、エポキシで修理をしました。古い車なので、このようなプラスティック部品は、大事に使っても自然に割れてしまいます。若い人は、自動車の窓が手動で開くことを知らないと思いますが……。

Door window and front bonnet2021年07月07日 06:00

 左右のドアに窓を切り抜きました。これがドアが閉まっているところ。
 開けた状態にすると、窓が重なります。
 ボンネットの取り付けネジを製作(ボンネットはアメリカではフードといいますね。屋根もフード)。写真では、まだマフラのための穴があいていません。
 外の様子。今日は、このあと夕刻の運行となりそうです。

Like the bottom of the sea2021年07月08日 06:02

 AD67の列車が運行。駅長がまるで運転士のようです。この辺りは、木漏れ日も減りました。
 白く輝いているのは芝生です。建物の位置には樹がないためです。機関車はヘッドライトを点灯しています。
 1週間に2回は芝刈り。草刈りはほぼ毎日少しずつ。
 ドアに取っ手が付きました。3φの真鍮棒を曲げてからハンダづけ。穴は曲げてからあければぴったりです。

I can't see the front.2021年07月08日 21:34

Electronic horn wiring2021年07月09日 05:43

 ボンネットにマフラを通す穴をあけました。これは糸鋸ではなく、ドリルで周囲に小さい穴を沢山あけてから、ヤスリで削りました。板を曲げるまえに穴をあけると、上手く均等に曲げられない(断面欠損がある箇所に力が集中する)ので、必ず穴あけは曲げたあとにします。
 ボンネット内に電子ホーンとバッテリィを固定。いちおうリレーを介して鳴るように配線しました。つまり、スイッチを離れた場所に設置し、そのスイッチでリレーを作動させ、リレーがホーンをONにします(自動車などの配線はそうなっています)。左上にあるのは、メインスイッチ。バッテリィの充電用のソケットも設置。
 ボンネット(のフード)を正式に取り付けました。上の写真でも見えていますが、外からネジを差し入れても内部に手が回らないので、あらかじめ、穴の内側にナットをハンダづけしておきます。機関車がレンガの上にのっていますが、エンジン固定のボルトを下から締めるためです。
 夜に雨が降ったので、苔の絨毯が膨らみ、厚くなっています。朝の気温は15℃くらいになりました。もう夏真っ盛り(つまりこれ以上は暑くならない)といったところです。