Forest walking ― 2021年05月01日 05:56
Reconnecting the chain ― 2021年05月02日 05:58
いつもの乗組員たちが、集まっています。どうしたのでしょうか。
レールバスが故障したので、横倒しにするため、車内のバッテリィなどをすべて降ろしたのです。この機関車には、12Vのバッテリィが3基載っていて、それらを降ろすと簡単に横に倒せます。ボディに傷がつかないように毛布を敷いて行います。
後部の動力台車の片方のチェーンが切れていました。チェーンは、線路上に落ちていて、探してきました。写真の左が動輪。中央がモータです。チェーンが切れるというのは、ジョイントが外れてなくなった、という意味で、金属が切れるわけではありません。もう1軸は、別のモータで動くので、走れなくなったわけではなく、パワーが半減した状況でした。
ジョイントは、100円くらいのパーツで、常備しているので、たちまち修理完了。グリスアップしてから、線路上に復帰しました。バッテリィをつなぎ直し、動作のチェックをしました。乗組員たちもこのあと、元の配置に戻りました。
Suction tube blower ― 2021年05月03日 05:55
Koppel second test run ― 2021年05月04日 05:39
今回は、修理したブロアファンを使用。キャブの屋根の上にのっているは、ポリタンクの蓋。水は蒸留水を使用。
煙突からオイルが飛び、既にだいぶ汚れました。軸動ポンプの送水量が、予想より少なく、おそらくボトムタンクやサイドタンクの複雑な経路に問題があるものと思います。それ以外は好調。
キャブ内。リュブリケータ(給油機)は左下ですが、このタンク1杯のオイルがメインライン1周で消費されます(やや多すぎ)。閉まりが悪かった投炭口のハッチにロックが付きました。右にある赤いレバーが、軸動のリターンの切換えですが、常に給水状態でも不足します。
ヘッドライトは発電ではなく電池で点けています。走行には問題がありませんが、まだ1周以上連続運転ができません(軸動ポンプの送水量が不充分でハンドポンプで給水が必要。さらにサイドタンクへの水補充が必要になるため)。原因を究明して、改善する予定。
Long run of Koppel ― 2021年05月04日 16:10
約12分もあるので、2倍速でお楽しみ下さい。
Koppel on Third test ― 2021年05月05日 05:56
今回は、新しいサクションパイプ式ブロアを使用。煙突の上に置いて、空気を吸い出し、火室の火を煽ります。結果は良好で、ブロアファンの2倍は効率が良く、早くスチームアップができました。また、煙が高い位置から上へ吹き出すため、煙くありません。火入れは最初は木材に着火するので煙が多いのです(良い石炭はそれほど煙が出ません)。このタイプのブロアは、コンプレッサから近い場所でしか利用できない点が唯一の欠点(線路上の遠くで圧が落ちた場合には、バッテリィ式のブロアファンを使用)。
ボイラ圧力が4気圧くらいになったら、走ることができます。あとは自分の蒸気でブロアもできるわけです。メインラインはカーブの連続ですし、アップダウンがあります。常にレギュレータ(アクセル)を全開にしたり、全閉にしたりする必要があり、その都度、ブロアを調節するため忙しい運転で手が離せません。
平坦で運動トラックのような場所で運転することが多いライブスチームですが、実際の森林鉄道の運転は、やはり庭園鉄道の方が近い状況で、運転自体を楽しめると思います。
リュブリケータの不調は、オイルを別のものに変えたら直りました。まだ給水系に問題あること、また前のサスペンションが少し柔らかすぎることがわかりました。それ以外は、快調です。
ところで、この38号機のKoppelの諸元。(すべて約)幅30cm、長さ80cm、高さ48cm、重さ75kg。動輪は3軸で、第2動輪はフランジレス。安全弁は5気圧で作動、走行は3〜4気圧。水タンクは、ボトムと両サイドに1.5L。給水は、軸動ポンプとハンドポンプの2系列(今後、ドンキィポンプかインジェクタを追加装備を構想)。ハンドブレーキを装備。
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