White forest and blue sky2020年12月11日 06:22

 朝は森が白く見えます。これは、霧氷(霧が冷たい枝で凍る)です。庭園内の樹も、高いところはこうなっていますが、近いと白くは見えません。
 10時くらいから作業を始めます。三角形の6枚の平面に貼るシングルはあと少しです。
 28°の傾斜というのは、なにかを上にのせても、滑り落ちてきます。道具袋はロープに引っかけてあります。最初はシングルが大きく、持って上がるのが大変でしたが、屋根の上部に行くほど小さくなり、接着剤を塗った面を上にして片手で持ったまま、屋根に上がることができるようになりました。
 地上では、こちらの作業場で、シングルをカットし、接着剤を塗っています。道具は、定規とカッタナイフとコーキングガンの3つを使うだけ。
 平面のシングルを貼り終え、棟のシングルに移りました。シングルを折り曲げて貼ります。棟(むね)というのは、普通の家の場合は一番高い水平の部分ですが、今回の屋根では、傾斜した直線部6箇所。山でいうと尾根のことです。棟に貼るシングルは全部で72枚。一番下と一番上以外は同じ形なので、現場で形を合わせる必要がなく、作業が楽になりました。
 屋根の上は、近くからは見えません。ずれていないかをチェックする場合は、8mくらい離れて眺める必要があります。
 午後2時に終了。毎日天気が良いので助かります。だんだん手慣れてきたことと、作業が合理化されたことで、明日で終わる可能性が見えてきました(シングルはあと40枚)。