Roofing construction2020年12月01日 06:30

 落葉掃除もほぼ終了し、その時間を建築工事に回すことができるようになりました。
 最近は、朝は氷点下5℃くらい。日中はプラス5℃くらい。日差しが非常に強く、日焼けをします。サングラスをしていないと目が疲れます。
 夜の小雨もなく、朝の霧も少なくなってきました。まだ雪は一度も降りません。非常に乾燥しています。
 線路の上に置いてあるのは、アスファルトシングル(2枚)。長さはジャスト1m。1束が24枚なのですが、まったく持ち上がりませんので、2枚ずつ現場へ運んでいます。全部で120枚あります。これを切って使うので、貼る回数として約200枚に。
 屋根の端に最初の1枚を貼ったところ(端なので長方形にカット)。アスファルト系の接着剤をつけ、20mm長の専用釘で留めます(釘は板を突き抜けない長さ)。釘の穴から雨が入らないか、と心配になりますが、アスファルトが吸着して防水するという仕組み。右の緑の部分が、ルーフィングシートで、これもアスファルト。シートの方はシリコン系接着剤とホッチキスで固定(針が見えます)。庇の部分は、水切り板、シート、シングルの3重になります。

Roofing tiles2020年12月02日 06:41

 氷点下でも朝から工事を始めます。朝の方が風が弱く、日差しが暖かいからです。
 ルーフィングシートをトップまで貼る作業はあと残すは2面(6面のうち)です。
 アスファルトシングルを貼る作業を並行して始めました。専用の接着剤と釘で貼ります。釘は、次に貼るシングルに隠れる位置に打ちますから、最終的には見えません。
 1面に12段重ねます。そのあと棟の部分にまた重ねます。多いところでは、シングルが4枚重なる部分もあります。
 縄梯子を移動しつつの作業。高いところは梯子が頼りですが、梯子があると邪魔で貼れません。少しずらして作業をします。
 毎日午後2時頃に片付けて撤収します。落葉掃除が終わったので、そのあとは犬と散歩に出かけ、別の工作を室内でします。

Railbus and construction2020年12月03日 06:25

 レールバスが運行。ドライフラワとなったアナベルの横を通ります。
 今緑なのはすべて苔か芝です。氷点下が続くと、だんだんそれも黄色くなってきます(日本人は茶色というでしょうが、たとえばゴールデンリトリーバはイエローです)。
 建築工事現場。緑のルーフィングシートはあともう少しで全面に。黒いアスファルトシングルは、低いところから貼り始めています。
 こちら側の一番高いところだけ、屋根の板がまだ見えます。
 少し工事を進めては、また鉄道の運転です。
 高い脚立は、とても助かっています。ほとんどこちらばかり使用しています。重さは12kg程度なので、移動も楽です。
 落葉掃除はほぼ終了と書きましたが、敷地の端の道路を今やっています。あと2日くらいで完全に終了です。屋根工事もルーフィングシートが終わると、いよいよ仕上げのシングル貼りだけになります。外壁は塗装をしますが、それは3月か4月に気温が上がってからになります。

All I have to do is paste shingles.2020年12月04日 06:25

 さて、残す工程はシングル貼りのみとなりました。あと1週間くらいでしょうか。
 落葉掃除もあと2日ほどです。来年10月発行の本(小説)も執筆中ですが、あと2日くらいで終わります。来週は何をしているのでしょうか。
 シングルは、12段を重ねます。写真は5段めまで貼ったところ。このくらいまでは、脚立に立って手が届きます。この上の7段は、屋根に上がらないと貼れません。貼ったあと、数日すると、塩を吹いたように白くなりますが、何でしょう? 海を渡ってきたからかな? しばらくすると消えます(朝の霜で流れるからか)。シングルは、塗装もできます。屋根の色を黒以外にしたい場合は、専用のペンキで塗ることに。
 6面を、まず手が届く5段まで貼っていくつもり。棟(面と面の堺)は、両方に跨るシングルをまた12段重ねて貼ります。
 脚立にぶら下がっているバッグに、金槌と釘が入っていて、下まで道具を取りにいかなくても、次の作業がすぐできるようにしています。ただ、切る位置を上で確かめて、一旦下の作業場へ持っていき、そこでカッタで切り、接着剤を塗ってからそれを持って上がるので、1枚貼るのに2回は上ります。

Carrying firewood2020年12月05日 06:44

 敷地の端で集めた落葉。これが最後の落葉になるかというと、あと5袋くらいはあるかも。でも、まあ、今年はこれで終了としますか。
 朝一番でその11袋を(20分ほどで)燃やして、空の袋は薪小屋まえに並べました。レールカーが引く無害車に、その小屋の薪を積みました。
 これくらいで、大人1人分くらいの重さでしょう。出発します。
 目的地に到着。ゲストハウスの裏手です。
 こちらに薪を降ろしました。ゲストハウスで薪ストーブを使うためです。この量は、2晩分といったところ。針葉樹は燃えやすい、広葉樹は火持ちする、という特徴があります。写真の1本が3kgくらいです。
 もちろん、屋根のシングル貼りを行いました。低いところの5段を貼っています。
 アスファルト系の接着剤を裏面に塗りますが、このときチューブを絞る(ガンで行います)のに渾身の握力が必要。理由は、気温が低いから。昼頃になるとだいぶ楽になりますが。

Work at height2020年12月06日 06:20

 朝は、工事が10時頃から始められます。そして2時までの4時間。もちろん、休み休みです。
 8段の脚立で手が届く範囲のシングルを貼っています。
 5段で、10枚。6面なので、60枚ですから、全体の約30%になります。
 それらが、ほぼ終わって、6段めも1面だけ貼ってみました。やはり、脚立からではやや危険です。やり方を考えましょう。
 これは、さきに棟の部分を貼り始めたところ。ここも12段12枚でその6倍。面に跨って折れ曲がるので、最初の先の部分だけ仮押さえをしました。
 接着したあとは、こんな感じです。焦茶色の部分が水切り板。もう緑のシートは見えません。防水は緑のシートがして、黒いシングルは、衝撃吸収が主な役目でしょう(飛んできて屋根に当たるものがあっても、防水シートが破れないように)。

Snowy morning and cake2020年12月07日 06:28

 夜に降る小雨が、ついに雪になりました。
 このくらいは、もちろん当地では「雪が降った」とはいいません。霜と同じレベル。
 それに、雪の日は暖かいというイメージが定着しているので、今日は暖かいな、と躰が感じます。
 朝日です。既に防水工事が終わっているので、問題ありませんし、今日も工事はできます。
 ちなみに、この時期は毎年クリスマスと誕生日を兼ねて自分にプレゼントをしていますが、この建築工事が今年のプレゼントでした。
 9時には日差しで暖かくなり、雪も消えました。アナベルのドライフラワは、4月くらいまであって、その後は風でどこかへ飛ばされていきます。
 ケーキをいただきました。今日も工事をがんばりましょう。

Under the blue sky2020年12月08日 06:21

 どの方向にも雲が見えない空です。レールバスがどこにいるかわかりますか?
 ここです。陸橋の菜園は、収穫後は跡形もなく消えています。
 屋根のシングル貼りを進めていて、陸橋から手が届く範囲が終了。縄梯子で屋根に上がり、縄梯子がない隣の面でシングルを貼っています。上へ行くほど、持っていくシングルが小さくなるので、だんだん楽になってきます。
 レールカーも運行。ドライフラワの横に待機中。
 久しぶりに登場のホィットコム。好調です。社長の赤い帽子を被っている子が乗っていますが、小さいので姿が見えません。
 レールバスは、ずっと活躍しています。ときどきチェックすると、乗客の誰かが倒れていますから救助。
 クライミングのためのロープや、カラビナ、ベルトなどを購入。総額4000円くらい。重要なのは、オレンジのロープの途中(写真中央上)にあるオレンジ色の金具で、位置が自由になるけれど、力がかかると固定される留め具(これは600円ほど)。明日から使いましょう。

Rope and carabiner2020年12月09日 06:22

 シングル貼りもいよいよ上部に移りました。道具袋(金槌と釘とハサミを使用)も屋根の上です。縄梯子は使用せず、オレンジ色のロープ1本で屋根に上がります。
 道具袋は、止め金具のカラビナに引っかけてあります。上の方に見える白いロープが縄梯子ですが、このあと撤去しました。
 シングルは、最終的に見える部分が六角形になります。三角面の左右の端(棟)は、さらにシングルを重ねて貼るので隠れます。
 白いロープは80cmくらいで、下の部分を腰のベルトに固定して上がります。白いロープがぴんと張ることはありませんが、足が滑ったりしたら、そうなります。ロープの結び方をネットで調べて実践したのに、どうも違うような気がして、何重にもなりました。
 反対側の土台にロープの先を固定。この写真ではまだ縄梯子がありますが、こののち完全に撤去し、ロープだけで作業をすることにしました。最初からロープだけにすれば良かったのですが、屋根に上ること自体が恐怖で、精神的には縄梯子の方が安心感がありました。
 合間に、この人をシャンプーしました。それで膨らんでいます、