工作室から2017年03月04日 09:36

 南だれのところは、雪がなくなってきました。日差しの暖かい日が続いています。
 クライマクスですが、スライドバルブの再調整中に重大な欠陥が見つかりました。
 下の写真の左上のネジ穴の左に割れがあります。このため、このネジが効いていないのです。バルブチェストを圧着できず、蒸気が漏れます。これはシリンダブロックと一体なので直せません。ずらした位置に新たなネジ穴を開けるしかないでしょう。けっこう大変な工作になります。
 次に控えている、アメリカ型に改造されたアスターのフランク。これも、燃焼系にやや不安があります。
 アルコール焚きのこの機関車も走らせていません。アルコール焚きの日を決めて、幾つか一緒にトライしたいと思います。
 旋盤の軽度な掃除をしました。レールカーの駄目なエンジンのために働きましたが、無駄な仕事になりました。
 フライス盤も、ピストンバルブの加工で働きましたが、報われませんでした。でも、ときどき動かした方が使い方を忘れなくて良いと思います。

ミシカル#2シェイ2017年03月04日 13:34

 このシェイは、ボディは木製です。エンジンはオシレーチングのユニットを使用。台車やギアは自作です。明らかにミシカル2号機をモデルにしていますが、アキュクラフトの同機(15mmスケール、3フィートゲージを45mmにしているに比べるとサイズが一回り大きく、16mm以上あるように思えます。
 整備が終わったので走らせました。大変快調に走りました。ガスタンクはテンダにあり、その下にはラジコンの装置が収まるスペースがあります。キャブに乗っている2人のフィギュアも木製でかなり良い出来。ボイラとバーナも問題ありませんでした。
 同じ人が作ったと思われる1インチスケール(1/12)くらい大きなサイズのシェイ(エンジンはこの小さい方と同じ)もあるので、そちらも走らせるのが楽しみですが、鉄橋を潜り抜けることができないでしょう。
 木造橋付近。ここの雪ももうなくなりそう。やはり、今年は雪の少ない年だったみたいです。

ミシカル2号機シェイ2017年03月04日 14:44

 ミシカルというのは、ミシガン・カルフォルニア森林鉄道の略で、そこの2号機のシェイという意味です。
 この森林鉄道forest railwayというのは、たぶん日本でしか言わなくて、このままだと、自然保護の観光鉄道の意味になって、現在の(働いていない)森林鉄道には似合っていますが、本来の英語logging railwayを訳すなら、林業鉄道が近いかと。

A&Bレポート最新号アップ2017年03月04日 20:10

 ほぼ1年振りになりますが、A&Bレポートの最新号をアップしました。2016年のダイジェストになっています。
 主な話題は、木造橋の建設、ガーデントラック、ペダルカー、ジャイロモノレールなどです。