トラムとDL2014年04月12日 16:28

 毎日が多忙です。庭関係の仕事が多いためです。草取り、水やり、落葉、枯枝掃除、燃やしもの、などなど。夜は夜で、部屋の整理で時間を取られます。
 ホイットコムの列車は、今日から客車とカブースを連結してフル編成です。ゲストを乗せて走るためです。
 このトラムは、日本っぽいカラーリングですね。ドイツのものです。非常によくできていますが、プラ板で素人が製作したもののようです(中古品で入手)。2両とも動力はありません。Oゲージです。
 非常に安く購入しました(1万円以下)。動力があったら、10万円以上の値がつきそうです。走るようにするのは簡単だと思いますが、車輪がスケールなのか、薄すぎるので、交換したいところです。
 赤いDLもドイツ製。これは入れ替え用で、ドイツでは良く見かける車両に似ています。キャブがとても低いのが特徴。
 金属製で、非常に重く、どっしりとしています。Gゲージです。機関車にはモータだけがあり、後続車にバッテリィを載せてラジコンで走らせたようです。ギアとチェーンの駆動部もしっかりとしていて、相当な腕前のマニアが作ったものでしょう。
 後続車には、バッテリィの発熱を抑えるためか、換気扇が装備されています。

Baldwin Fairymead2014年04月27日 17:05

 Accucraftの新製品、ボールドウィンのFairymeadです。軸配置は0-4-2で、木曽ボールドウィンの原型といっても良い機関車です。イギリスで人気の7/8インチスケール(約13.7分の1)で、ゲージは45mm。つまり、2フィートゲージを縮尺しているわけです。このスケールは、一般の3.5インチゲージ(16分の1)よりも大きく、5インチゲージ(12分の1)に近い縮尺です。ナローゲージなので、Gゲージの線路にのってしまうというわけです。ようするに、HOゲージの線路を走る、On30と同じです。
 この機関車は、イギリスのナローの機関車よりも大きく(木曽森林でもボールドウィンは比較的大型でした)、当レイアウトの鉄橋をぎりぎり通過できました。ずっしりと重くて、持ち運びも大変です。トレーラを作ったら、たぶん人を引いて走れるでしょう。
 バルブギアは、スチーブンソン式で、ロッカ・アームを介してフレームの外側のスライドバルブを動かします。メカニズムは省略なくフル装備。リアの従輪はバネでかなりの車重を支持します。ただ、この大きさにしてはボイラは細く、容量も大きくはありません。
 圧力計、水面計、置換式給油機を装備。また、リアタンクは大きな水槽で、ハンドポンプがあります。ですから、ときどき給水をして走らせることになるでしょう。その分、ガスタンクは非常に大きく、長時間の運転が可能です。でも、今はスプレィタイプのハンディ給水器が一般的なので、この水槽はラジコン器機を入れるスペースにした方が良いかもしれません。水槽の上には蓋があるので、薪を載せると似合いそうです。
 走らせました。火力が強く、ボイラが小さいので、あっという間に圧力が上がりました。やはり、想像どおり、ときどきハンドポンプで給水する、という走らせ方のようです。20分くらい走らせましたが、まだガスがありました。
 作りもしっかりとしているし、ディテールや塗装も素晴らしく、しかも比較的安価です。ただ、限定生産なので、すぐに入手ができなくなると思われます。
 Accucraftでは、Hunslet、Emmaに続いて3機めの7/8インチスケールの製品です(というか、7/8インチスケールのライブスチームを発売しているのは今のところ同社だけ)。また、今後の予定を見ると、既に、Bagnal、Fornyが予告されています。楽しみですね。