レーマンのジャイロカー ― 2013年02月05日 11:40
一昨年の11月に入手したものと同じ、ドイツのレーマン社のジャイロカーを入手しました。写真で、下が今回入手したもので、塗装の色が違います。車両の下半分が赤ではなく黄色、そして台車もオレンジ色です。
今回も、アメリカで販売された製品で、アメリカの人から譲り受けました。前回入手したものは、欠品はないものの歯車が摩耗しているため作動しませんでしたが、今回のものは、状態が素晴らしく、完全に作動します。
裏面のパテントの記述を見ると、上の今回のものでは、1912年と1913年のパテントが1行ずつ左右に分けて書かれています。前回のものを下に並べましたが、これには1912年と1913年の記述が2行で書かれています。製造されたのは1913年以降だということになります。
100年まえのブリキのおもちゃが、こんなに完全な形で残っていることがまず奇跡的です(たぶん、ほとんど遊んでいない)。
「ジャイロモノレール」のカテゴリィにしていますが、これは、「ジャイロカー」です。レールの上は走れません。ゼンマイではなく、弾み車で、床をゆっくりと倒れずに走ります。壊さないように、なるべく動かさないで保存しましょう。
Aster Shayの初走行 ― 2013年02月08日 11:02
室内ではバーナもエンジンもテストを合格したので、外で線路の上を走らせることにしました。しかし、気温はマイナス8℃です。ガスタンクの周囲には温水を入れて、タンクを温めるようにしてあります。
レギュレータを締めておけば、3kg/cm2くらいで安全弁が吹きました。レギュレータを開けると、エンジンが動こうとしますが、すぐに圧力が下がってしまい、なかなか連続運転ができません。蒸気の発生量が少ないようです。
蒸気を溜めて、最大で4mほど、前後に走ることができました。メカニズムとしては問題ないようですが、やはり、火力不足です。この気温ではしかたがないでしょうか(ちなみに、プロパンが混入したカロリィの高いガスを使っています)。今日は風も強く、最悪のコンディションではあります。
そうそう、例のガスノズルの位置ですが、もう一度深くして固定しました。これでも、火は正常に燃えました。ということは、ノズルの掃除が効いたということです。新品であっても、詰まるときはすぐに詰まるわけで、炎が中に入らない症状が出たときには、まずはノズルをエアで掃除することが、一つのノウハウということでしょうか。
もう一台、Owainを走らせてみました。同じガスです。この機関車(下回りはAccucraft)は、ガスタンクが剥き出しで、水槽には入っていません。火力をかなり広範囲に調整できるように感じます。夏は弱で良く、冬は強にする、という具合に。ただ、この機関車も、さすがに今日は走るのがやっとです(6周ほどゆっくりと走りました)。貨車を沢山引けるような力強さではありませんでした。
Shayについては、もう少し暖かくなってから試しましょう。もっとも、暖かくなると、大きい機関車で遊んでしまう傾向があって、欠伸軽便では、このサイズのライブスチームはだいたい冬場がシーズンなのです。
トラックとバス ― 2013年02月17日 10:59
珍しい機関車 ― 2013年02月18日 08:38
中古品で入手した機関車ですが、マニアの自作品か、プロが作ったものか、どちらともいえない感じです。45mmゲージで、かなり柄が大きく、LGBと同じくらいです。しっかりとした作りで頑丈です。
ガス焚きでポットボイラです。シリンダやピストンバルブが、ヴィレスコのパーツです。これが特徴ですね。でも、ヴィレスコが作ったとは思えないので、パーツを利用して作られたものでしょう。
自作品だとしたら、上手に作られています。煙室などは、マモッドかなと思いましたが、サイズが違います。エンジンが小さいので、そんなに力はないでしょうね。暖かくなったら走らせてみましょう。
メーカ製なら、ネームプレートやメーカーズプレートがあると思いますので、試作品でしょうか。
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