Cタンク2機 ― 2012年06月02日 11:40
アスターの0--6-0タンク機を2両走らせました。
まず、パニアタンク。これは、今回初めて火を入れました。綺麗に再塗装されているので、しばらく飾ってあった機関車です。
フレーム内に2つのシリンダを持っている本格仕様で、走行も重厚です。
もう1両は、サイドタンク。この機関車は、単気筒のエンジンで、シンプルな機構が特徴。壊れにくいし、意外と厭きません。力はそれほどありませんが軽やかに走ります。
どちらも、ガス焚きで再登場してほしい製品です。少なくとも、ガス焚きへのコンバージョンキットがあると良いな、と常々思います。アルコール焚きは(不完全燃焼の場合)刺激臭がするのと、室内では危険なこと(屋外でも線路を溶かしたりする危険大)があり、初心者には向かないからです。
怪力電機 ― 2012年06月03日 11:16
農業機関車 ― 2012年06月09日 08:19
Monarch ― 2012年06月18日 10:56
イギリスのライブスチームモデルのメーカとして一時代を築いたMerlinの機関車で、Monarchといいます。サドルタンクの0-4-0。ガス焚き、45mmゲージです。中古品で入手しました。この機関車は、Mayflowerと共通のシャーシです。スタイルは完全に Hunsletで、小型工業用機関車といったところ。
キャブの屋根は取れません(リアの壁がネジ留め)。運転はラジコンで、キャブの下に大きな古いサーボが搭載されていました。1chで、前後進とスロットルを制御します。イギリスのプロポは日本やアメリカと違うため、日本の受信機と繋いでも作動しません。したがって、サーボを日本製に交換するか、イギリスのプロポを使うしかなく、しばらく走らせられません。マニュアルに改造した方が早いかも。
Merlinの機関車は憧れでしたが、ライブスチームが買えるようになった頃には、メーカがありませんでした。同社のAvonside、Majorにつづき、3台めの入線です。特に、古い雑誌やカタログを見て、この機関車が一番好みでした。待っていれば、いずれはやってくるものです。
Cricket ― 2012年06月25日 09:26
アメリカのロギングではけっこう有名な機関車で、Cricketと呼ばれているギアードロコです。プロトタイプは、Byers社の小さな機関車で、これは写真だとTボイラのようです。模型の方は、Berkeley Locomotive Worksが最初に生産し、1990年から1994年に130台が出荷されたそうです。その後、しばらく絶版となり、マニアが自作をしていました(クラブで共作されたこともあります)が、数年まえに、Westminster Locomotive Worksがmark IIとして再生産を始めました。このとき、赤い色を指定して予約したのですが、購入まえに同社が倒産してしまいました。昨年、Bellflower locomotive Worksがまたこのmark IIの権利を買い取って作り始めているようです。
今回中古品を入手しました。これは1994年に作られたもので、Berkely Locomotive Works製ですが、初期型がオシレーチングエンジンだったものを、ピストンバルブ式にした新型で、シリーズ2と呼ばれていたようです。
45mmゲージ、ガス焚き。1気筒エンジン、レギュレータ、圧力計、置換式給油機を装備。ギアダウンしているので、エンジンの回転に比べてゆっくり走ります。エンジンの反対側にフライホィールがあります。
昨日走らせようとしたところ、煙突の上で炎が燃えて、中に入りませんでした。バーナのノズルを掃除したら快調になりました(ノズルの穴は0.1mmくらいなので、電線をほぐして1本を使います)。煙室が密閉されていて、煙突内の排気管から水滴が中へ落ちると、一瞬で蒸発するため、このポップアウトでバーナがよく消えます。火の勢いを調整して、あまり煙室の方へ炎を出さないようにすると具合が良いみたいです。そういう調整に時間が取られ、動画を撮ったのは夕方でした。のちほどアップします。
Maxwell Hemmens Porter ― 2012年06月27日 17:08
古いSteam in the garden誌に広告があったので知っていたのですが、入手ができるとは思っていませんでした。てっきりアメリカのメーカだと思っていたMaxwell Hemmensですが、イギリスのヨークとのこと(テンダの銘板による)。
このPorterは、プロポーションは実機とかなり違いますが、可愛いデザインです。ほとんどフリーでしょう。
45mmゲージのガス焚き。ピストンバルブのエンジン、水面計、圧力計、置換式給油機、レギュレータ、逆転機などを装備しています。ガスタンクはテンダにあり、大容量です。サドルタンクは真鍮製で塗装されていません。キャビンはがっしりとした木製です。
驚いたのはボイラです。サドルタンクで隠されていますが、煙室の直径の1.5倍も太いのです。キャビンを見たときには、後部だけ太くなっている形状を想像しましたが、そうではなくストレートです。煙室ドアが開くので覗いてみると、ガスバーナのある煙管には、クロスの水管が通っていて、なかなか凝った作りです。
ボイラも太く、ガスタンクも大きいので、かなり長く走ることができます。バーナ音がとても静かです。中古品で入手しましたが、前オーナは、逆転機をサーボで動かし、ラジコンで運転していたようです。
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