MojoとBoxer ― 2011年06月01日 07:28
この機関車は、イギリスのArchangelというメーカの新製品、Mojoです。古いメーカで、だいぶまえにライブスチームの生産をやめていたのですが、最近昔の製品のリバイバル品を作りました。もともとは16mmスケール専門でしたが、この機関車は、キャブや煙突を高くした7/8インチスケールバージョンで、たぶんこれだけは昔はなかったものだと思います(雑誌などで見たことがないため)。
炙り式ボイラとアルコール焚き、1気筒で、スリップエキセン式。外側のシリンダはダミィです。昨日は風が強くて屋外の走行は断念し、工作室で車輪を浮かせてテストをしました。動力に問題はなかったのですが、塗装がラッカみたいで、熱で柔らかくなります。軍手で持つと、跡がついてしまうくらい。いずれは、ウレタンかエナメルで再塗装をしないといけないかも。おそらく、懐古的な意味で作られた製品なので、飾っておくべきものなのでしょう。
BrandbrightのBoxerですが、レベルの高い製品でした。説明書にも珍しく立体図があり、パーツの設計や精度も含めて、タミヤ製品だと言っても通るくらいです(褒めるのはこれで最後にします)。
フォルムとしては、やや大柄なのが気になります。ギアモータの収まりのために、このサイズになったものと想像します。キャブを高くして、7/8インチスケールに改造したらちょうど良いでしょう(それを狙ったキットだったら完璧ですが)。
Mojoの動画 ― 2011年06月06日 19:52
Russell ― 2011年06月22日 14:40
Russellの走行シーン ― 2011年06月22日 18:04
RoundhouseのRussellを走らせました。Narrow Gauge Worldの最近の号で特集されていましたが、近頃イギリスで人気を集めている機関車だそうです(模型ではなく実機が)。モデルは、さすがにRoundhouseという走りっぷりでした。水面計やチェックバルブがないので、最初に水位に注意して水を入れ、15分くらいでガスバーナを止めました。火を消しても、その後コースを3周も走りました。前後の尾輪に上手にバネを利かせ、安定した走行を実現しています。やや大柄ですが、ゲージは32mm。クロスヘッドにコンビネーション・レバーをダミィで付けていて良い感じです。このメーカは、ラジコン装備の完成品をずいぶんまえから出していて、この点でもAccucraftより一歩リードしている感じがします。
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