Broken semaphore signal2022年11月01日 06:00

 腕木信号機の修理をするため、工作室へ運び入れたところ。メカボックスを開けてみました。
 10年ほど経過していますが、密封されているので中は綺麗です。回路などに異状はありませんでした。
 腕木を動かすリンケージの先のプラスティックが割れていました。この部分は、ラジコン飛行機のパーツを使っていますが、5年ほどしかもちません。交換するのは2回め。
 また、線路に取り付けてあるマグネットセンサも作動が不安定になっていることが判明。上が古いもの、下が新品。こちらも交換することになりました。四角のアルミは、センサを取り付けるための金具です。

Restored semaphore signal2022年11月02日 06:00

 ブロアをかけるまえはどのような具合かを示した写真。これがほぼ1日の落葉の量。落葉率は20%くらいでしょうか。まだ落ちていない葉が80%。
 芝生はブロアではなく、レーキで掃き掃除しました。
 昨日からの続き。信号機の基礎は、レンガ3個をモルタルで固めたもの。これに、アンカネジでベニヤ板を留め、そのベニヤ板にパイプを立てる金具を取り付けていました。今回そのベニヤが(塗装はしてありましたが)朽ち果てていたので、1cm厚のアクリル板を使いました。耐久性なら問題ありませんが、信号機に人がぶつかったりしたとき、割れる可能性があります。エンビの方が良さそうですが、手持ちがありませんでした。
 リンケージとマグネットセンサと基礎の板を取り替え、また、腕の部分の赤を再塗装して、復帰しました。これは8号信号機です。基礎の板は、これ以外の信号機でも腐っているものが見受けられるので、順次別の材料に交換していくつもりです。アルミ板かエンビ板が良いでしょう。

Leaf cleaning and illumination at night2022年11月03日 06:00

 ブロアをかけている途中の写真を撮りました。今日も2時間ほど作業。
 まだ落葉が少ないので大したことはありません。来週くらいからが本番でしょう。
 毎日夕食後に庭園をみんなで散策する習慣なので、方々にイルミネーションライトを設置しています(そうしないと、完全な闇なので)。駅舎にも室内灯を付けました。左のライトは陸橋です。いずれも太陽光発電で蓄電して暗くなると点灯します。駅舎のライトだけはリモコンで付けたり消したりできます。犬たちは七色に光るリングを付けています。
 こちらは、カファの照明の具合。ドアを開けて駅長が内部を確認したところ。

Burning fallen leaves2022年11月04日 05:45

 40号機が運行。その後、なにも進んでいません。
 陸橋を潜ろうとしています。この上の枝が黄色や赤になり始めています。
 落葉をブロアで集め、袋に入れて運び、ドラム缶で燃やします。燃やす時間はあっという間。大変なのはブロアかけと重い袋を運ぶ作業。
 陸橋の上の葉を撮影。 

Station master and Assistant station master2022年11月05日 06:20

 駅長と助役がパトロール。
 樹の葉が黄色になり、落葉も増えています。毎日ブロアをかけて掃除をしています。
 ウッドデッキでお座り。デッキは2段になっていますが、これは低い方。右に少し高い方が見えています。
 今日は留守番をしている2人。大人しいのは、置いていかれて意気消沈しているから。

Carpet of fallen leaves2022年11月06日 06:20

 ブロアをかけるまえの写真を撮りました。風が吹けば半日でこの状態になります。落葉率は30%を超えました。
 一方、焼却率は15%くらいでしょうか。夜の雨が少ないほど燃えやすいので助かります。
 この頃は、朝は氷点下。既に屋外の水道は水抜きをしてあります。最高気温は10℃くらい。
 葉が落ちて、日差しが届くようになるため、毎年11月は暖かいイメージです。4枚の写真で、線路が見えなくなっていますが、駅長はだいたい線路のあるところに立っています。

Railbus in the autumn garden2022年11月07日 06:00

 カフェ付近。日当たりの良い場所なので、黄葉が早いようです。
 トンネル付近。こちらは、まだ葉が緑。庭園内で南と北では、数日違いがあります。落葉率は35%くらい。
 ブロアで線路付近の落葉を吹き飛ばしたあとの運行でした。
 ヤード近辺はブロアの成果が顕著。落葉がほとんどありません。

Trees with orange leaves2022年11月08日 06:15

 線路のところだけ緑なのは、ブロア車が走行したあとだからです。全体的なブロアをかけていない、ということ(そろそろ量的に無理なため)。
 オレンジ色の葉が綺麗です。これはモミジだと思います。すぐに散ってしまうので、数日しか楽しめません。
 レールバスが運行。落葉率はそろそろ40%に達しようかというところ。
 焼却率は30%以下なので、地面に沢山(10%以上)残留していることになります。

Repair of the oldest semaphore signal2022年11月09日 06:00

 最古(14年まえに製作)の腕木信号機、現在の4番機で、もちろん現役。どうも動きが不安定なので、室内で検査と修理を行なっているところ。
 これは、信号機のテストをするための装置(ケースはタッパ)。デジタル表示は電圧。赤と緑のボタンを押して、信号機の作動をチェックします。むこう側に切替えスイッチがあり、この4番機についてのみ、特殊な検査を行うようになっています。ほかの13機はこの4番機ほど複雑ではありません。
 4番機が特殊なのは、エリア内への進入で作動する以外に、平面交差(クロッシング)での衝突を回避する役割を担っているため。2つの処理系列で作動し、どちらかが赤を指示した場合、もう片方が青を指示しても無視する回路になっています。つまり、片方で赤になった場合、それを解除するは同方の青であり、もう一方で赤にした場合は、そちらの青でしか解除できない、という安全処理を行います。このために、6Pリレィを5つ使って処理をしているのです。下の回路図がそれを示しています。修理するときに、しばらくこの回路図を眺めて思い出さないと何が何なのかさっぱりわかりません。
 こちらは、各信号機どうしのリンクを示した回路図。中央(やや右上)が4番機で、他の信号機からの線が集まっているのがわかります。この図は、全体の1/2(以下)を示しているもの。実際には14機の信号機があります。

Yellow forest2022年11月10日 06:00

 バックの森が黄色く光っています。内側から見ると緑でも、外側は黄色。日が当たるところから黄色になるようです。
 紫陽花はこのとおり。毎日掃除をして燃やしていますが、つぎつぎに降り注ぐ落葉。
 こちらは、針葉樹の森ですが、広葉樹も少し混ざっているので、落葉は普通にあります。
 ブロアで集めた落葉がこの辺りにあって、焼却を待っています。運行はレールバス。