PIKO BR 1032018年11月17日 12:18

  E03あるいはBR103(BRはドイツ語でNo.のこと)と呼ばれているドイツの機関車です。小学生のときに、最初に買ってもらったNゲージがこれでした(当時8000円)。それ以前から、HOゲージは持っていて、Nゲージは初めてだったのです(当然、日本の車両は未発売)。
 同機は、HOゲージならば製品がありますが、どうせなら大きいものが欲しいと思っていました。でも、メルクリンの1番ゲージは30万円くらいします。今回、PIKOがGゲージで発売したので購入しました。8万円くらいでした。
 同じ45mmゲージですが、メルクリンの1番ゲージ(32分の1)より一回り大きく、迫力があります。でも長くはなっていないデフォルメです。メルクリンはダイキャストですが、こちらはプラスティック。本来はメインラインの機関車です。メルクリンがスケールどおりですが、それをGゲージにしてナローに無理やりしているわけです。スカートで車輪が見えないから、ほとんど気になりませんが、一番の違いは長くないことでしょう。それでも、全長72cmあります。重さは4.2kg。
 パンタグラフも相対的に大きく感じます。この機関車は、0-6-6-0の軸配置で、モデルは4軸駆動になっています。下の写真の方が前で、顎のあたりはスカートがあります。
 こちらがリアで、スカートは取り外され、LGBのカップラが出ています(写真では蔭で見えにくい)。まだ、手摺りなどの細かいパーツを差し入れていませんので、ところどころに穴があいています。
 前には、キャブに運転手らしき怪しいおじさんが座っています。両腕を持ち上げているのが、不自然です。
 台車は良くできていますが、やはりナローになっているな、とわかります。車輪はすべてフランジがあり、横動を許す機構でカーブに対処。集電シューもLGBの仕様。
 タマゴのような色と形で、人気のある機関車でしたが、既にレトロになりました。