ジェットエンジン始動2018年07月22日 09:40

 昨日の写真では付いていませんでしたが、AD67にエアホースが付きました。どこかわかりますか?
ここです。連結器(を取り付ける穴)を避けて、少しサイドに寄りました。実物は、連結時にお互いの車両でこのホースをつなぎ合い、ブレーキが連動するようにします。そうすることで、機関車側から、貨車や客車のブレーキがかけられるようにします。7.25インチゲージクラスになると、実際にこの機能を備えた車両も見かけます。長い編成を引くときはこれがないと安全に走れません(日本では、長い編成を引くようなレイアウトがないので問題にならない?)。
 昨日、電子関係の点検が終わったので、今日はジェットエンジンを始動しました。1年振りくらいですか。下の写真のように、ボディは大型トラックのように前傾するようにできています(内部に乗り込むときもこうします)。
 後部のジェットエンジン部。中央の円筒が、灯油のタンク(約3リットル)。中央の箱が、エンジン制御関係の電子機器や、燃料ポンプ、バッテリィなどを格納。右の赤いのがエンジン本体。
 エンジンは熱くなるので、ボディの外に取り付けられています。見えませんが、始動時はセルモータで回転させます。始動はコンピュータによる全自動。昔の模型ジェットエンジンは、プロパンバーナやコンプレッサが必要でしたが、今はなにもいりません。スイッチONでかかります。飛行機の場合、空中でも再始動できます。エンジンの重さは約1kgですが、静止推力が15kgあります。これが4つ背負えばば、鉄人28号のように人間を垂直に持ち上げることができます。アイドリングが5万rpm、フルスロットルが15万rpmです。
 ヘッドライトを点けたところ。下にある蝶番で、ボディが前傾します。エンブレムは、バットマンのもの。
 ローアングルで撮ると、4軸(8車輪)のボギィ車だとわかります。ブレーキは4軸均等に作動。停車時のパーキングブレーキとなるロック機構も装備。
 エンジンは問題なく始動しました。このエンジンの音が聞きたい人は、こちらに動画がありますので、ご覧下さい。