Tasmanian K1 Garratt ― 2018年05月24日 10:20
Accucraftの新製品、Tasmanian K1 Garrattが届きました。16mmスケール、ガス焚き、ゲージは45mmと32mm共用、ラジコン仕様です。見事な出来映えのモデルといえます。
ガーラットとしては大変小型です。急カーブに対応するため、前後の走り装置が首を振ります。水槽は前後にあり、ボイラは中央に1つ。このモデルは、色が薄いグレィで、その点でも珍しい。モデル化が難しく、製品化は初だと思います。Garden Railway Specialistsから購入。
下の写真が前部(反対側から)。シリンダは後ろにあります。前部の水槽はダミィ。斜めに出ているのは砂箱。ワルシャートのバルブギア。
後部は、シリンダが前。キャブと水槽は(引っ付いているように見えますが)離れていて、ここで首を振ります(キャブ内へ水槽が入り込む構造)。キャブの前からステップで降りるのですが、現在まだディテールパーツを付けていない状態です。
ディテールはシャープ。塗装もシックです。ラインは白と濃いグレィ。安全弁は2機。窓は回転します。
前部の下部。ラジコン仕様なので、前後の逆転ギアのリンケージが取り外され、独立したサーボで切換えをするようになっています。そのため、すっきりしている感じ。
後部の下部。こちらも同様。
中央下部にプロペラシャフトが通っていて、本来はこれで、前後のギア切換えを伝動しますが、今はダミィとなっています。手前はディテールパーツ類。
マニュアル仕様の場合、実機同様に、これらのギアを使って、逆転のリンケージをします。ユニバーサルジョイントなどもあって、機構的には面白いのですが、ラジコンでは不要となります。ちょっともったいない気もします。
後部の水槽の上には、石炭が載ります。キャブの屋根は横に開きます。水槽には大きなガスタンクがあり、水に浸かるようになっています。
石炭の代わりに、このように水槽だけにするパーツも付属(ラジコンの受信機が見えてしまいますが)。こうすると、ガスのバルブがいつでも操作できます。
キャブ内部。ボイラはツイン・バーナ。(透明の)小型サーボはレギュレータ用。給油機は置換式が1機。水面計、圧力計を装備。逆転のサーボは、前後の下部に1機ずつ。受信機用バッテリィは、ボイラの下部(火室)に収納。この写真は、左が前です。ポップアップ用の栓も付属していましたが、今は標準のものがついています。レギュレータの下に丸いハンドルが見えますが、これがマニュアルの場合のリバースです。
近々、走行させたいと思います。
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