クラシック列車2014年12月17日 10:02

 Adlerについてきた客車のレストアがだいたい終わりました。すべての車両が全金属製でずっしりと重く、客車1両でも機関車よりも重いかもしれない、という車両もあります。人形もホワイトメタルなので重いのです。
 下の写真の屋根のあるオープンな感じの客車が実機の写真にも出てきましたね。人形が頭を下げて窮屈そうに乗っている様子も同じです。
 この緑の車両は、馬車のように御者が乗る席が屋根の上にありますが、前方確認のためでしょうか。車掌かもしれません。馬に引かせていた鉄道車両をそのまま使ったとか。
 こちらは、窓が閉まるタイプ。この車両にも前に御者席があります。ドアはすべて蝶番で開けられる構造で、ノブを捻ってロックすることができます。大梁の先がバッファになっていますが、このような歴史で、現在のバッファになったわけですね。
 上が黒い客車は、イギリスのロケット号の客車のカラーリングに似ています。そういえば、ロケット号も黄色ですね。ちなみに、シャーシのフレームの大梁だけが木製です。どうして、すべて金属にしなかったのか不思議です。なにかの拘りでしょうか。
 機関車は、レギュレータがなく、圧力が上がったら前進します。エアテストでは良好。でも、これだけの重い客車を全部引けるかどうかは微妙なところです。
 新品でどれくらいの値段で売っていたのでしょう。たぶん、機関車が20万円くらいで、客車は1つ5万円くらいかな、と想像(中古ジャンクでその1/5くらいで購入)。客車がこんなに揃うと、アスターのサンダーボルトを買っておけば良かったな、と少し思いました。あと、今年Regnerが出した1番ゲージのロケット号も欲しくなります(既に売切れで、中古を待つとか)。